美容外科医の眼 《世相にメス》 日本と韓国、中国などの美容整形について

東洋経済日報に掲載されている 『 アジアン美容クリニック 院長 鄭憲 』 のコラムです。

血管・リンパの病気 (内科) 12

2008-03-31 08:47:07 | 医学用語集
動脈硬化症

動脈の内腔が狭くなる,変質して弾力性が失われ,動脈硬化がおこり,血液が流れにくくなる病気。
【原因】
危険因子には,高血圧,高脂血症,糖尿病,喫煙,ストレス,運動不足,体質などがある。
【症状】
動脈硬化が進行し,血流がストップすると,その動脈から血液をもらっている組織・臓器は壊死に陥り,この状態を梗塞という。梗塞が,心臓の動脈におこると心筋梗塞,脳の動脈におこると脳梗塞になる。そのほかにも,腎梗塞や下肢壊疽になる場合もある。
【治療と対策】
生活改善,危険因子の除去,食事療法(動物性脂肪・糖分を控え、たんぱく質・食物繊維をとる、飲酒を適度に)、運動療法、薬物療法などが必要となる。



脳貧血

【原因】
長時間立っていたりすることで一時的に脳への血液が不足し気を失う、顔面蒼白、脈の低下、眩暈などを起こす。血圧の低い人に起こりやすい。湯船から上がった時、水分の不足時、精神的動揺なども原因として挙げられる。



白血病

骨髄,脾臓などの血液を作る器官で白血球系細胞が無制限に増殖する病気。造血器のがん。
【原因】
原因は不明だが,ウイルス感染,放射線の照射,発がん性のある薬物や有機溶媒,遺伝的な因子があると言われている。
【症状】
急性白血病では,疲れやすさ,動悸などの貧血症状や,発熱,寝汗などがおこる。また,歯ぐきや鼻,皮下で出血しやすくなる,胸骨を軽くたたくと痛む,リンパ節が腫れるなどの症状もおこる。慢性白血病では,徐々に発症し,胃潰瘍を合併することが多く,脾臓の腫れもみられる。
【治療・対策】
抗白血病剤,骨髄移植などが行われる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血管・リンパの病気 (内科) 11

2008-03-31 08:45:52 | 医学用語集
静脈瘤

静脈に血液がたまり,こぶのように膨れ上がる病気。下肢動脈瘤や食道静脈瘤が代表的なもの。
【原因】
静脈の弾力や強度が低下し、静脈の合流点などで血管が膨らみ広がることにより起こると考えられる。妊娠中に見られることが多いのも特徴。
【症状】
静脈部分が隆起して見えるだけでなく、疲労感やむくみ、痒み、痛みなどを伴う。
【治療・対策】
弾性ストッキングによる保存療法、静脈に血栓を作り固める静脈硬化療法のほか、ストリッピング手術(静脈抜去手術)や、レーザー治療などで改善を図る。妊娠中にできる静脈瘤は自然と消えることが多い。



高安病(脈なし病 , 大動脈炎症候群)

【原因】
大動脈に炎症が起こり、内腔が狭くなったり拡張したりするように感じるため。国の難病に指定されている。
【症状】
めまい、視力障害、失神発作、指の冷感、上肢疲労感など。
【治療・対策】
副腎皮質ステロイド薬やアスピリンといった抗炎症薬を服用して悪化を防ぐ。



大動脈炎症候群(高安病 , 脈なし病)

【原因】
大動脈に炎症が起こり、内腔が狭くなったり拡張したりするように感じるため。国の難病に指定されている。
【症状】
めまい、視力障害、失神発作、指の冷感、上肢疲労感など。
【治療・対策】
副腎皮質ステロイド薬やアスピリンといった抗炎症薬を服用して悪化を防ぐ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血管・リンパの病気 (内科) 10

2008-03-31 08:44:40 | 医学用語集
バージャー病(ビュルガー病 , 閉塞性血栓性血管炎 )

四肢の動脈,静脈に炎症がおこり,血栓ができて,血管の内腔をふさいでしまう病気。20~40歳代の喫煙男性に多くみられる。
【原因】
原因は不明だが,外的な力による血管の障害,タバコによる血管内皮の傷害,血液凝固機能亢進などにより血栓が形成されると考えられている。免疫反応異常が関与しているとも言われている。
【症状】
血液不足状態から,皮膚が蒼白,冷たくなり,時間とともにうっ血(血液がたまる),発赤があらわれる。慢性化すると,赤紫色(バージャー色)になる。進行すると,歩行時の足の痛み,潰瘍や壊死が生じる。
【治療・対策】
禁煙、手足の保護・保温、薬物療法、運動療法が行われる。



ビュルガー病(閉塞性血栓性血管炎 , バージャー病 )

四肢の動脈,静脈に炎症がおこり,血栓ができて,血管の内腔をふさいでしまう病気。20~40歳代の喫煙男性に多くみられる。
【原因】
原因は不明だが,外的な力による血管の障害,タバコによる血管内皮の傷害,血液凝固機能亢進などにより血栓が形成されると考えられている。免疫反応異常が関与しているとも言われている。
【症状】
血液不足状態から,皮膚が蒼白,冷たくなり,時間とともにうっ血(血液がたまる),発赤があらわれる。慢性化すると,赤紫色(バージャー色)になる。進行すると,歩行時の足の痛み,潰瘍や壊死が生じる。
【治療・対策】
禁煙、手足の保護・保温、薬物療法、運動療法が行われる。



閉塞性血栓性血管炎(ビュルガー病 , バージャー病 )

四肢の動脈,静脈に炎症がおこり,血栓ができて,血管の内腔をふさいでしまう病気。20~40歳代の喫煙男性に多くみられる。
【原因】
原因は不明だが,外的な力による血管の障害,タバコによる血管内皮の傷害,血液凝固機能亢進などにより血栓が形成されると考えられている。免疫反応異常が関与しているとも言われている。
【症状】
血液不足状態から,皮膚が蒼白,冷たくなり,時間とともにうっ血(血液がたまる),発赤があらわれる。慢性化すると,赤紫色(バージャー色)になる。進行すると,歩行時の足の痛み,潰瘍や壊死が生じる。
【治療・対策】
禁煙、手足の保護・保温、薬物療法、運動療法が行われる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血管・リンパの病気 (内科) 09

2008-03-30 08:43:18 | 医学用語集
鉄欠乏性貧血

赤血球内のヘモグロビンの量が正常よりも減る状態になること。
【原因】
月経や妊娠・出産に伴う出血,食品中の鉄分の不足,胃腸での鉄分吸収不足などによりおこるものが多く,その他に胃腸のがんや子宮筋腫などによりおこるものもある。
【症状】
からだがだるく,寒さを強く感じるようになる。心臓や肺に負担がかかり,ちょっとした運動で動悸や息切れがおこる。進行すると,皮膚や粘膜の赤みがなく,黄色みを帯びてきたり,下肢のむくみや微熱が出ることもある。
【治療・対策】
鉄分を多くとる,胃下垂などで胃腸の弱いヒトは胃腸を丈夫にするなどの予防,必要に応じて鉄剤の内服や他の臓器の治療が必要である。



動脈瘤

動脈の壁の一部分がこぶのように膨らんでくる病気。脳動脈瘤が代表的なもの。



肺血栓塞栓症(深部静脈血栓症)

【原因】
飛行機などへの長時間の乗車(エコノミークラス症候群)や妊娠、手術、悪性腫瘍などが誘引となって静脈に付着した血栓が肺に流れ込み肺栓塞症を引き起こす病気。血栓の出来やす体質、血流速度の低下、などが原因となる。
【症状】
発疹や痛み等の静脈炎の症状を伴わずに進行するため発見が遅れやすい。足のむくみや皮膚の発赤が見られることがあるが、約半数は無症状と言われる。肺血栓症は呼吸困難や胸痛を伴い、最悪の場合、死に至ることもある病気であり注意が必要である。
【治療・対策】
血栓の生成を予防する為には、長時間同じ姿勢のままで寝たり座ったりせずに体を動かしたり脚のマッサージしたりすることが大切である。サイズの合った弾性ストッキングの使用や、抗凝固療法が行なわれる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血管・リンパの病気 (内科) 08

