空にうっとり&今日の母

2024年02月16日 22時11分30秒 | 自然

 今朝は「お~い」と呼ぶ母の声で目が覚めました。

時計を見たら、何と6時17分だったのでびっくり

こんな時間まで寝ているなんて驚きました。

母がいると責任も増しますが、人けがあり安心したのでしょうか

本当に慌てました~

朝は痰も絡み喉が渇くようです。

その後、バタバタと準備しました

 

 

 

 

 今朝の果物

ゴミを捨てに行ったり、お洗濯物を干す時に空を見上げると、今日は一層美しくって

 

このレースが大空に舞い上がったような飛行機雲。

雲の流れがとても速かったのでひるがえったのでしょうか

 

天女の羽衣のようでもあり、京都あたりの川で洗っている染物のようでもあり、レースのリボンが大空に舞い上がっているかのようでもあり。。。

 

 

そして、ふと見ると雲の中にブルー系の彩雲が

ここからは肉眼でははっきり見えましたが、カメラでは限界がありますので極彩色で4枚は撮影。

 

すぐに消えていきましたが、美しい青色系のキラキラとした彩雲でした。

 

雲が本当に綺麗でした。

朝はよく晴れていましたがすぐに曇ってきました。

 

お花達も雨上がりで生き生きとしています。

空もお花も美しい

 

 

 

 

家の中のお花も綺麗に咲いています。

桜も一気に咲き始めました。

 

 

髪のブラシがちょうど欲しいと思っていましたので、先日、美容院で注文していたところ、キャンペーン中だったようで、トリートメントと同じ素材で出来た櫛もプレゼント

このブラシはとっても気持ちがよくて頭皮がマッサージされて肩こりにもいいみたい。

とにかく気持ちがいいです

マッサージ効果大。

頭って意外に凝っているのですよね。

これでブラッシングすると髪もふわっふわになり軽くなります。

 

 

 今日の母は調子は悪くないと思うのですが、朝から変顔

ヘルパーさんが「最近安定していいですね」と言われましたが、母は「もう終わりみたい」と言いました。

昨日、あんなに元気だったのに一体何を言う

客観的に見ていて、バイタルもよく、口を触る回数や時間も減っています、今日は。

やはり、エンシュア効果かも。

薬剤師さんが言われていましたが、本当に体重も増え、調子が良さそうです。

調子が悪くても以前ほど悪くないと私には思えます。

食事には気を付けていますが、それでもエンシュアによって消化されやすく、微量栄養素も行きわたっているのではないかと思えます。

今日は眠り姫状態の時間が多かったのですが、看護師さんもリハの方も「健やかな穏やかな寝顔ねえ」と。

次のショートはクリニックなのですが、リハの方が「次は私の担当が2回あるよ~」と言われました。

彼女は在宅専門ですが、今、インフルエンザとコロナの罹患スタッフが多く、デイや病棟の人手が足りないので応援に行くそうです。

それを聞いて母は「もう会えんかもしれない。。。」と言いました。

でも、前ほどは悲壮ではない気がするのですが。。。

今日は朝はパンを食べましたが、フルーツジュースは飲まずお味噌汁を飲むと言ってくれて少し飲みました。

その後早めにベッドへ行き、深い眠りへ。

お昼ご飯にお芋ご飯と鯖の味噌煮、ほうれん草のソテーと具沢山の牛肉の野菜炒めを作っていましたが、結局、食べず。

その代わり、喉が渇くようでエンシュアを3本も飲みました。

お薬はヨーグルト、生クリームをたっぷり入れたコーヒーゼリーに混ぜて飲ませました。

エンシュアは私の中ではあくまで補助飲料なのですが、母は皆がいいと言うので努めて飲んでいるのかもしれません。

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2024.2.16

 

人間形成の原点となる三原則

 

