不幸病気にあったとたんに、忘れ物をしたように、物事がうまくはこんだこと、健康を思いださせるものです。
しかし考えてみると、さまざまな苦しみ悩みがあるからこそ、幸福健康へのあこがれが生まれ、努力するエネルギーに恵まれます。
しかも不幸は、ほとんどが、人間関係のほころびや破れから来るものです。
「ありがたいこと」「このぐらいで」とか、合掌で受け止められるくらいの謙虚さが身に付けば、
ただちに修復されるもの。
〈禍福は、あざなえる縄のごとし〉(かふくは、あざなえるなわ)
この例えは、不幸病気が長続きしないことを示しています。
テレビで、小五の子供がこんなことをいってました。
お母さんの味噌汁は、元気で明るく笑い、やる気がでます。
心が暖まり、家族を思い出させてくれます。
未来にまで、この思いを残したい。
大人も子供も、願いはひとつ。
足らないのは、
〈なにがあっても、ありがとう〉の感謝の受け止めでしょう。