海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

『記録 自決と玉砕』より2

2008-06-04 19:11:21 | 日本軍の住民虐殺
 本書に収められた平塚柾氏の「グアム島玉砕記」には、日本軍によるグアム島民への虐殺も記録されている。1944年の7月から8月にかけて、米軍に追いつめられた日本軍は、もはや戦闘集団ではなく、自分の命を守るために仲間の兵に銃を向けるまでになっていたという。そういう状況下で、グアム島の現地住民に対する大量虐殺事件も発生したという。  〈師団戦車隊付きの歩兵であった水上正さんは、その目撃者の一人である。 . . . 本文を読む
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