一、朝のあいさつ人より先に
二、「はい」の返事
三、履物を揃える。立ったらいすを入れる

──森信三先生が提唱された躾の三原則

━━━━━━━━━━━━━━
福永道子(実践人の家元副理事長)
○『致知』2024年3月号【最新号】
特集「丹田常充実」より
━━━━━━━━━━━━━━

●立腰教育や躾の三原則など、
人育ての神髄ともいうべき実践的な訓言によって、
没後30年以上が経ったいまも
多くの人を導き続けている教育者・森信三師。
若き日にその謦咳に接し、
半世紀にわたり教えを実践してきた福永道子氏に、
恩師との心温まる思い出を語っていただきました、
こちらから

 

 

 

 

 

 

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『スローターハウス5』ニヒリズムと時空の超越


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こんにちは。バラ十字会の本庄です。


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文章を以下に転載していますが、初版本の表紙、著者の独特な風貌など、興味深い写真がいくつか掲載されていますので、下記のリンクをクリックして、公式ブログでお読みください。

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1102924&c=3304&d=ed84

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東京板橋ではこの2日ほど強い風が吹き続けています。

春一番ですね。昨日は気温が20度になり、季節外れに暖かい一日でした。


いかがお過ごしでしょうか。



今回は、当会の公認インストラクターであり私の友人の森さんが、なかなか「議論のある」本についての文書を寄稿してくださいました。


それは『スローターハウス5』という題のSF小説です。

1969年の初版の発行以来、現在に至るまで、生徒に悪影響を与えるという理由で図書館や学校からの排除を求める訴訟が米国で何度も起こされています。


1972年には映画化がされ、カンヌ国際映画賞やヒューゴ賞など、数々の賞を取っています。



文芸作品を神秘学的に読み解く42

『スローターハウス5』(Slaughterhouse-Five, or The Children's Crusade: A Duty-Dance With Death) -カート・ヴォネガット・ジュニア著

森和久


◆ 検眼医ビリー・ピルグリムとドレスデンの爆撃

これはビリー・ピルグリムの一生を述べた小説です。

彼は1922年に理容師の一人息子としてニューヨーク州イリアム(という架空の町)で生まれ、子供たちが成人してからは退屈で何の問題もない結婚生活を送っている検眼医です。


彼は上の下の成績でイリアム高校を卒業し、検眼医になるための学生でしたが、第二次世界大戦中に徴兵され、「バルジの戦い」の時にサウスカロライナの基地からルクセンブルクの最前線に移送されました。

彼は従軍牧師助手でした。そして周りに迷惑をかけながらなんとなく生き残って捕虜になった彼は、ドイツのドレスデンに送られ、「Schlachthof Fuenf」(シュラハトホーフ=フュンフ)と呼ばれる古い屠殺場に監禁されます。

ここにいたおかげで彼は「ドレスデンの爆撃」から生き延びることができました。ここの英語名が作品のタイトルになりました。


◆ 戦争からの帰還、PTSDと暗殺

帰還した彼は今で言うPTSDの症状により入院し治療を受けます

退院後、新たに検眼医の学校に入り、校長の娘と結婚し、ビジネスで成功し裕福な家庭を築きます。


有名になった彼が野球場で演説中、戦争中のいざこざを根に持ち続けた元兵隊仲間のポール・ラザーロから依頼された暗殺者によって射殺されます。

ラザーロは、復讐は「人生で最も甘美なこと」であると言い募(つの)ります。


◆ タイムスリップとトラルファマドール星人

しかしながらビリー・ピルグリムには2つの特異なことがあります

1つは、彼は時空をランダムに行き来するのです。それも彼の意思とは関係なしに。


ですから彼は自分が死ぬ状況も、瀕死の事故に遭っても助かることも知っています。

彼が何度も戦時中にタイムスリップすることで、彼がいかに戦闘において役立たずか、いかに兵隊仲間の足を引っ張ったかを読者は知ることになります。



彼の特異なことの2つめは、彼は娘バーバラの結婚式の夜に、トラルファマドール星人に拉致され、空飛ぶ円盤に乗せられ何光年も離れたトラルファマドール星に連れて行かれ、その星の動物園で、ドーム型になった檻にポルノ女優のモンタナ・ワイルドハックと入れられ見世物にされるのです。