2008-03-30 08:42:14 | 医学用語集
腎性貧血

【原因】
腎臓から分泌される、赤血球の産生を促進させ、成熟させる働きのあるエリスロポエチンというホルモンが、腎機能低下により、分泌されなくなるため。
【症状】
疲れやすい、息切れ、動悸、めまい、頭痛、顔色が悪いなど。
【治療・対策】 
赤血球を通常通り産生させるために、良質の蛋白質、ビタミンB12、葉酸、鉄分などをしっかり摂取する。



成人T細胞白血病(ATL)

【原因】
これはヒトT細胞ウィルスI型というTHTLV-Iによって感染し、T細胞が腫瘍化した白血病のことである。
【症状】
皮疹、全身リンパ節腫脹、肝・脾臓の腫大
【治療・対策】
主に化学療法、最近は造血幹細胞移植による治療



多血症

血液中の赤血球数やヘモグロビンの量が多くなる病気。
【原因】
骨髄の造血細胞が腫瘍性に増殖しておこる場合と,造血量を調節するホルモンの分泌が増加しておこる場合がある。
【症状】
頭痛,皮膚のかゆみ,顔面や白目の充血,視力障害,脾臓の腫れなどがおこる。脳梗塞,高血圧,痛風,消化性潰瘍がおこりやすくなる。
【治療・対策】
多血症の種類により治療は異なる。瀉血や化学療法,放射線療法を行う他,腫瘍があれば摘出,心臓病であれば手術を行う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血液・血管・リンパの病気 (内科) 07

2008-03-30 08:40:47 | 医学用語集
深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群 , ロングフライト症候群)

【原因】
飛行機を始め長時間乗り物に乗っている時に起こる肺血栓症(深部静脈血栓症)。特に飛行機は気圧が低く血栓ができやすいと言われる。体を動かすスペースの少ないエコノミークラスの席で比較的多く見られることから、エコノミークラス症候群と言われるが、実際にはどんな座席でも起こる。
【症状】
脚のむくみや呼吸困難、息切れなど。歩き始めた時に、脚の静脈に出来た血栓が肺などの血管に詰まって起こる。
【治療・対策】
長時間同じ姿勢でいることにより血流速度が低下し血栓が出来やすくなるのが原因であるから、適度に体を動かしマッサージなどをすることが予防になる。水分補給や深呼吸をするなども良いと言われる。



静脈炎

【原因】
静脈炎とは静脈が炎症を起こすことで、局部への刺激や静脈内または静脈近辺の感染そして血液凝塊によって引き起こされる。
【症状】
患部の腫れと痛み、皮膚の発赤、炎症など



静脈血栓症

【原因】
血液の流れが滞るか、血管内膜に問題がある場合におきる病気のこと。血液が固まりやすくなる傾向にある人に多く生じる。下肢に発生しやすい。
【症状】
脚の筋肉のつりから始まり、ひどくなると腫れをともない痛みが生じる。血栓が脚から流れ出て、肺の血管に詰まると、肺塞栓症を起こす可能性がある。
【治療・対策】
血の凝結薬や血栓を溶かす薬などで治療する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血液・血管・リンパの病気 (内科) 06

2008-03-29 08:39:30 | 医学用語集
高プロラクチン血症

【原因】
脳下垂体から放出されるプロラクチンと呼ばれる刺激ホルモンが異常に産生されるため。一般的に、脳下垂体に腫瘍がある場合、流産後や人工妊娠中絶後、に発症するケースが多いが、直接的な原因がわからない場合もおおい。
【症状】
卵巣での排卵が抑制され、生理が止まってしまう。プロラクチンの分泌がさらに増えると、出産せずに母乳が出るということがある。また、頭痛や吐き気、さらには視界の悪化といったような症状が自覚的にあらわれる。
【治療・対策】
一般的に高プロラクチン血症に対しては、パーロデル、パロラクチン、テルロンなどを投与する。



