ソニーCDP-R1修理♪

今回はCDP-R1です。

R3とR1aはメカが共通ですがR1は初期タイプなのでメカが全く違います。
ちなみにトレーの塗装はR1は問題ないです。

症状はトレーの開閉が出来ないというものです。

メカを外します！


スッポリメカ部分だけ取れます！

シンプルでいいですね！

このタイプはベルト2本使っています。

接点クリーニングと音質改善をします。


メイン基板の方もコネクターを接点クリーニングします！


ベルトは結構大きいので調整がシビアです！


ベルトは純正では入手不能ですが、同サイズだとまた同じような症状になる可能性があるので、何度も動作確認しながら今回はサイズを調整して万全を尽くしました！


組み込んでトレー開閉を何度かするとモーターから異音がしてきました！(^_^;)

外して分解し注油を行い、ブラシ接点もクリーニングします！


異音も消え、動きも完璧です！！

ピックアップも汚れていたのでクリーニングしました！

後はデジタル出力部分のチェックも行い最終音出しです♪


シンプルなCD専用機、現在は殆どのメーカーがSACDとのコンパチになってますので貴重です！
最近は本当にシンプルでいいCD専用プレーヤーが無いですね～

ところがお客さま宅に到着したら突然再生しなくなっちゃいまして急遽送り返してもらいました。(・・?
こちらでは調子よく再生していたのに何故か？

よくチェックしてみましたら輸送用のネジのロックピンが外れていてピックアップが1mmほど内側に来ずTOCが読めない状態でした。

右上の白いプラス部分が輸送用ネジ部。


よく見るとピンが外れています。


分解して組立直しするだけで直ってよかったです！


この輸送用ネジですが非常に手ごたえが無く少しの力で外れてしまいます！
この手のトラブルは他のメーカーでも多いようです。

これで末永くご愛用いただけますね♪