停戦を臨む子等には春遅し
雪道を転ばぬように七百歩
眩しき道を一歩踏みつつ
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停戦。その言葉は幼い兄弟にとって希望の言葉だった。
戦火を逃れて、祖父と暮らす少年を描いた絵本「ぼくと弟はあるきつづける」(岩崎書店)のお話である。
「停戦になったら、さいしょの船で、おまえたちをむかえにいく」。
遠い故郷から届いた手紙に父はそう記した。「おにいちゃん、テーセンって、なに?」「テーセンまでなんて、まてないよ」。
弟は嘆く。それでも両親に会いたいという願いを、その言葉に託すしかなかった。
日本画家の小林豊さんは、訪れた中東・アジアでの体験を基に数多くの絵本を出している。
「ぼくと弟はあるきつづける」は黒海地方を舞台にした3部作の完結編だ。
祖父が他界し、旅する2人は多くの人と出会い、支えられる。多様な言葉を話す人々が集う村。
秋の収穫をもたらす豊かな土地。小林さんの描く柔らかな世界はかえって残酷な現実を浮き彫りにする。
ロシアのプーチン大統領は年次報告演説でウクライナ侵攻を改めて正当化し、継戦の方針を表明した。
バイデン米大統領が訪問したウクライナのゼレンスキー大統領は徹底抗戦の構えで、停戦協議は再開の見通しが立っていない。
絵本の兄弟は停戦合意の知らせを受け、港町にかけつけた。
その顔も忘れかけた両親の姿を船上に見つけた時、「この旅にでて、はじめて、ぼくの目から、なみだが、こぼれました」。少年の戦争の終わりであった。(北海道新聞卓上四季2023.2.23より)
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日々テレビで放映されるロシアの侵略で被害に遭った人々、なんとも言えないくらい悲しいことです。
近隣の諸国をも巻き込んでの戦争は一刻も早く止めてとプーチンに言いたいです。
この戦争はNATOとロシアの戦争だと言われていましたが、昨今のNATOの動きを見ていると、そう思います。
こんなことが今の日本に起こったらどうなるのでしょうか?
昨日のテレビで東京に隕石が落ちるとなった時の放映をしていましたが、何故そんな放送をしたのでしょうか?
何か隠されているなと感じます。
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今日は令和天皇の誕生日です。
可愛い徳仁親王殿下がお生まれになって国民は皆喜びました。
そんな令和天皇も63才です。
今朝の新聞で陛下が対話の大切さが大事と強調されていました。
日本人のよい所は対話だと思いますが、昨今の「ていねいは何もしないの意思表示」をしている岸田さん、ちゃんと対話しましょうよ!
令和天皇のカラオケの十八番は氷雨だそうですよ、私も一度カラオケの発表会で披露させてもらったことがありました。
親近感を覚えます。