再生不良性貧血

骨髄の働きが衰え,赤血球が十分に作られないためにおこる貧血のこと。
【原因】
先天的な造血機能不良や,血球のもとになる細胞が減ってしまうためにおこる。自己免疫疾患による場合もある。そのほか,薬剤,化学物質,大量の放射線,肝炎ウイルス感染などの原因が考えられる。
【症状】
だるさなどの貧血の症状のほかに,皮膚,歯ぐき,鼻などから出血しやすくなったり,内出血によるあざができやすかったり,注射したあとの出血が止まりにくかったりする。発熱やのどの痛みなども現れてくる。
【治療・対策】
輸血や、骨髄移植、免疫抑制療法などを行う。



食道静脈瘤

食道の粘膜の下にある静脈がこぶ(瘤)のように膨れて、蛇行する病気。
【原因】
食道静脈瘤は門脈圧がその発症におおきく関わっている。すなわち、門脈圧が高くなると門脈を流れる血液が大静脈系を流れる傾向にあるため、食道の静脈に血流が集中し、食道下部や胃の入り口の静脈が腫れてこぶをつくる。このこぶこそが、食道静脈瘤と呼ばれ、出血が頻繁に起きる。肝硬変症が原因となることが多い。
【症状】
瘤がやぶれると多量の出血をし、吐血、下血が生じ、、腹水がたまる、意識障害などの症状が見られる。手当てが遅れると出血性ショックをおこして死亡することもある。
【治療・対策】
内視鏡から静脈瘤に針をさして硬化薬を注入する。また、静脈瘤に輪ゴムをかけて縛って除去する手術など。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血液・血管・リンパの病気 (内科) 05

2008-03-29 08:38:13 | 医学用語集
下肢静脈瘤

下肢の皮膚に近い静脈(表在静脈)に血液がたまる病気。静脈瘤の中でも最も良く見られる病気である。
【原因】
静脈の弾力や強度が低下することで血管が膨らみ広がってしまう。下肢の静脈には静脈血の逆流を防ぐ為の静脈弁がついているが、これが機能しなくなることも静脈瘤を悪化させる。長時間立ち続けることによる影響や遺伝的素因もあると言われている。
【症状】
下肢静脈瘤が出来た部分の皮膚が隆起して見える。自覚症状のない場合もあるが、疲労感や痛みを伴い悪化すると静脈炎や出血、皮膚の潰瘍が生じることもある。
【治療・対策】
軽度の場合、弾性ストッキングを履くと症状の進行を抑える効果があるとされている。静脈瘤が出来てしまった場合には、手術によって取り除くか、静脈を詰まらせてしまう静脈硬化療法、レーザー治療などで改善を図る。



起立性貧血

【原因】
起立性貧血とは、たちあがったときに最高血圧が20mmHg以上低下するため、瞬間的に貧血の症状を起こすという病気のことである。
【症状】
切れ、動悸、めまい、頭痛、顔色が悪いなど
【治療・対策】 
貧血を改善するためには、血中の鉄分不足を補うための鉄剤の投与が必要である。また、造血を促進させるための副腎皮質ステロイド薬やたんぱく同化ステロイド薬が用いられることもある。



血友病

血液中にある,出血したときに血液を固めて止血する物質の欠乏や異常のために,止血しにくくなる病気。
【原因】
遺伝性の先天性疾患。
【症状】
普通は出血しない程度の些細な外傷で出血する。出血は,関節内や筋肉内などの身体の深部に繰り返しおこるという特徴がある。出血すると,凝固因子を注射で補わなければ止血されない。
【治療・対策】
欠乏している凝固因子を静脈注射で補う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血液・血管・リンパの病気 (内科) 04

