母の時

2024年11月03日 23時52分30秒 | 介護

 ある人は言います。

死ぬと人は無になると。

また、ある人は言います。

死ぬと人は天国に行くと。

また、ある人は言います。

死はただ一度だけの美しい夜明け、明日だと。

また、ある人は言います。

死は肉体を持つ人間が受けうる一番美しい入門儀式だと。

 本日0時40分、母が亡くなりました。

私の中ではそれは昨日11月2日の23時45分。

昨日、母の見える場所でブログアップをしていつものように最終チェックをしに母の元を訪れた時、母は眠ったまま旅立っていました。

静かに平和のうちに。

望んでいた自宅の私のそばで。

母は恐らく私とふたりだけの時を選ぶのではないかと思っていましたが、やはりそうでした。

 昨日の日中、なぜかひどく動揺しましたが、その時は非常に落ち着いていました。

23時48分、訪問診療に電話をし、訪問看護ステーションに電話をしました。

ドクターからすぐに折り返しの電話があり「これから行きます」

眠っていらしたお声でした。

待っている間の30分間、母に話しかけながら、泣きながら過ごしました。

そして、その辺にいるでしょと天井あたりを見まわしながら。

ドクターの前に看護師さんが到着しました。

先日、娘にいろいろ話して下さった看護師さんでした。

そして「〇〇さんが、是非、エンゼルケアは自分がしたいと言われて、声をかけてと以前から言われています。」

そんなことがあるのかとびっくりしました。

彼女は今日、オフでした。

そして、ドクターが倉敷から到着。

診察後「0時40分、ご臨終です。」

肌も口の中も綺麗に保てていたこと。

念願がかなってきっと喜んでいること。

お風呂に入れてあんなに幸せそうな顔を見ることが出来て本当に嬉しかったと。

 その後、3人で体を拭き、紫のマニュキュアを塗りました。

真夜中なのでどこにも連絡をするつもりはなかったのですが、ドクターが「した方がいですよ」

教会と子供達だけにまずは連絡。

昼間にも来て下さっていた信徒会長さんが私がひとりは淋しいだろうと思われて、来て下さり、4時まで居て下さいました。

その後、2時間ほど寝ました。

いつものように過ごしていたところ、千客万来

とっても忙しい一日となりました。

教会でお葬式はしますが、葬儀屋さんも使いますので、その打ち合わせにほとんどの時間を過ごしました。

息子夫婦が帰って来てくれてとても心強いです。

母の顔は段々と笑っているように見えます。

ひとまず、念願を叶えてあげることが出来て本当に良かった。

絶妙なタイミングの「母の時」でした。

 

 

 

 

 

100歳までのカウントダウンは昨日のこの時をもって終了です。

 

・°*100歳までのカウントダウン

母100歳まであと191・°*

 

 

応援して下さった皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2024.11.3

 

悪魔はニコニコ顔でやってくる。
哲学がないとそれに乗り、失敗してしまう
━━━━━━━━━━━━━━
稲盛和夫(京セラ創業者)
○『致知』2024年12月号
特集「生き方のヒント」より
━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

★[ECCJ] 今日(11月03日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー

 

明日のことで思い悩んではなりません。他の人が何を為そうと、それを思い悩んではなりません。あなたが釈明しなければならないのは自分の為したことであって、誰か他の人の行為ではないのですから。

Fret not thyself of tomorrow or as to what another doeth; for thou shalt give an accounting of the deeds done in the body, not in someone else's.

(3213-1)

コメント (35)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする