23日は午前6時半に沖縄防衛局がN4を急襲し、まさに人の寝込みを襲うようなやり方で、大型ダンプ2台分の土嚢を下ろしている。ブログ「ヤンバル東村 高江の現状」が詳しく状況を伝えている。
N1に着いたのが9時前で、すでにダンプは去って、下ろした土嚢を作業員や防衛局員が運んでいる最中だった。途中から抗議行動に参加したが、抗議を行っている10名ほどの住民支援者に、50名以上の防衛局員、作業員が土嚢を持って突っ込み、押しまくっている状況だった。平良次長が陣頭指揮を執り、もみ合いとなって危険な状況となっても、土嚢運びを強行させ続けた。新しく加わった若い作業員も目立ち、平良次長の目の前で「やーよ、殺(くる)さりんど」「あとで死なすからな」と支援者に暴言を吐いていた。
先週来、防衛局員や年輩の作業員の一部が、若い作業員たちを煽って暴力的に作業を進めさせる場面が見られた。23日はそれがこれまで以上に酷かった。あとで平良次長は糸数慶子参議院議員に、自分たちが押されたかのような説明をしていたが、人数が圧倒的に違い、支援者側は女性も混じっているのに、よくもそういうことが言えるものだ。多勢に無勢なのをいいことに、マスコミの目の届かない所で、支援者を押しまくり、押し倒して土嚢を運ばせているのは沖縄防衛局ではないか。
これまで沖縄防衛局は、人の頭の上から土嚢を投げ込ませたり、抗議する住民・支援者を押し倒してケガをさせたり、安全性を無視して作業を進めてきた。2月も終わりに近づいて焦りにかられているのか、23日はそれがさらにエスカレートしている。24日以降も早朝から作業を強行するだろう。一人でも多くの人が早朝から高江に駆けつけ、作業強行に対する抗議行動に参加してほしい。
今、静岡の地でできること。電話で那覇防衛局と中国電力に抗議と作業中止要請をすること。今日やります。