2008-03-29 08:35:37 | 医学用語集
静脈

【部位・構造】
静脈は末梢から血液を集め心臓に向かって走る脈のことで、心臓から出たか動脈が毛細血管となって前身を巡ったあとに心臓に戻る血管のことである。静脈は動脈に比べると、壁が薄く、筋は未発達である。
静脈は浅静脈と深静脈に分かれ、前者は皮膚と筋膜との間を走るものであり、一方後者は動脈に伴行する脈のことをさす。
動脈よりも皮膚により近いところに存在しており、通常皮膚の下に見える血管は主に静脈である。動脈に比べて血圧が低く、血栓が出来たり血管が詰まりやすく、深部静脈血栓症や静脈瘤などが起こることがある。特に脚についている静脈弁(逆流を防ぐ弁)が壊れるなどして起こる下肢静脈瘤は多く見られる疾患である。



悪性リンパ腫

リンパ組織を構成するリンパ節,脾臓,扁桃などの細胞が悪性化し,増殖する血液のがん。
【原因】
原因は不明だが,ウイルスの感染,免疫不全や遺伝子の異常などが原因の一つと考えられている。
【症状】
皮膚表面近くのリンパ節が腫れて,ぐりぐりができる。ぐりぐりは押しても痛くはないが,進行すると何箇所にもできてきて,発熱,体重減少,寝汗などがあらわれる。
【治療・対策】
放射線療法,薬物療法,骨髄移植などを行う。また,悪性リンパ腫が胃や腸などの臓器に発生した場合は,切除手術を行う。



解離性大動脈瘤

大動脈の壁に裂け目が生じ,中膜内に血液が流出し,大動脈が真腔と解離腔に分離され,解離腔が拡大しこぶになった状態。
【原因】
先天性のもの,大動脈炎,自己免疫疾患,妊娠などによる原因が考えられている。
【症状】
胸部もしくは背部にバットで殴られたような激痛がおこり,ショック状態になる場合もある。次第に,痛みは下方に移る。また,意識消失,四肢麻痺,腹痛,下血,腎不全,心不全などを併発することがある。
【治療・対策】
極めて重篤な経過をたどるため,できるだけ早く治療する必要がある。薬物療法,手術などが行われる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血液・血管・リンパの病気 (内科) 03

2008-03-26 08:34:23 | 医学用語集
骨髄性白血病

【原因】
細胞が生成される骨髄でがん細胞と白血球が増加し、他の血液細胞が減少するため
【症状】 
肝臓、脾臓の腫れ、貧血。
【治療・対策】
イマチ二ブによって、血液異常を改善させ、染色体異常を消失させる。それでも効果がない場合は、インターフェロン治療、さらには造血幹細胞移植を行う。



脂肪肝

高カロリー食や運動不足、アルコールの摂取過剰などの原因により肝臓に中性脂肪が過剰に蓄積してしまう状態。近年、脂肪肝は男性の 3 人に一人、女性の 5 人に一人と言われるほど多い。自覚症状がほとんど無いが、肝炎、肝硬変へ進行する可能性がある。糖尿病や動脈硬化疾患のリスクファクターにもなる。
超音波検査や注射器で肝臓の組織を少しだけ取り出して、組織を直接調べる肝生検により脂肪の蓄積を確認できる。
脂肪肝と言われた人は食生活と運動習慣を見直すことが大切である。



深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群 , ロングフライト症候群)

【原因】
飛行機を始め長時間乗り物に乗っている時に起こる肺血栓症(深部静脈血栓症)。特に飛行機は気圧が低く血栓ができやすいと言われる。体を動かすスペースの少ないエコノミークラスの席で比較的多く見られることから、エコノミークラス症候群と言われるが、実際にはどんな座席でも起こる。
【症状】
脚のむくみや呼吸困難、息切れなど。歩き始めた時に、脚の静脈に出来た血栓が肺などの血管に詰まって起こる。
【治療・対策】
長時間同じ姿勢でいることにより血流速度が低下し血栓が出来やすくなるのが原因であるから、適度に体を動かしマッサージなどをすることが予防になる。水分補給や深呼吸をするなども良いと言われる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする