30#9#1 沿革3回目
西国33箇所の巡礼の旅
前回までは、亀岡から京都に向かう山道で、樹海にはいり、危うく命をおとすところを、〈亡きご両親の遍路に導かれ〉事なきをえました。
そして、神戸をでて、9年間の道のりは、自分ひとりの努力と思っていたのが、亡きご両親の守りのわざがあればこそ。
〈自、他力一如〉の慈悲をさとり、9年の感謝から、〈運命、不可解のなぞ〉解明へ、不退転の決意かためました。
旅路は、兵庫県、京都府、大阪府、和歌山、さらに、三重県へと延びて参ります。
この間、相変わらず、〈神社の床下、橋の下、墓地の墓石を枕にやすまれました、〉〈とくに、墓地は、静かで、良く寝ることができた〉と後に語られています。
さらに、道中、《伊吹山では、遍路強盗にあい、宮津では、宿の女中に、乞食扱い、三重県松坂では、結婚式の親代わりを依頼される》など、事績は枚挙のいとまがありません。
そこで、代表的な事績として、《三重県、熊野市、木の本、有馬》を語ることにしましょう。
明日を楽しみに、やります!