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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

資料:「平成24年度使用中学校教科用図書八重山採択地区協議会会議録」3

2011-10-14 17:33:02 | 教育・教科書

(玉津会長) それでは再開します。
 9教科15種目の調査表が出されていますが、調査表の普通の明朝体は県の出したもの、ゴチックがかけられた部分は調査員の成果です。その他で今回から、新たにその他を設けて、学習指導要領や沖縄、八重山がどのようになっているのかを・・・・。
 ほとんどノータッチというものもありますが、それなりにやっているなとは思いますが、ただ一つだけクレームを言いたくなるのはきちんと客観的に書いて貰いたいなということです。今後は調査員の勉強会もやって行きたいと事務局では感じているところです。みなさんも大いにこの調査結果を参考にして、教科書の選定への投票の結論を出して頂きたい。別紙用紙の報告を読み上げながら、その後に意見交換をやりながら進めていきたいと思います。
 国語から行きます。皆さんも調査報告書を参考にしてください。
 国語と書写をまとめて
 国語が5社、書写が6社となります。投票は別々になります。
 調査状況の概要ですが、会合は5回やっています。
 現在の教科書に対する感想は、○単元配列に弾力性があり、学校独自の展開に期待できる。○選択科目が充実している等が評価されている。●順番どおりの単元配列ではないため、生徒が戸惑う場面も見られた。●新出漢字が巻末にまとめられており、教材に連動した指導に難がある。
 特徴・特色のある教科書の理由がしっかりと書かれている。国語は東書では、命や平和に関する文学作品やメディアリテラシー・伝統・人権・環境・科学技術に関わる説明論説文を取り上げ、社会の要請に応じられる内容である。基礎編や資料編には、学校だけでなく家庭での学習にも対応できる学習材が多数ある。三省堂は、本冊とは別に、充実した別冊(資料編)がある。
 書写については、東書では、教科書の横幅をB5判の規格より5mm広げて、半紙と同じ縦横比になっている。教出は、巻末に行書の部首索引が掲載されている。
 調査員が推薦したい教科書は、国語は東書と三省堂の2社があげられています。書写は東書と教出です。理由は特にあげられていません。書写も理由はあげられていません。
 これは彼らの報告書を参考にして下さいということです。
(崎原副会長) これは調査員の推薦図書ですか。別の教科書でもそうですか。 
 沖縄県の学力テストは全国最下位でその中で八重山が最下位という中で非常に汚名を受けている。これはどうしてなのか。先生の質なのか、教科書なのか。秋田県の教科書を取り寄せて参考にしたか。秋田県の光村図書が出てくるべきだが、光村図書はここでは何も出てこない。色々悩んだが、光村図書がこういう形で乗ってくるべきだがここでは何も出てこないのは問題である。自分の意見で出して良いのか。
(委員) 光村図書は9頁、11、12に載っていますよ。光村図書は、これは調査員が推薦したいということで、別紙用紙に書いてある。
(崎原副会長) 三省堂と東書しかありませんので、これはこの中から選ばなければいけないかということです。
(玉津会長) 私たちの改革は、基本的に私どもの協議会が責任と権限で選ぶというものでありますから、推薦があろうがなかろうが、この調査研究を踏まえ、また推薦のこと等を踏まえ私たち一人一人が判断をして調査して頂くということです。このようにして教科書を選んでいくということですので、誤解がないようにお願いします。
(委員) 今回の改訂の大きなねらいは子どもたちにことばの力として、言語能力をつけるというそういう意味で、自分の推薦したい図書を言っていいですか、そういう意味で、私は、東京書籍の教科書の中に言葉を使い、言葉を育てるという継続性が大事ですので、そういう意味で教科書としては東書を推薦したい。
(委員) 自分が、一人ひとりが、あーいうことの説明なのか、これ以外のものを、今協議とするときの、例えば、これ以外のものをやってはいけないのか・・・・。今先生がいったように・・・・。
(委員) 無記名投票では意味が無い。
(玉津会長) できるだけ教科署名を、名前を言わないでの推薦をお願いします。
