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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

10月18日の高江の様子

2013-10-19 01:01:22 | 米軍・自衛隊・基地問題

 前日17日に続き、18日(金)もN4のヘリパッド建設現場では工事が行われていない。作業員たちはまだ北部訓練場内に入っていないようで、先週の12日(土)以来まる1週間、工事は行われていない。MV22オスプレイが使用する新たな着陸帯の建設を許さないために、早朝から夜遅くまで現場で苦闘している多くの人たちの努力の結果である。その労をねぎらいたい。

 15日(火)に3台の車でやって来たのを帰したのが大きかったが、その後、丸政工務店の車両が連日やってきて、メインゲートの北側からN4テントの南側までを何度も往復し、ビデオ撮影を行っている。訪れる時間帯も早朝から深夜まで幅広く、監視体制の弱い場所、時間を分析、把握するための資料集めに躍起になっている。

 それにふまえて週末から週明けにかけて、工事を進めるために作業員たちがやってくる。人のいない弱い場所、時間帯があれば、そこを突かれるのは分かりきったことだ。それに対処できるかどうかは、どれだけの人が監視・阻止行動に参加するかにかかっている。

 オスプレイの県外での訓練回数がいくら増えたところで、沖縄の「負担軽減」にはならない。それは高江の新たなヘリパッド(オスプレイパッド)建設を見れば明らかだ。日米両政府がやっていることは、沖縄の「負担軽減」を口実にし、オスプレイの訓練を全国に拡大して、米軍と自衛隊の一体化を進めているだけのことだ。そこにはまた、オスプレイの自衛隊への売り込みを狙った利権も絡んでいるだろう。

 これ以上沖縄を軍事利権者のたちの食い物にさせないためにも、ぜひ高江まで足を運んでほしい。

 


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