名護市屋我地にある国立ハンセン病療養所・沖縄愛楽園の将来構想についてのフォーラムが開かれます。私もパネリストの一人として参加します。以下に、実行委員会のチラシから引用して紹介します。ぜひご参加下さい。
国立ハンセン病療養所 愛楽園将来構想フォーラム
日 時:2009年2月15日(日)17:00開場 18:00開演
会 場:名護市民会館大ホール
1.シンポジウム「みんなで考えよう!地域と歩む医療」
司会 :山城紀子(フリーライター)
パネリスト:目取真俊(小説家)
上地博之(北部医師会副会長)
平良仁雄(愛楽園退所者)
金城雅春(愛楽園自治会長)
宮城秀輝(名護市健康福祉部長)
2.学生演劇「光の扉を開けて」
~名護市を中心とした県内の小・中・高・大学生が演じます。
HIVに感染した高校生とその友人たちが、ハンセン病回復者と出会うことによって差別に立ち向かい生きる勇気をつかむという内容です。
3.パネル展「ハート・プロジェクト」(ロビーにて)
~ハンセン病・沖縄愛楽園の資料・写真を展示します。
らい予防法廃止から12年、ハンセン病違憲国賠裁判勝訴判決から7年が経ち、2009年4月、ハンセン病問題の解決の促進に関する法律(通称「ハンセン病問題基本法」)が施行されます。
この法律は、ハンセン病療養所入所者の「生活環境が地域社会から孤立することなく、安心して豊かな生活を営むことができるように配慮されなければならない」とうたっています。そのために同法12条は「入所者の良好な生活環境の確保を図るため、国立ハンセン病療養所の土地、建物、施設等を地方公共団体又は地域住民等の利用の供する等必要な措置を講ずることができる」としています。
沖縄愛楽園は、高度の医療・看護・介護技術を提供することのできる人的・物的資源を備え、2002年から8診療科目で外来診療を開始して地域医療の一端を担ってきました。そして、今、沖縄愛楽園は、地域に根ざした施設として、さらなる可能性を模索しています。
このフォーラムを通して、みなさんも一緒に沖縄県のこと、名護市のこと、そして沖縄愛楽園の将来のこと、考えてみませんか?
国立ハンセン病療養所 愛楽園将来構想フォーラム
日 時:2009年2月15日(日)17:00開場 18:00開演
会 場:名護市民会館大ホール
1.シンポジウム「みんなで考えよう!地域と歩む医療」
司会 :山城紀子(フリーライター)
パネリスト:目取真俊(小説家)
上地博之(北部医師会副会長)
平良仁雄(愛楽園退所者)
金城雅春(愛楽園自治会長)
宮城秀輝(名護市健康福祉部長)
2.学生演劇「光の扉を開けて」
~名護市を中心とした県内の小・中・高・大学生が演じます。
HIVに感染した高校生とその友人たちが、ハンセン病回復者と出会うことによって差別に立ち向かい生きる勇気をつかむという内容です。
3.パネル展「ハート・プロジェクト」(ロビーにて)
~ハンセン病・沖縄愛楽園の資料・写真を展示します。
らい予防法廃止から12年、ハンセン病違憲国賠裁判勝訴判決から7年が経ち、2009年4月、ハンセン病問題の解決の促進に関する法律(通称「ハンセン病問題基本法」)が施行されます。
この法律は、ハンセン病療養所入所者の「生活環境が地域社会から孤立することなく、安心して豊かな生活を営むことができるように配慮されなければならない」とうたっています。そのために同法12条は「入所者の良好な生活環境の確保を図るため、国立ハンセン病療養所の土地、建物、施設等を地方公共団体又は地域住民等の利用の供する等必要な措置を講ずることができる」としています。
沖縄愛楽園は、高度の医療・看護・介護技術を提供することのできる人的・物的資源を備え、2002年から8診療科目で外来診療を開始して地域医療の一端を担ってきました。そして、今、沖縄愛楽園は、地域に根ざした施設として、さらなる可能性を模索しています。
このフォーラムを通して、みなさんも一緒に沖縄県のこと、名護市のこと、そして沖縄愛楽園の将来のこと、考えてみませんか?
会場:京都府解放センター4階ホール
(京都市北区烏丸紫明東南角)
演題:「隔離から解放へ」
ー「ハンセン病問題基本法」施行!-
講師:訓覇浩(くるべ・こう)さん
(ハンセン病療養所の将来構想をすすめる会・関西実行委員会共同代表、真宗大谷派解放運動推進本部)
参加費:前売り700円(当日800円)
主催:解放京都地方共闘会議
第31回解放連続講座の第2回講座として開催されます。京都近郊の方はぜひご参加下さい。
私は、学生時に『花に逢わん』や『椎の川』などの書籍ででハンセン病についての意識が高まり、夏祭りに行くことにしました。
施設内は広々としており、イメージよりもずっと近代化というか明るい印象を受けました。祭りでは様々な作品に触れることができて、大変楽しかったです。
今回のシンポジウムに参加することはできませんでしたが、沖縄タイムスにて拝見致しました。
社会復帰を陶芸の道で果たしているある方にお会いすることがだいぶ前にありましたが、どう接していいのか分からず困惑した記憶がございます。まだまだ無知で誤解している私だと思います。こんな身近にある施設について、もっと基本的な正しい知識を身につけたいなと思いました。
海の近くで庭木も管理され、自然に恵まれた中で静かに老後の生活を送っているように見えます。
私がいま気になるのは、経済危機が深刻化し、路頭に迷う若者や生活苦に追われる人が増える中で、愛楽園の入所者に対して、良い施設に住んでいて恵まれていると勘違いする人が出るのではないかということです。
愛楽園の入所者のみなさんが、なぜそこで暮らさなければならなかったのかを含めて、ハンセン病に対してどれだけ酷い差別があったか、その歴史をきちんと伝えていくことが急務だと思います。
愛楽園のすぐそばの砂浜には、かつて強制堕胎された赤ん坊が埋められたといいます。
証言集を読んだりして、愛楽園の歴史をきちんと知りたいものです。