(委員) ちょっとおかしい。
(玉津会長) 名前を言わないで推薦できれば良いですね。
(委員) 継続性を重要視した教科書を選びたいと思います。こういうふうに言えば良いですね。
(玉津会長) 今、初めての協議会でもありますので・・・・。他に、こういう教科書を・・・。
(委員) 私はもちろん県のものも読みます。地区のものも読みます。その上で学習指導要領、教育基本法の改訂のポイントを押さえる。それから、他の教科書との横断的な取り扱いができているのか、そこを見る。読む気を起こさせる。国語のほうは見た目が大切です。行間の評価、文字のポイントの問題を国語教科書では非常に大事にしたいと思いますから、そのような観点から選んでいきたいと思って選んでいます。
(崎原副会長) 教科書名を言わないと、判断ができないのではないか。
(委員) 私は、小学校で教員をしておって、教科書に一貫性が求められる。読みなどで、1年生は読み、2年生は読み取り、3年生は要点を押さえる。4年生は段落を押さえる。5年生は主題を押さえる。6年生になって来ると批判的に読む力を小学校で育てる。だから教科書を批判的に読む力を小学校で要求している。旧態依然としたスタイルの本もある。子どもに対するサービス過剰の教科書が多くなっている。カラフルでサービス精神旺盛なものまで、古典では、たとえば「をかし」は幾通りもとらえることができるが、「あはれ」ということもあるが、古文の教科書では、ルビを全部つけ訳までつけている。それをやってしまうこともあるが、子どもたちが固定化してしまう可能性がある。こういう教科書は省いた方が良い。
(玉津会長) どういう教科書が良いというのはありますか。
(委員) 自分が分からなければ、その場で辞書をひく。私は、子どもへ必ず辞典を持って来るように言っている。辞典の厚さを2倍、3倍にしていく作業をしていく。そうすれば、中味も1行調べることによって、他の処も勉強ができるんだと、いう形で授業に臨んできた。そういう意味で発展的な授業ができる。
(玉津会長) このあたりで終わって、そろそろ投票にいきたいと思います。
(委員) これを、何のために言っているのか、どういうことが協議に資するものであるのか。そうでなければ時間のムダになる。
(玉津会長) ここで、おもいっきり論議をしていこうということはない、と私は思っています。自分が大体選んでいるコメントをベースにして私たちお互いがこういう観点から、私はこの教科書を選びましたよ、という意思表明だと思っています。そういうことを、議事録を他の方々が読んだ時に、しっかりと広い視野で議論をしているという訳で、教科書を選んでいるという、お互い公表できるということで、意義のあることだと思います。
(委員) すみません。コメントも書きますか。書く時間の制限もありますか。
(玉津会長) コメントが一行でもあれば良いです。書いて頂ければ公表の際には非常に有効だと思います。

~~~ 各自投票し、事務局で回収。その結果を報告する ~~~

(事務局:崎山) 三省堂 2票 光村図書 2票 東京書籍 4票

(玉津会長) 東京書籍に決まりました。

 引き続き、書写へ入りたいと思います。国語と併せて説明をしましたので、説明は省きます。ご意見がありませんでしたら、早速投票に入って行きます。
(委員) 書写は国語の教科書との関係が非常に必要なので、選定された教科書との関連を考えて欲しい。
(委員) 書写は、字の大きさ、余白の大きさが、これが大変大事な要素だと思う。
 その辺の観点から書写を選んでいきたいと思っております。
(玉津会長) 他にも意見がありますか。意見がないようでありますので投票をお願いします。

(事務局:崎山) 東京書籍 6票 光村図書 2票
 
(玉津会長) 東京書籍に決定します。

 国語は終わりましたので社会科地理的分野に入ります。
 地理も歴史も公民もやると大変だなと思いますが、3名の調査員で6月末から8月までに9回も会議をし、1回ごとに4時間も費やしているので本当に頑張っていると思います。
 現在の教科書に対する感想では、東京書籍ですが、地域の規模に応じた調査で、要点が分かりにくい。受験対策に活用しにくい。地理歴史並行学習(パイ型)を行っているので、同一教科書会社の教科書を使用する方が、バランスがとれ指導しやすい。地図が(帝国)でと現教科書の会社が違うのでちょっと使いづらい。同じであれば、教科書の調べ学習や資料活用など関連づけて学習を深めることができる。
