ハンセン病市民学会in名護・宮古島が始まりました。21日(土)は午後2時から下記の内容で総会や交流会(パネルディスカッション)、懇親会が催されます。
●5月21日(土) 会場 名護市民会館(大ホール) ★参加費1000円(高校生以下無料)
1.開 会(14:00~14:20)
主催者挨拶 訓覇 浩(ハンセン病市民学会共同代表)
開会挨拶 金城雅春(ハンセン病市民学会in名護・宮古島共同実行委員長)
歓迎挨拶 仲井真弘多(沖縄県知事)
稲嶺 進 (名護市長)
2.総 会(14:20~14:55) 2010年度活動・決算報告 2011年度活動方針・予算案
3.交流集会(15:00~18:00)
第1部 「ハンセン病回復者のいま」(15:00~16:30)
コーディネーター 青木美憲(邑久光明園副園長)
パネリスト 神里知宏(全国ハンセン病療養所入所者協議会会長)
平良仁雄(沖縄愛楽園退所者、沖縄愛楽園ボランティアガイド)
宮里良子(ハンセン病回復者家族、れんげ草の会)
第2部 「いま、ぬけだそう!ー手をつなぎ共に生きる社会へー」(16:30~18:00)
コーディネーター 山城紀子(フリーライター)
パネリスト 金城幸子(沖縄愛楽園退所者、『ハンセン病だった私は幸せ』著者)
新里よし子(『体験の世界 窓辺に光を~精神病なんて怖くない』著者)
井上昌和(北海道HIV訴訟元原告、薬害エイズを考える会、ハンセン病回 復者と北海道をむすぶ会。北海道薬科大学講師)
上里一之(チーム沖縄代表、「障がいのある人もない人もいのち輝く条例 づくりの会」共同代表)
4.18時30分 懇親会(名護市民会館中ホール) ★参加費3000円(学生2000円) ※完全予約制
会員以外の市民も、誰でも参加できます。
差別の問題は、差別される側ではなく、差別する側にこそ真の問題があります。ハンセン病を患った皆さんが偏見と差別にさらされ、完全に治っているにもかかわらず隔離され、社会復帰もままならない状態に置かれてきたこと。それを知ることは、差別した側が自らの責任を問い、現在も続いている差別を克服するための第一歩です。ハンセン病の問題はまさに私たち一人一人の問題です。
全県・全国から集まる皆さんから話を聴ける貴重な機会です。名護、ヤンバル、県内から多くの市民が参加されますよう呼びかけます。