(お客さんであります高校三年生のi君との会話)
i君『実は僕…5月のGW明け頃にコロ助に罹ったんですよね。先ずお母さんが職場から持ち帰って来たみたいで…そこからお父さんと僕にも感染しちゃったみたいです』
( ’ω’ )
僕『GW明けだったらちょうど2類から5類に切り換わった辺りやんねぇ。熱とか結構出たの?』
( ゚Д゚)
i君『40℃の熱が3〜4日続いて結構キツかったです』
( ’ω’ )
僕『ホェェェェ。重症化し難くなったとは言え…やっぱ罹ったらシンドいもんなんやねぇ』(怖)
(;´Д`)
クワバラ…クワバラ
(↑バカなので僕は一度もコロ助には罹った事が無い)
i君『ただ…残念だったのが僕が自宅療養してる期間中に卒業アルバムのクラス写真を撮っていたみたいなんですよね。そういえば中学卒業の時に卒業アルバムで別枠に写ってた友達をイジったりしてた事があるんですけど…まさか今度は自分が卒業アルバムにワイプで載る羽目になろうとは(汗)
やっぱその時のバチが当たったんでしょうかねぇ…』
( ’ω’ )
(アレ…!?
…そういえば僕にも昔、似たようなエピソードがあったよう…な…)
( ¯人¯).。oO
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
(遡ること40年近く前のハナシ)
その日
小学六年生だった僕はバカなのに珍しく風邪をひき高熱に冒され数日前から学校を休んでいたんですよね。
(〃-Д-)ノ
(仮病なんかでは無くガチなやつです)
僕の体調を心配した担任のT先生は僕のオカンに連日電話をくださってたのですが、どうやら次の日は卒業アルバムに使う学級写真を撮影する予定だったようで…
先生曰く『一生の思い出に残るアルバムですし…授業は受けなくても構いませんのでとにかく学級写真を撮る時だけでもお母さん、○○君(←おあずけ)を学校に連れて来てあげられませんでしょうかねぇ』
(」³Д³)」
…という温情ある提案を戴いたようなのです
今の時代でしたら発熱してる生徒を学校に呼び寄せるなんざ疫学的に絶対アウトなのでしょうけど…おおらかだった昭和の時代の話ですので当時はソレを咎めるような空気感なんて無かったですよネェ。(まぁイロイロ時効ってコトで)
( ゚Д゚)y─┛~~
T先生の温情に甚(いた)く感激したオカンは次の日の朝、未だ熱でグッタリしている僕を起こしにかかります。
そして…昭和の男子小学生の正装である黒の半ズボンを僕に履かせようとするのですが…その頃は既に僕もお年頃だったのか半ズボンが恥ずかしくなってきて小学五年生くらいからは長ズボンを履き続けており(学校自体は特別な式典時を除いて普段は私服でもOKでしたので)、唐突に半ズボンを履かされる事に不快感をあらわにしたのを憶えています…
オカン『いーやいやいやいや!、卒業アルバムに載せる写真を撮るんやから今日だけは他の子も絶対に半ズボン履いてきてる筈やで?そこへアンタだけが長ズボンで写ってもうてたら逆にオカシなるがな。ブツクサ言わんとサッサと半ズボン履きィな!』
(・д・)
と諭された挙げ句…
熱でシンドかった事もあり大した反論もできぬまま半ズボンを履かされた僕はオカンのチャリンコの後ろに乗せられズボンの隙間からオイナリサンをポロリとさせながら学校へ向かうことになりまして。
(↑コラコラ待て待て!w)
一方その頃、学校では学び舎をバックに撮影するべく写真屋さんが雛壇を組み上げ準備万端、クラスメイトも整列し最後の1ピースとなる僕の到着を今か今かと皆が待っている状態でありました。
さぁ…そんなシチュエーションのなか校庭の向こう側より真打ち登場よろしくオカンのチャリンコの後ろにサーカスの小熊の如く乗せられた僕(半ズボン)はグッタリしたまま皆の待つ雛壇会場へと到着したのでありますが〜…
(どんな羞恥プレイやねん)
久しぶりに顔をみせた僕を気遣ってくれてる同級生の服装を見みるや…
殆っとんどが長ズボンやないかい!
(@□@;)
ホレ💢ミテミィ!
