上段左から 葉大(1年生) ・ 莉々椰(2年生) ・ 結生(2年生)
下段左から こころ ・ 榛之介 ・ 泰地 3年生
上段3人が1・2年生、下段が3年生です。
夏休みの課題が終わりません、ナツメです!今日もどんどん紹介していきます!
1・2年生から
葉大 ‐ 草むらに佇む猫の絵です!目の形など表情がよく捉えられているのが良いですね。キャンバスに大きく猫を描いたことと、寒色で纏まった画面に毛並みの暖色が効いていて、猫!草!空!というどーんと割り切った構図でも見応えがあります!
莉々椰 ‐ 頬袋をいっぱいにして満足そうなリスを描いた一枚です。落ち葉の色が綺麗で、同じ色に見えて一箇所一箇所色を変えている観察力が素晴らしいです。手前をはっきり奥をぼんやり書くことでリスと落ち葉しかない画面にも空間が出ていますね!
結生 ‐ 宝箱でしょうか、誇らしげに箱の中のお宝を見せてくれている一枚。どこか得意げな表情でどっしりと構えていて貫禄を感じますね。緑と赤、紫と黄色など補色がお互いの色を引き立て合っています。箱のパースもしっかり取れています、素晴らしい!
3年生
こころ ‐ 指にちょこんととまったインコが可愛らしい一枚。ピンクや水色、黄緑や黒など様々な色が使われていますが、少しずつ彩度を合わせることで全体がまとまっています!このようなシチュエーションでは自分の顔まで画面に入れてしまいがちですが、思い切ってトリミングすることによって主役のインコが強調されています。
榛之介 ‐ こちらは紫陽花!少しずつ色を変えてたくさんの色を使って塗っていくことで色に深みが出ています。花も小さな花の一つ一つの色や形を細かーくよく見て描いますね。明度差も立体感を出すための最低限に抑えることでじめじめとした梅雨の湿度まで感じられます!
泰地 ‐ 最後はラグビー選手の絵です。ちからいっぱいボールを蹴るときの体の動き、躍動感が伝わってきます!先週に引き続き青空の話で恐縮ですが、空の青は晴れているほど明度は低く、彩度は高くなります。その雲一つない晴天の青をよく捉えていることに感服!
アトリエの壁の白い面積が増えていくのに寂しさを感じつつも、「今日持って帰って家族に見せるの!」と頑張って描いた絵を抱えながらニコニコしている小学生を見るとこちらも嬉しくなってきます。ぜひお家の1番いいところに飾って下さいね!!
ノリ先生のYouTube解説も合わせてご覧ください!こちら