トラルファマドール星人は時空連続体のすべての点を同時に観察し、四次元を見ることができると説明されます。

彼らは普遍的に運命論的な世界観を採用しています。

つまり、彼らにとって死は何の意味も持たず、死について聞いたときの共通の反応は“So it goes”(まあそういうことだ)というものです。

そのため作中で生き物の死や物質の崩壊が述べられると必ず「まあそういうことだ」と付け加えられます。


◆ 時空の超越とニヒリズム

「トラルファマドールで私が学んだ最も重要なことは、人は死ぬように見えるだけです。その人はまだ過去にも生きています。」

「過去、現在、未来のすべての瞬間は、これまでも存在し、これからも存在します。トラルファマドール星人はすべてを見ることができます。」

とビリー・ピルグリムは述べています。


また、彼はトラルファマドール星人に戦争のない世界を実現する方法をたずねます。


「このトラルファマドール星も今日は平和だ。だがお前がこれまで見たり読んだりした戦争と同じくらい恐ろしい戦争が行われる日々もある。」

「私たちにはそれに対してできることは何もないので、ただ見ないだけだ。私たちはそれを無視する。」

「私たちは楽しい瞬間を永遠に眺めながら過ごすんだ。素敵な瞬間じゃないか?」

というのが答えです。



ビリー・ピルグリムが除隊後入院した病室の隣のベッドには、エリオット・ローズウォーターという元大尉がおり、ビリー・ピルグリムにギルゴア・トラウトというSF作家の諸作品を紹介しました。

ビリー・ピルグリムはその作品群を夢中になって読みあさりました

それらの作品にはトラルファマドール星人にそっくりの宇宙人が登場します。



ビリー・ピルグリムは、なぜ宗教が戦争を止められないのかもギルゴア・トラウトの作品によって諭されます。

カート・ヴォネガット・ジュニアが本作の主人公を「巡礼者」を意味する「ピルグリム」という名前にしたのもさもありなんでしょう

そして副題は子供を奴隷扱いしたという『子供十字軍』:『死との義務的ダンス』と付けられました。


◆ トラルファマドールの哲学とタイムズスクエアの電光掲示板

「この物語には明確な性格を持つ登場人物はほとんどいませんし、劇的な対決もほとんどありません。

なぜなら、この物語に登場する人々の大部分は非常に病んでいて、巨大な力に弄ばれる無気力な遊び道具だからです。

結局のところ、戦争の主な影響の1つは、人々から人間らしい性格を奪い取ってしまうことです。」と文中のナレーター、つまり作者は述べています。



そうです、この作品にヒーローはいないのです。主人公のビリー・ピルグリムは戦争映画の英雄とは真逆の存在です。

いかなる反戦思想家よりもアンチ戦争者です。ですからお為ごかしの正義漢は隅に追いやられます。

独裁者や暴君、安っぽいヒロイズムも出る幕はありません。パロディにされるだけです。

個人崇拝も否定されます。これらはトラルファマドール星人からビリー・ピルグリムが教えられた思想に基づいています。

トラルファマドール的哲学を広めることで彼はアメリカで有名になります。



ビリー・ピルグリムが逃げ出してニューヨークのタイムズスクエアで見る電光掲示板に映し出されるニュースは、「どれも権力とスポーツと怒りと死に関するものばかり」でした。まあそういうことです。


BGMには作中よりJSバッハ編曲『われらが神は堅き砦』。それとThe Stranglersの“No More Heroes”を。この曲はヒーローたちの末路を憂いています。

