オバラです。小学校受験の幼児と、美術高校受験の中学生のプライベートレッスンが、通常授業以外に毎日ミッチリ詰まっていてちょっとバテ気味ですが、明後日の水曜から日曜まで5日間お盆休みを頂きますので、チャージしておきます。(授業はお休みですが、ブログは休みませんので皆様お楽しみに!)
こんなことを書くとまた反感買いそうですが、どこの絵画教室の小学生の油絵を見ても、水彩絵具の代わりに油絵具を使っただけ!の絵がほとんどです。
ぜひ素晴らしい油絵を描かせてあげて欲しいので、ポイントを書き出します。
・その子の年齢、性格、モチーフに合わせた下塗りの色を選んであげること
・その子の運動神経の良し悪し(無駄に元気一杯か落ち着いてるか)に合わせたストローク(ひとかき)の長さ、強さを提案すること
・その子の雑さ丁寧さに沿う混色の仕方を見付けること
・低学年や飽きっぽい子は集中力が続かないので、毎回ぐちゃぐちゃにされる前に早めに絵を取り上げること
油絵は大雑把な子だから下手になる訳でも、几帳面な子だから上手な絵になる訳でもありません。
雑だからこそ下塗りの効果が味になるし、丁寧だからこそ光と影を利用した立体感が出せるし、でもいい加減で完成度が低く見えたり、綺麗に塗ってぬるぬるのツマラナイ絵になったり、加減が難しいです。
しかしその甲斐あっての、この素晴らしい作品の数々!まだYouTubeもブログの紹介もしばらく続きますので、どうぞご期待ください!
話は変りますが、27年絵画教室をやって、ようやく小学生の油絵を極めた(見切った)つもりになっていますが、驚くのは大竹先生の指導力!
小さい時からミオスに通い、高校生からアシスタントのバイトをし、美大を出て2年とは言え、すでに私と対等の力がある…むしろ若い分(&怒らない分)子どもに人気が合って、末恐ろしい…
なんで私は27年も掛かっちゃったんだろう?大竹先生に任せたい。
前回の『小学生の油絵の描かせ方』YouTubeはこちら