 特徴・特色のある教科書として、帝国書院、東京書籍があがっています。理由はありません。
 調査員が推薦したい教科書は、帝国書院と東京書籍の2社があがっています。
 それでは、自分の意見又は考えを踏まえて投票して頂きたい。
 地理の意見がございましたらお願いします。
(慶田盛副会長) 地理は、次の地図とも関連があるので、地図帳も帝国書院が良いのではと思います。そういうことを考えて、沖縄の関係を帝国は載せてある。
(委員) 平成9年から23年までずーと、帝国が全県で地図が使用されている。
(委員) 地理と地図は、同じのが望ましい。
(委員) 同一が好ましいが、またこういう視点も大事だと思っているのですが、教科書に、世界の様子とか、地形とか地球全体のことが書かれ、知らないところを知る。興味、関心、必要な色使い等のとりあつかいも大変大事だと思う。2つの間で大変悩ましいですね。
(慶田盛副会長) 帝国書院については・・・・・。地図帳は大きさが違う、ワイドにしてある。余計目立って良いなと思います。
(委員) 主と従ですね。従と主なのか・・・。
(玉津会長) 教科書が4つありますので、もし議論がなければ、投票お願いします。

(事務局:崎山) 帝国書院 7票 東京書籍 1票

(玉津会長) 帝国書院で決定します。
 地図を先にしてやりましょう。

 帝国8票で決定します。ありがとうございます。

 続きまして歴史のほうに入りたいと思います。
 皆さんご意見がありましたらお願いします。
(委員) 帝国のほうで、一つひっかりがありまして、本文は良いんだけど、慰霊の日の問題が22日と23日があって、県民が納得するかどうかの、沖縄県の慰霊の日にひっかかりがあって・・・。
(委員) 会長が教科署名を言わないでと言うことだったのでは。最初の説明をしていないのではないか。
(玉津会長) 気を抜いてしまって、ごめんなさい失礼しました。
 歴史的分野の彼らの紹介をしたいと思います。彼らは9回も会合を持っておりまして、地理をやったり、歴史をやったりしておりますけど、現在の教科書の感想は、帝国書院ですが、資料の写真や表のサイズが小さいので見づらい。巻末の用語解説が必要である(資料集の購入が必要)であるが、見づらい。沖縄に関する記述が正確である(アイヌについても同様)。太平洋戦争での、沖縄の悲惨な現状、甚大な被害、そして今に至る基地問題などが取り上げられている。章の導入の部分の「タイムトラベル」が良い。導入意外にも活用しやすかった。巻末の年表がわかりやすい。沖縄関係も23頁ということもありますよということが述べられています。
 特徴特色ある教科書として、東京書籍と帝国書院。推薦したい教科書として、同じく東京書籍、帝国書院の2社があがっています。特に理由は付されていません。
 皆さんのご意見をお願いします。場合によっては・・・。
 もう一度仕切直しであります。
(委員) 今のことは一番大事なことでありまして、慰霊の日の22日と23日のことで、そこが引っ掛かります。文章は良いけどコラムが、慰霊の日のコラムでは6月23日として、ところが教科書では22日が真実で沖縄では23日を慰霊の日として扱っていると書いてある。
(崎原副会長) 実際は、22日は、牛島中将が自決した日が22日ですよね。
(玉津会長) 一教科の細かい話しは別に置いて、他の意見も考えながら進めたいと思います。
(崎原副会長) 歴史と公民を合わせながらですが、平成18年度の教育基本法及び、関係法令の改定された大きなねらいは、教育基本法の趣旨を反映させているのが大きなポイントだと見ております。日本人のアイデンティティをやってもらう、発達段階の子どもたちへどのように固定観念を植え付けてしまうのか。それとも教育基本法の趣旨を踏まえた義務教育でありますので、子ども達はいくらでも伸びていくそういう観点から、教育基本法が基本であるので、それにのっとったほうの教科書を子どもたちへ与えて貰ったらなと思います。
(委員) 教育基本法第2条の5項では、伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛すると共に、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこととあり、5項目を、社会の学習には子どもたちへ正しい歴史観によって記述されている教科書を選びたいと思っています。
