動揺&母の「さようならの準備」

2024年11月02日 23時41分15秒 | 介護

 夕方近くまで本当によく降りました。

昨夜から今朝にかけて、母の呼吸は消え入りそうに思えたのですが、朝の看護師さんの吸引でやはりかなりしんどく疲れるようで肩で息をするようになりました。

多分、一時的だろうとは言われたのですが。

又、今朝、便に粘液性の血液が混ざっていました。

恐らく腸からだろうということで、ドクターには伝えておきますと言われました。

 その後、肩でハアハアと呼吸するのはずっと続きました。

お昼のヘルパーさんが「昨日あたりから顔の表情も変わってきたし、次に来る月曜日のお昼まで持つかな。。。」

昨日、「娘さんは覚悟が出来ているし、神様から在宅介護に堪えられると見込まれたんですよ。障害者のお母さんが強いように」と言われましたがこの時話した一連の会話で心が動揺し始めました。

 寒かったし温まると心も多少温まるかと思い、紅茶を入れました。

でも、動揺は収まらず。

考えたり、言葉に出したりしていると段々と不安になってきました。

確かに母の顔の表情が変わって来ていると感じました。

ホスピスで多少経験してきています。

呼吸は更に大きくなってきましたので、クリニックに電話をしてみました。

とにかく、まだ緊急ではないとは思いましたが居ても立っても居られないような気持になって。

たったひとりでこの状態を見守り続けるのが出来そうになく。。。

母に声掛けをしつつ、外に出てみたり。

誰かそばに居てくれないだろうかと思いました。

誰でもいいからとさえ思いました。

クリニックは「行きましょうか」と言われましたが、一度目はまだ大丈夫と思いましたが、しばらく様子を見ているとやはり来て頂こうと思いました。

すぐに中村ドクターから「行きますからね」と連絡がありました。

その後、教会の方が2人来て下さいました。

このお花を持って。

 

1人の女性の方は5人も看取られたそうです。

「もう最高の時間よ。人を送るほど崇高なことはない。二度とないことだから。この時間を大切にして」

もう1人の方は高齢の男性で信徒会長さんです。

この方も随分とご苦労なさった方なので、限りなく優しい。

結局、私は他の方の電話番号をお尋ねする為にお電話したのですが、心配して一番に来て下さって、4時40分位までいろいろな話を聞かせて下さいました。

これから帰って5時には奥さんにお食事を食べさせると言われていて、簡単で美味しいおかずの作り方の話などもして下さったり。

おかげで私の心もすっかり落ち着いてきました。

 この間にドクターがいらして下さいました。

今日は当番の日だったそうです。

母の肩呼吸はその時は収まっていて「医者が到着したら症状がなくなるのはよくある話なんですよ」

「明日は会議があるけれど、月曜日には又来ますから」と言われ、いろいろ慰めて下さり「いつでも電話を下さい」と言われました。

どこからいらしたのか、今日は小一時間かかった気がしますが(でも、来て下さるというだけで安心)、教会の方がいらして下さったので良かった。

夕方のヘルパーさんが来て下さっている時に、近所の定年退職をしたドクター(幼馴染でもあるのですが)に、会いに行ってみました。

電気が付いていたので、「あ~、いらっしゃる」とほっとしつつピンポ~ン。

本当にもうどこの病院にもいらしておらず、ずっと家におられると言われたのでびっくりしました。

旅も好きではないそうで、「でも、剪定しているよ」と言われました。

大きなお宅なので維持管理が大変そう。

我が家の門札が2つ出ているとよくご存じ。

私については「大丈夫でしょう」と言われるので、「根拠はなんですか

「今までもっと大変なことを乗り越えてきたでしょ

「え~今が一番ピークです」

「そんなことはないよ」

とにかく、家で看続けていることに驚かれていましたっけ。

皆さんによく言われます。

「家で看るだけで大変なのだから」と。

確かにずっとじっと見続けなくてはならないのはしんどいかも。

 その後、町内の方が2人来られました。

「病院に入れたら 1人は無理よ。大勢の家族がいるならともかく。私なら耐えられない。今までよくがんばってこられたのだから十分よ」

この「病院に入れたら」は今日だけで3回言われました。

私が大変だからと心配して下さっているのだと思いますが、あと、母の今の状態にびっくりされて。

この期に及んで、今までがんばってきたのに、そんなことはしたくない。

こんな時強くしっかりした人が本当に羨ましい。

 8時過ぎ、Rちゃんが寄ってくれて「今夜は大丈夫そう。でも、明日はわからない」

やはり、足にチアノーゼが出来ているかどうかをみていました。

「何かあったら電話して。明日はお休みだから」

 夜の看護師さんが今日は20時15分~。

努力呼吸のようであり、吸引後も喘鳴音があり。

こういうのを呼吸変調ありと言うそうです。

そして、母のさようならと言われたかお別れと言われたか(介護のノートにはお別れと記載)の準備が始まったと言われました。

いわゆるここからが看取りの期間だそうです。

その期間は人によって様々。

今は冷静になっていますが、あのお昼の動揺はなんだったのか、それとも今が不思議な状態なのか。

今夜はロナセンテープは半分。

1枚は多過ぎたと看護師さんも思われたようです。

 今日の朝顔

西側には咲いておらず、南側に各3輪ずつ。

マゼンタ色は2輪。

 

 

ハイビスカスが咲きました。

 

・°*100歳までのカウントダウン

母100歳まであと191・°*

★致知一日一言 【今日の言葉】2024.11.2

伊勢神宮が教えるもの

いくら避けて通りたい出来事であったとしても、
そこには何かの神意が込められています。
その出来事を必要、必然、ベストと捉えて、
また、神様の大いなる働きに身を委ねる思いで
今の一瞬一瞬に持てる精いっぱいの力で
向き合っていくことが神道的な生き方
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吉川竜実(神宮司庁神宮参事)
○『致知』2024年12月号
特集「生き方のヒント」より
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★[ECCJ] 今日(11月02日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー

覚えておきなさい。善のみが生き続けるということを。

Know, - good alone lives on.

(2051-5)

コメント (4)
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