朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

言葉にしなければ

2007-03-22 09:30:14 | 稽古
あるまじき行為です。
前日のおでかけに、エナメルを塗ったままの爪。
取るのをわすれ、そのまま稽古に。

挨拶をし、
先日の娘のお免状のお礼。

そして、稽古。
準備を始め・・・
「先生、ごめんなさい。爪をそのままにしてきてしまいました。」
と、素直に。
「いいのよぉ。黙っているとそのまま知らないのかと思ったり、非常識だと思ったりしますけど、そうやって自分から言って、わかっているなら何の問題もないのよ。」
とお許しの優しい言葉。

上の娘も帰ってきているので、一緒にお稽古に。

その娘に、そのことについて、そして一言がどんなに大切なものなのかを、
分かりやすく、納得のいくように、
お話してくださいました。



お手前を習うのはもちろんのこと、
稽古をするということは、
そういった様々なことを広く深く学んでいくことに、
一番の意味があるのだと、常々思います。
所作を身につけるということは、
そういった気遣いを自然と身につけることに繋がるのだと、
娘にお話してくださる先生の話に、
今一度身が引き締まる思い。

日々精進なり。



何事も無駄になることはない。
身につけたものほど、
大きな財産はない。






言葉にしなければいけないこと。

言葉にしてはいけないこと。



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