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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

東京へ

2008-06-12 20:13:14 | 生活・文化
 所用で東京に行ってきた。ついでに神保町に行き、沖縄戦関連の本を中心に探し回る。帰りはカバンは古本で一杯で、担いで移動するのに難儀してしまった。今回、『幹譜』(幹は本字)という本を見つけた。陸軍士官学校第五十三期生・陸軍航空士官学校第五十三期生・陸軍経理学校第二期生の同期生史である。陸士五十三期生といえば、渡嘉敷島の赤松嘉次戦隊長もそうだったのではないかと思い、見てみると改名後の赤松喜次という名前で載っている。赤松元隊長に関しての記述はわずかだが、陸士五十三期生全体の動向が分かるので購入する。その他、海軍の特殊潜行艇に関する本や雑誌をいくつか購入してきた。
 ホテルにいる間、テレビはずっと秋葉原でおこった殺人事件の報道が続いていた。大量の情報が流れているが、何が事実で何が歪曲された情報なのか、時間をかけて見極めることが大切だろう。犯人が携帯で大量のメールを発信しているから、それからいくつか選んでつなげるだけでも一つの物語を作れるのだろうが、ありがちな図式に当てはめて納得しないようにしたい。

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