海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

大阪にて

2008-03-31 23:54:32 | 生活・文化
 裁判の翌日は国立国際美術館に行き、アボリジニの画家「エミリー・ウングワレー」展を見る。初めて見る画家だったが、横溢するエネルギーに圧倒される。特に初期(といっても70代なのだが)の点描を主とした作品の集中力、密度の濃さ、色彩がもたらすリズム感やうねりに惹きつけられる。巨大なキャンパスにヤムイモの根や地割れを抽象化して描いたという作品は、明確な形をなしているわけではないが、ナスカの地上絵に通じるも . . . 本文を読む