(崎原副会長) 今の騒ぎからも見てもわかるとおり、沖縄だから許されるという形ではなく。沖縄に生まれたことが苦にならないような、例えば、今の運動の根本にあるのは何かと言えば、今の5項である。先生方が気にしているのは、国を愛し、郷土を愛しということが、愛国心につながるから、戦争につながるので大変なことになるということで、色々なことで騒いでいる。日本を背負う子どもたちですから、生方(ママ)が動いていることの根本はそこにある。これは教育基本法の改定の頃から言われています。沖縄戦では無いのです。子どもたちは色々な可能性があるのに、先生方の偏見と固定観念で教えられるこどもたちはかわいそうです。
(委員) 私は、とらえ方がちょっと違っている。本当のわが子(ママ)と郷土を愛するということは、歴史を知って、他国を尊重していくことは、他の国との関係をしっかりした歴史観を植え付けていくということになります。
(崎原副会長) 他国の歴史を学びなさいということではない。世界史ではない。世界史は、高校、大学で学ぶかもしれないが、中学校の段階で・・・。子どもたちの発達段階で、どの程度やっていくのかが問題である。
 僕の持論ですが、今、集団自決の問題がありますよね。今、子どもたちの・・・。
 渡嘉敷島と慶良間だけがその対象になっていますが、摩文仁から飛んだ婦人がいます。何十人も、テニアン島でも飛び降りた婦人がいます。こういう戦争の悲惨さを子どもたちへ教えるのが目的であって、軍命が目的ではない。そこを分かってもらえないのが先生方の、今の起こっていることの残念さがある。発達段階の子どもたちへ何を教えるのか、悲惨な戦争があるのが問題である。だから新しい憲法が生まれて、平和主義、人権主義、主権在民という3つの大原則の中で、お互い教育を受けて教えるのが本来の姿である。それを抜きにして、今の組織闘争でやられてくるものですから・・・。
 子どもたちの目線でものを考えないで、先生方の目線で、ものを言われたら子どもたちはついて行けないですよ。
 こういう偏向教育をされては・・・。
(委員) 先生がおっしゃるように、正しい歴史観を教えていきましょうと言うことです。
(玉津会長) 正しい歴史観とか、本当の歴史はというのは、それを言ってはいけないと思います。それは自分の歴史観とか歴史事実はありますので、それを控えてご意見をお願いします。
(委員) 教科書の中に、八重山関係の戦争マラリアが軍命であったときちんと記述されている教科書があります。そういうことを含めて、子どもたちへ正しい歴史事実に基づいた歴史観を植え付けていく、育てていくことによって、ひいては大人になったときに正しい歴史観につながっていく。
(崎原副会長) あったことは教えてもいいけれど、これが事実だよと先生が言うべきではない。そこの辺が問題です。過去何年もしてようやく軍命と認められた。ようやくここ5,6年前から認められた。その時にしか認められていない。戦後何十年もたって。
 歴史を勉強するのは難しい問題である。歴史学者もたくさんいます。裁判所で闘争するものでもない。裁判官は歴史の専門家でもない。子どもたちへ先生の主観を教えてはいけない。大まかに第2次世界大戦が終わってから、戦争名がついている。
 最初は大東亜戦争で始め、次に太平洋戦争、その後第2次世界大戦だったと、最近の中東戦争が起こって第3次世界大戦だと、いう形で追っかけている。教科書で子どもたちへ何を教えるのかというと、歴史の起こったことを教えて、子どもたちが破綻するんです。
(委員) これは授業の観点であって、教科書は事実が書かれているかどうかが、教科書を選ぶ視点だと考えている。副会長のいっているのは、指導の観点であり、教科書を選定する観点ではないと思います。そういうことで、事実をとらえた教科書を選びたい。
(崎原副会長) どれが事実ですか、軍命だけは答えるんですが、摩文仁から飛んだ婦人の皆さんは、おそらく渡嘉敷や慶良間で集団自殺した人間よりも、あの摩文仁のほうで飛んだ婦人が多いですよ。
(玉津会長) 論議がかなりヒートしていますが、別のご意見をお願いします。
