性懲りもなく古い写真を、既出の写真もありますがこれもご勘弁。
誰もいない。鉾立ルートはこの季節この時間でも人はちらほらですがここ河原宿は晩秋人に出会うことは稀でした。
千畳を行く赤・青・黄・緑。先行する引率者を見たら知り合いでした。去年池昭さんの展示会で会ったときはもう山は歩けない、といっていましたが。
これは9月の夕方。別の時、遭難者を拾った時は快晴の夕方で新雪の鳥海山が真っ赤に染まっていましたが遭難者救助、カメラを持っていませんでした。今ならスマホでパシャッでしょうか。
鳥海湖も青空を映してきれいです。周りは雲ですが真上がぽっかり青空。
外輪を行けば七竈越しに山頂が見えます。この頃は行き交う人も少なくて良かったですねえ。
手前にもピントが合っていればもう少しましな写真になったのですが。
誰もいない寒々とした景色の方が好きです。
鉾立口賽の河原、被写界深度を考慮したわけではありません。たまたま背景がボケているだけです。そういえば写真家の石橋睦美さんに何を一番にすればいいですか、と訊いたとき「被写界深度を覚えるといいですよ。」といわれたのですが。
その一週間後の賽の河原で。この後はブルーラインも鳥海高原ラインも通行止めになります。
少し寂しいですが、また来年を楽しみに(^^)
雪化粧をした山頂の写真がとても素敵です。
昔から変わらない姿で、いつもそこにある鳥海山は
やっぱり母なる山です(^^)
母なる山の思いがある人にとっての鳥海山とただ百名山とひとくくりにした人の鳥海山とは全く異なるものだと思います。