上段左から 結斐 ・ 咲歌 ・ 莉愛 2年生
下段左から 愛花 ・ 昂大 ・ 貫志 3年生
毎日ジリジリと太陽に焼かれていますが、最近は炙られているという表現の方が近いのではと考えています。やっぱり暑いですね、ナツメです!
それでは早速上段の2年生から紹介しましょう!
結斐 ‐ きょとんととぼけた犬の顔が可愛らしいですね。どれだけいたずらされても許してしまいたくなるような表情に気を緩められます。モフモフとした毛並みも丁寧に描かれていて、犬への愛が伝わってきます!
咲歌 ‐ 今回の2年生は動物シリーズですね!一見とてもカラフルなうさぎに見えますが、様々な色を使いつつも一貫してグレー調で纏めています。周りに咲き乱れている花もカラフルな一方、細部まで描き込みすぎないことでうさぎの方に目がいく構図になっている対比が面白いですね!
莉愛 ‐ かわってこちらはキリリと引き締まった表情で見つめてきます。ぱっと見ると全体的に有彩色が少ないように見えますが、例えば黒い毛並みにも少しずつ茶色が混ざっていて、ざっくりとしたタッチも相まり味のある絵になっています!
続いて下段の3年生
愛花 ‐ 愛花、本当に3年生…???と疑いたくなるほど魅力的なビールですね!!透けて奥に見えるテーブルの屈折まで描くという執着心に舌を巻きます。全体的に明度と彩度が抑えられていてお店のシックな雰囲気が感じられ、ジャズのような音楽まで聴こえてきそうです。
昂大 ‐ 上部の空によって水色と黄色の補色が効いている作品です。全体的に小柄なライオンなので立派なたてがみがさらに強調され、思わず触りたくなってしまいます。どこか遠くを見ているこのライオンは、群れのボスなのでしょうか、はたまた自立した若いオスでしょうか?ストーリーを想像するのも楽しい一枚です!!
貫志 ‐ 海の青と空の青、青い理由が違うのはご存知でしょうか?(私は今調べて学んだのですが)まるで知っていてそこまで表現するかのように(知っていたらごめん!!)海と空で巧みに色やタッチを変えているのがニクいですね。自然風景の色をこれでもかと追求した観察力、素晴らしいです!
さて、ブログに掲載される作品も日ごとに増えております。特に動物モチーフなどは作品数が多いので顕著ですが、一人一人違う拘りを持って描いているので、是非今までの作品たちとも見比べてみて下さい!
のり先生のYouTubeでの作品解説も、合わせてご覧ください。こちら