「日曜、友達と某シャロー河川に釣りに行っていい?」
金曜日の夜
唐突に話しだす息子R
僕「はぁ!?」
R「塾の先生が、某シャロー河川でコイとかフナとか釣れるって教えてくれてん。だから友達らと某シャロー河川に釣りに行こうかって話になってん」
僕「子供だけで行くんか?他の子は親の許可もらってるんか?」
R「もらってるで」
僕「むーん…。それやったら…ライフジャケット着用で、某シャロー河川まで歩いて行くんやったら行ってもかめへんけど…。ところで仕掛けとか結べるんか?」
R「パパに結んでもらったやつ持って行くわ」
イヤイヤ、釣ってる途中で糸とか切れたら結ばなアカンやん…( ̄▽ ̄;)
そんなこんなで土曜日の夜
コイだかフナの仕掛けを物色しに二人でエイトへ
リールのトラブルを考えると普通にノベ竿仕掛けにしてあげるほうが無難なのでしょうが
Rに聞くと「リールで投げたい」とイッチョマエなこと言うので
とにかくシンプルに、という訳でブッコミ仕掛けにしてやることにしました
で
Rも僕と同じように虫エサを触るのが苦手なので安物のコイ・フナ用練り餌と
保険の意味でガルプ青イソメも買って帰り
ひととおりの仕掛けを作ってあげ
ライフジャケットにハサミやエサ類、あとケータイなどを入れさせ準備を整えました
すると
一緒に行くはずだった○ピーが
実は親の許可をもらってなくて
子供達だけで釣りに行くのはアカン!!と
まさかのドタキャンに…Σ( ̄ロ ̄lll)
許可とってないやんけー!!
仕方ない…
H君と二人だけでも行くわということになり
日曜の朝7時に近所の公園で待ち合わせすることになったそうです
で
日曜の朝6時半にRを起こし
気になった僕も起きて朝食をとり
ライフジャケットを着させてロッドを持ったRを7時前に見送ったわけです
本当は校区外の川に子供達だけで釣りに行かせるのってアカンことなのかも知れませんが
そもそもうちの息子Rは外遊びをしない子供で
高学年になる今まで殆ど友達と公園で遊んだりせず
家でゲームばかりしているようなニート予備軍みたいなヤツです
同じくらいの年だった頃の僕なんて
インドアでも遊びましたがやはり外でアクティブに遊んでました
釣りにしても
3つ歳上の兄貴や兄貴の同級生のニイチャン達に付いていって
某シャロー河川やドブみたいな川とかで
もっとデンジャラスな釣りをしたものです
自分の子供の頃と同じようにとまではいきませんが
息子Rにも
自然を相手に友達と遊んだりという経験をさせてやりたかった僕は
最低限の安全策(徒歩・ライフジャケット)を条件に
未知なる経験をさせるべく釣り竿持たせて送り出したのです
仕掛けが絡まったりするのも経験です
ボウズで帰るのも経験です
ホームレスのオッチャンと仲良くなるのも経験です
河原でエロ本を見つけるのも経験です
釣りを愛する人達の原点てこういう経験から始まるのだと思います
『友達と釣りに行く』ということ
それだけの事なのかもしれませんが
うん
良い経験だ
ピンポーン
7時半
インターホンが鳴る
?
H君やん
僕「は?Rは7時に公園に行ったで?」
H君「え?もう行ったんですか?」
僕「ちょっと待ち、Rに電話してみるから」
(電話する僕)
R「公園に誰も居れへんからもうシャロー河川に来てるねん」
H君「じゃあ今からシャロー河川に行きます」
僕「??…ところでH君、竿は?」
H君「ああ、僕竿持ってないので○ピーに借りて行きます…」
グダグダやんけ
もー…( ̄▽ ̄;)
そしたらRのヤツ、独りで釣ってるってこと?
H君は○ピーに竿借りてから某シャロー河川に向かうってことは…
しばらくR独りぼっちか
むーん…
気になる…
たぶん仕掛けとか絡まってネツコツしてる姿が目に浮かぶ…
行ってあげるべきか
行かざるべきか
もう僕は仕事に行かないとアカンし
むーん…
結局チャリ飛ばして来ました(-_-;)
案の定仕掛けを絡ませていたR
(やっぱり!)