さらに“David Bowie”のHeroesも。この曲は「僕たちなら一日だけヒーローになれる」と歌われます、僕たちが恋人同士ならと。


△ △ △

再び本庄です。


補足ですが、この小説の一部は、作者ボネガットの実体験が元になっています。

主人公のビリー・ピルグリムではなく彼自身がドイツ軍の捕虜として、1945年にドレスデンで行われた連合国の爆撃に遭遇しています。



この爆撃は凄惨なもので、東京大空襲と同じように火災旋風が生じています。

しかしボネガットは、臨時の捕虜収容所として使われていた屠畜場(スローターハウス)の地下にあった生肉貯蔵所に監禁されていたために助かったということです。



作者が、主人公に「ピルグリム」(巡礼者)という名前を付けていることからは、ユネスコ精神の生みの親と呼ばれるチェコの作家コメニウス(ヤン・アーモス・コメンスキー)の小説『地上の迷宮』(Labyrinth of the world)が思い起こされます。


『地上の迷宮』はチェコ文学の最高傑作の一つとされていますが、この小説にはコメニウスがバラ十字思想に深い関心を抱いていたことがよく表れています。


記事:『マララ・ユスフザイさんとコメニウス』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1102925&c=3304&d=ed84



冒頭でご紹介した『スローターハウス5』の禁書問題ですが、生徒が本を読む権利を明確に認めた画期的な判決を、1982年に米国連邦最高裁判所が出しているとのことです。



下記は前回の森さんの記事です。


記事:『仁和寺の老僧の失策』(「徒然草」52段より)-文芸作品を神秘学的に読み解く41

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1102926&c=3304&d=ed84



では、今日はこのあたりで。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。


また、お付き合いください。


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■ 編集後記

梅が咲いています

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1102927&c=3304&d=ed84

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6 コメント

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ありがとう~~💑 (真庭の魔女)
2024-02-17 00:08:37
ピエリナさん💕
いつもありがとうございます
綺麗なお花たちと美しいお空の映像私の心まで透き通るような気がします。
藍い彩雲もピエリナさんの眼にははっきり見えるのですね
お母さまも益々美しくなっていかれるような気がします
ピエリナさんの優しい寄り添いのたまものですね
すてきです
返信する
Unknown (鮎を)
2024-02-17 06:09:18
おはようございます(*^_^*)
想像力の湧き上がる画像ありがとうございます(^o^)
返信する
真庭の魔女さんへ (ピエリナ)
2024-02-17 20:58:06
こんばんは、魔女姉さま(^^)/

昨日は空がとりわけ綺麗でした。
彩雲も初めて見る色合いでした。
母は栄養状態がよくなって、つやつやしています
エンシュア、すごい

姉さま、いつもありがとうございます。
返信する
鮎をさんへ (ピエリナ)
2024-02-17 21:02:40
こんばんは、鮎をさん(^^)/

コメントをありがとうございました。

空と雲の写真から、俳句が出来ましたか?
又、披露して下さいね。

お身体をお大事になさって下さい。
返信する
心写 (星光輝)
2024-02-17 21:52:42
こんばんは~

”今朝は「お~い」と呼ぶ母の声で目が覚めました”
宵のなかに、私(母)は生きています、の言葉のようにも聴こえます。

エンシュアは、補助食品として最高ですね。
口から食べられって本当に生きる力であり、楽しみをもたらします。

縁側で春の陽気のなかで
母娘揃って青い空と白い雲を眺めている様子を思い浮かべました。

本当に素敵な青空と白い雲
許しが頂ければ、何かの挿絵(画像)に使いたいな、と思うくらいです。

ピエリナ様の写真は、「心写」ですね。
返信する
星光輝さんへ (ピエリナ)
2024-02-17 22:01:50
こんばんは、星光輝さん(^^)/

いつも気に留めて下さってありがとうございます。
母が家に居る時は特に拝見しっぱなしでコメントが残せずすみません

「生」に溢れたコメントをありがとうございます。

「心写」だなんてお恥ずかしいですが、よろしかったら何にでもお使い下さいね。

明日は日曜日ですから少しはごゆっくり出来られるででしょうか。
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