(委員) 今、歴史をどのように学ばすかとなってきたときに、木を見て森を見ないような感がする。軍命かそうでないかのこういう、木を見ていて歴史全体を見ていない。何か、木ばかり1本見ている気がする。今、私たちは、教科書を選ぶわけですが、沖縄のことは、大きな木の存在だと思います。沖縄県民は、沖縄のことを教えない訳にはいきませんので、大きな森の中で、1本の木だと私は認識している。大きな森の中での資料としての資料にどれだけ入っているのか、或いは写真はどうなのか、時代区分のとらえ方はどうなのか、そういうふうなものから全般的な視点で見ております。じゃあ、満州事変についてはどうなのかというと、軍命だといっている教科書が、満州事変を関東軍のことについては全く書いていない。ところが、軍命でないと書いている教科書では、関東軍は、中国のせいにして戦うと逆に書いている。
 こういうことの例を取ってみても、そういうことがあるので大きな木を認めながら、もう少し幅広く歴史の本を見てみたいなと思います。
(慶田盛副会長) 第二次世界大戦における地上戦が行われた沖縄では、沖縄の地上戦を大事にしなければいけないと思う。集団自決に関しては大きな問題ですから、これを忘れてはいけない。2007年の11万6千人が集まった県民大会。それから41市町村で行われた意見の採択などは、こういうふうなことを考えてみても・・・。
(委員) 大事ですよね。教えてください。私が、疑問に思っているのは、今日の新聞ですが、個人的な価値観を捨てて、県民の意見を大事にしましょうということが、新聞にのっていた。私たち協議会委員へ望むこととして、個人の価値観はさておいて、県民の意見を大事にしようと、そのときに集団の意見をだいじにすることと、軍命、軍命といって、個人の価値と言うのでは無くて、集団の価値をいうこととちょっと矛盾していると思う。
(慶田盛副会長) このことについて、最高裁判所の判決もあることで・・・・。
(委員) 色々な意見もあるが、この森とか木というのもあるが、相対的にみれば、どっちかというと。それは問題だからと言ってその教科書は押さないと言うことではないが、そういうような、そういうところはちょっと引っかかるということであり・・・。
(慶田盛副会長) そう言うことに関しても、軍命であったということは、私は、これは裁判で決まったことであるから・・・・。
(委員) 軍命とか軍命でないということは度外視して、・・・議論していくことではない。
(慶田盛副会長) 教科書で、アメリカの猛攻にあってと書かれているものであり・・・やはりそれは正しいということは大事である。
(玉津会長) だいたい意見も出ていると思いますが、一つですね、ある会社からですが文章が届いていますので、そのことを報告したい。教科書名は伏せますが、この教科書の中には日本軍の司令官が6月22日に自害し、日本軍の組織的抵抗は終わりましたと書かれていまして、今回訂正申請をしております。日本軍司令官は、6月23日に自害し日本軍の組織的抵抗は終わりました。6月23日に同じように6月22日は23日に変更するということが、出ておりまして、ただ、近年の研究では6月22日が有力になってきましたと付け加えるという文章が出ています。
 この機会に情報として提供したいと思います。
(崎原副会長) 発達段階の子どもたちに、何処まで、何を教えるべきか、ということです。
(委員) 前使った教科書、今使っている教科書、新しい教科書を選ぶ時に、現在使っている教科書を教師は選ぶ。その理由を聞くと、教材研究をするのに・・・。
 この文章の中に、この前の資料が使えないと発言していることがある。これがあるから問題にする。あの発言は問題であると思う。前に使ったプリントを使えば良いのではないか。
(委員) 新しい教科書を使うと・・・・。それは取り消してほしい。
(委員) 出版社の問題では無い。あれに引っかかりがありますが、その資料を、前使った教科書を、教科書を教えるのでは無く、教科書で教えるんだから、あの教科書の良いところを持ってきてのばしたら良いのではないですか。
(委員) 私たちは、良い教科書、望ましい教科書を選定するために、私はこの場にいるわけですよ。前もって資料をプリントして持って来れば良いのではというのであれば、このように協議会に記録すべきでは・・・・。
(玉津会長) ここらあたりで打ち止めにしてよろしいですか。では投票をお願いします。

(事務局:崎山) 帝国書院 4票 育鵬社 3票 東京書籍 1票

 歴史が終わりました。


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