泣きの1回ってことで仕掛けを組み直してあげて
無事にキャスト成功♪
どうやら○ピーのお祖父ちゃんが付き添っていただける事になったようで
○ピーも嬉しく参戦♪
散歩しているオッチャンから食パンの流し釣りでも鯉が掛かるというアドバイスをもらった一行は
食パン釣法にもトライしてみるらしいとのこと
僕は9時から仕事があるので見てあげれる時間は五分ほどでしたが
たとえ釣れなくたって友達同士でワイワイやるだけでも楽しいものです
てなわけで○ピーのお祖父ちゃんに子供達を託し
急いでチャリこいで店に戻りましたとさ♪
ほいでその夜
朝の釣果をRに聞くと案の定全くアタリが無かったようです
(T∀T)
でも
聞くところによるとハリスが切れたりなんかして
2回ほど仕掛けも結び直したらしいとのこと
うんうん、それも良い経験や
安全に充分配慮しなければなりませんが
自然の中には
家で熱中するゲームなんかよりもワクワクするような冒険があることを
少しは感じ取ってくれたかな…
と
善い父親像をアピールしつつ
そのオヤジは性懲りもなく今夜も某大河川に来たのであります
禊が済んだ途端にこのハイペース…( ̄▽ ̄;)
あの日
シャロー河川でフナと戯れていた純粋な少年は
それから30年の熟成を経て立派な変態アングラーに昇華したのであります
おきちゃん「先週が確率的に15パーセントとすれば今夜は60パーセントくらいの確率で期待できますよ!」
というので
60パーセントってことは
つまり15パーセントの4倍
僕「じゃあ先週はボラ1匹釣れたので今夜はボラ4匹くらい釣れますよね!!」
2人「あはははは」
ヾ(≧∀≦*)ノ〃ヾ(≧∀≦*)ノ〃
なんて高笑いしながら出撃しました
ものの
ボラすら釣れず…
…
かつて『老人と海』『武器よさらば』などを書いた偉大な詩人
E・ヘミングウェイも述べていました
『Fishing is patience』
(釣りとは忍耐である)
これにて2014年
7連敗というアンラッキーセブン達成
ウワァァイ♪ノッてきたぁあぁあ!!
\(^o^)/
次ホゲるとパー連チャンですねー!!
役満やでー!!
ぃやっほーい♪
なんだか…
泣けてきた…
PS.ヘミングウェイはそんな妄言吐いておりませぬので悪しからず
金曜日の夜
唐突に話しだす息子R
僕「はぁ!?」
R「塾の先生が、某シャロー河川でコイとかフナとか釣れるって教えてくれてん。だから友達らと某シャロー河川に釣りに行こうかって話になってん」
僕「子供だけで行くんか?他の子は親の許可もらってるんか?」
R「もらってるで」
僕「むーん…。それやったら…ライフジャケット着用で、某シャロー河川まで歩いて行くんやったら行ってもかめへんけど…。ところで仕掛けとか結べるんか?」
R「パパに結んでもらったやつ持って行くわ」
イヤイヤ、釣ってる途中で糸とか切れたら結ばなアカンやん…( ̄▽ ̄;)
そんなこんなで土曜日の夜
コイだかフナの仕掛けを物色しに二人でエイトへ
リールのトラブルを考えると普通にノベ竿仕掛けにしてあげるほうが無難なのでしょうが
Rに聞くと「リールで投げたい」とイッチョマエなこと言うので
とにかくシンプルに、という訳でブッコミ仕掛けにしてやることにしました
で
Rも僕と同じように虫エサを触るのが苦手なので安物のコイ・フナ用練り餌と
保険の意味でガルプ青イソメも買って帰り
ひととおりの仕掛けを作ってあげ
ライフジャケットにハサミやエサ類、あとケータイなどを入れさせ準備を整えました
すると
一緒に行くはずだった○ピーが
実は親の許可をもらってなくて
子供達だけで釣りに行くのはアカン!!と
まさかのドタキャンに…Σ( ̄ロ ̄lll)
許可とってないやんけー!!
