明日におあずけ!

艦nextの1/700大和…作ってみたい
(・∀・)
↑カニは放置かョ

浜省は唄わない

2011年08月06日 | 音楽
出会いはさかのぼること20年ばかし前
高校1年だった僕は同級のSガ君にサザンか大瀧詠一のCDを貸してあげた
代わりに貸してくれたのが浜省の「Father's son 」と「誰が為に鐘は鳴る」だった

それまで僕が音楽に抱いていた世界観をひっくり返してしまうような、稲妻が走る程の衝撃を受ける
バイト代ですぐさまCDを買いあさる
カセットテープに浜省のベストを編集する
僕が高1になるまでの、世に出ていた省吾の世界に遅ればせながら追いつく
そして「EDGE OF THE KNIFE」発売
もうここからは僕の人生はリアルタイムに省吾の曲とともに流れる
十代、二十代そして三十代、それぞれの頑張ったり悲しんだり落ち込んだり輝いた記憶にはいつも省吾の曲が一緒だった
初めてライヴに行けたのはON THE ROAD 93
目の前にいるハマショウはプレーヤーから火が出そうなくらい観ていたライヴLDよりも格好良くて、実感もないほど夢の中にいてるようなひとときだった
仕事柄大阪のライヴに行けない時には、月曜開催の地方でのライヴチケットがとれれば広島や、雪の中チェーンを巻いてドカ雪の愛媛まで省吾に会いに行った
僕の出逢う人達には偶然なのか同じように省吾とともに生きてきた人がたくさんいてる
難しい説明は要らなくて
聴き続けてきた人同士なら判る、物の感じ方や考え方、人生観も多少はシンクロするのかな

今年のツアーは近郊はほとんど週末開催で、同じく省吾好きな同業の人と「今回のツアーには理容師は来てくれるなってことですかね」
なんてブーたれてたら阪神大震災から復興した神戸で、まさかの月曜日に東日本大震災の復興チャリティーライヴが急遽決定!
モチ、チケットもget!!
嫁さんと車で会場まで行くと平日にもかかわらず駐車場には全国から集まった車のナンバーが・・
ライヴももちろん最高で、涙がトマラナイ
もう一つ感激だったのが、センターステージで弾き終えたギタリストの
町支さんが僕達の方にギターのピックを投げる!
ピックは嫁さんの頭でバウンドし、すぐ隣の女性の方へ飛んで行きかけるも僕がすかさずひろいあげてget!!
家宝に決定!!!


でもこんなに好きでも飲み会のカラオケではハマショウは唄わない
どんだけ好きで好きで浜田を唄っててもやっぱ本物にはほど遠い(当たり前じゃ!)ワケで
本物のハマショウを知らない人が僕の唄うハマショウを聴いて「ふーん、ハマショウってこんなんなんだー」なんて見限ってほしくないから。
それくらい大切にしてる
そんな僕は桑田佳祐を絶唄する