仕方ない…
H君と二人だけでも行くわということになり
日曜の朝7時に近所の公園で待ち合わせすることになったそうです
で
日曜の朝6時半にRを起こし
気になった僕も起きて朝食をとり
ライフジャケットを着させてロッドを持ったRを7時前に見送ったわけです
本当は校区外の川に子供達だけで釣りに行かせるのってアカンことなのかも知れませんが
そもそもうちの息子Rは外遊びをしない子供で
高学年になる今まで殆ど友達と公園で遊んだりせず
家でゲームばかりしているようなニート予備軍みたいなヤツです
同じくらいの年だった頃の僕なんて
インドアでも遊びましたがやはり外でアクティブに遊んでました
釣りにしても
3つ歳上の兄貴や兄貴の同級生のニイチャン達に付いていって
某シャロー河川やドブみたいな川とかで
もっとデンジャラスな釣りをしたものです
自分の子供の頃と同じようにとまではいきませんが
息子Rにも
自然を相手に友達と遊んだりという経験をさせてやりたかった僕は
最低限の安全策(徒歩・ライフジャケット)を条件に
未知なる経験をさせるべく釣り竿持たせて送り出したのです
仕掛けが絡まったりするのも経験です
ボウズで帰るのも経験です
ホームレスのオッチャンと仲良くなるのも経験です
河原でエロ本を見つけるのも経験です
釣りを愛する人達の原点てこういう経験から始まるのだと思います
『友達と釣りに行く』ということ
それだけの事なのかもしれませんが
うん
良い経験だ
ピンポーン
7時半
インターホンが鳴る
?
H君やん
僕「は?Rは7時に公園に行ったで?」
H君「え?もう行ったんですか?」
僕「ちょっと待ち、Rに電話してみるから」
(電話する僕)
R「公園に誰も居れへんからもうシャロー河川に来てるねん」
H君「じゃあ今からシャロー河川に行きます」
僕「??…ところでH君、竿は?」
H君「ああ、僕竿持ってないので○ピーに借りて行きます…」
グダグダやんけ
もー…( ̄▽ ̄;)
そしたらRのヤツ、独りで釣ってるってこと?
H君は○ピーに竿借りてから某シャロー河川に向かうってことは…
しばらくR独りぼっちか
むーん…
気になる…
たぶん仕掛けとか絡まってネツコツしてる姿が目に浮かぶ…
行ってあげるべきか
行かざるべきか
もう僕は仕事に行かないとアカンし
むーん…
結局チャリ飛ばして来ました(-_-;)
案の定仕掛けを絡ませていたR
(やっぱり!)
泣きの1回ってことで仕掛けを組み直してあげて
無事にキャスト成功♪
どうやら○ピーのお祖父ちゃんが付き添っていただける事になったようで
○ピーも嬉しく参戦♪
散歩しているオッチャンから食パンの流し釣りでも鯉が掛かるというアドバイスをもらった一行は
食パン釣法にもトライしてみるらしいとのこと
僕は9時から仕事があるので見てあげれる時間は五分ほどでしたが
たとえ釣れなくたって友達同士でワイワイやるだけでも楽しいものです
てなわけで○ピーのお祖父ちゃんに子供達を託し
急いでチャリこいで店に戻りましたとさ♪
ほいでその夜
朝の釣果をRに聞くと案の定全くアタリが無かったようです
(T∀T)
でも
聞くところによるとハリスが切れたりなんかして
2回ほど仕掛けも結び直したらしいとのこと
うんうん、それも良い経験や
安全に充分配慮しなければなりませんが
自然の中には
家で熱中するゲームなんかよりもワクワクするような冒険があることを
少しは感じ取ってくれたかな…
と
善い父親像をアピールしつつ
そのオヤジは性懲りもなく今夜も某大河川に来たのであります
禊が済んだ途端にこのハイペース…( ̄▽ ̄;)
あの日
シャロー河川でフナと戯れていた純粋な少年は
それから30年の熟成を経て立派な変態アングラーに昇華したのであります
おきちゃん「先週が確率的に15パーセントとすれば今夜は60パーセントくらいの確率で期待できますよ!」
というので
60パーセントってことは
つまり15パーセントの4倍
僕「じゃあ先週はボラ1匹釣れたので今夜はボラ4匹くらい釣れますよね!!」
2人「あはははは」
ヾ(≧∀≦*)ノ〃ヾ(≧∀≦*)ノ〃
なんて高笑いしながら出撃しました
ものの
ボラすら釣れず…
…
かつて『老人と海』『武器よさらば』などを書いた偉大な詩人
E・ヘミングウェイも述べていました
『Fishing is patience』
(釣りとは忍耐である)
これにて2014年
7連敗というアンラッキーセブン達成
ウワァァイ♪ノッてきたぁあぁあ!!
\(^o^)/
次ホゲるとパー連チャンですねー!!
役満やでー!!
ぃやっほーい♪
なんだか…
泣けてきた…
PS.ヘミングウェイはそんな妄言吐いておりませぬので悪しからず