同級生『え…いっつも長ズボンやのに…何で今日だけ半ズボンなんw』
(;゚∀゚)(;゚∀゚)(;゚∀゚)
ダッサダサヤン♥
僕『イ、イヤ…オカンが『今日だけは皆半ズボンで来てるで』って言うたから…さぁ…ァァ‥💢』
(@△@;)
恥ッッズゥゥゥ…
…
かくして
そんなこんな有りながらもクラス写真の撮影は滞り無く終わり再びサーカスの小熊よろしくオカンのチャリンコの後ろに乗せられた僕はオイナリSONをポロリとさせながら颯爽とその場から去っていったのでありますが〜…
(後日すっかり元気になりました)
🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
季節は過ぎゆき…
巣立ちの春、学び舎を卒業する日がやって参りました。
(๑´∀`๑)
オメデトー
一人一人に手渡される六年間の思い出が詰まった卒業アルバム。
はやる気持ちを抑えながら開いて見ると…
(๑´∀`๑)
ワクワク♪
朗らかな笑顔のクラスメイト達に紛れ…1人だけ屍人(しびと)のように無表情で生気のない僕(半ズボン)が写ってましたとさ
( °ཀ゜)
こんな事なら…いっそ元気になってからワイプで写ってたほうがマシだったのでは…(泣)
( °ཀ゜)
(黒歴史につき卒業アルバムは見返してません)
PS.最近の卒業アルバムはワイプにならぬよう合成して貰えるらしいッスね〜
(*゚◇゚)
シランケド
i君『実は僕…5月のGW明け頃にコロ助に罹ったんですよね。先ずお母さんが職場から持ち帰って来たみたいで…そこからお父さんと僕にも感染しちゃったみたいです』
( ’ω’ )
僕『GW明けだったらちょうど2類から5類に切り換わった辺りやんねぇ。熱とか結構出たの?』
( ゚Д゚)
i君『40℃の熱が3〜4日続いて結構キツかったです』
( ’ω’ )
僕『ホェェェェ。重症化し難くなったとは言え…やっぱ罹ったらシンドいもんなんやねぇ』(怖)
(;´Д`)
クワバラ…クワバラ
(↑バカなので僕は一度もコロ助には罹った事が無い)
i君『ただ…残念だったのが僕が自宅療養してる期間中に卒業アルバムのクラス写真を撮っていたみたいなんですよね。そういえば中学卒業の時に卒業アルバムで別枠に写ってた友達をイジったりしてた事があるんですけど…まさか今度は自分が卒業アルバムにワイプで載る羽目になろうとは(汗)
やっぱその時のバチが当たったんでしょうかねぇ…』
( ’ω’ )
(アレ…!?
…そういえば僕にも昔、似たようなエピソードがあったよう…な…)
( ¯人¯).。oO
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(遡ること40年近く前のハナシ)
その日
小学六年生だった僕はバカなのに珍しく風邪をひき高熱に冒され数日前から学校を休んでいたんですよね。
(〃-Д-)ノ
(仮病なんかでは無くガチなやつです)
僕の体調を心配した担任のT先生は僕のオカンに連日電話をくださってたのですが、どうやら次の日は卒業アルバムに使う学級写真を撮影する予定だったようで…
先生曰く『一生の思い出に残るアルバムですし…授業は受けなくても構いませんのでとにかく学級写真を撮る時だけでもお母さん、○○君(←おあずけ)を学校に連れて来てあげられませんでしょうかねぇ』
(」³Д³)」
…という温情ある提案を戴いたようなのです
今の時代でしたら発熱してる生徒を学校に呼び寄せるなんざ疫学的に絶対アウトなのでしょうけど…おおらかだった昭和の時代の話ですので当時はソレを咎めるような空気感なんて無かったですよネェ。(まぁイロイロ時効ってコトで)
( ゚Д゚)y─┛~~
T先生の温情に甚(いた)く感激したオカンは次の日の朝、未だ熱でグッタリしている僕を起こしにかかります。
そして…昭和の男子小学生の正装である黒の半ズボンを僕に履かせようとするのですが…その頃は既に僕もお年頃だったのか半ズボンが恥ずかしくなってきて小学五年生くらいからは長ズボンを履き続けており(学校自体は特別な式典時を除いて普段は私服でもOKでしたので)、唐突に半ズボンを履かされる事に不快感をあらわにしたのを憶えています…
オカン『いーやいやいやいや!、卒業アルバムに載せる写真を撮るんやから今日だけは他の子も絶対に半ズボン履いてきてる筈やで?そこへアンタだけが長ズボンで写ってもうてたら逆にオカシなるがな。ブツクサ言わんとサッサと半ズボン履きィな!』
(・д・)
と諭された挙げ句…
熱でシンドかった事もあり大した反論もできぬまま半ズボンを履かされた僕はオカンのチャリンコの後ろに乗せられズボンの隙間からオイナリサンをポロリとさせながら学校へ向かうことになりまして。
(↑コラコラ待て待て!w)
一方その頃、学校では学び舎をバックに撮影するべく写真屋さんが雛壇を組み上げ準備万端、クラスメイトも整列し最後の1ピースとなる僕の到着を今か今かと皆が待っている状態でありました。
さぁ…そんなシチュエーションのなか校庭の向こう側より真打ち登場よろしくオカンのチャリンコの後ろにサーカスの小熊の如く乗せられた僕(半ズボン)はグッタリしたまま皆の待つ雛壇会場へと到着したのでありますが〜…
(どんな羞恥プレイやねん)
久しぶりに顔をみせた僕を気遣ってくれてる同級生の服装を見みるや…
殆っとんどが長ズボンやないかい!
(@□@;)
ホレ💢ミテミィ!
同級生『え…いっつも長ズボンやのに…何で今日だけ半ズボンなんw』
(;゚∀゚)(;゚∀゚)(;゚∀゚)
ダッサダサヤン♥
僕『イ、イヤ…オカンが『今日だけは皆半ズボンで来てるで』って言うたから…さぁ…ァァ‥💢』
(@△@;)
恥ッッズゥゥゥ…
…
かくして
そんなこんな有りながらもクラス写真の撮影は滞り無く終わり再びサーカスの小熊よろしくオカンのチャリンコの後ろに乗せられた僕はオイナリSONをポロリとさせながら颯爽とその場から去っていったのでありますが〜…
(後日すっかり元気になりました)
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季節は過ぎゆき…
巣立ちの春、学び舎を卒業する日がやって参りました。
(๑´∀`๑)
オメデトー
一人一人に手渡される六年間の思い出が詰まった卒業アルバム。
はやる気持ちを抑えながら開いて見ると…
(๑´∀`๑)
ワクワク♪
朗らかな笑顔のクラスメイト達に紛れ…1人だけ屍人(しびと)のように無表情で生気のない僕(半ズボン)が写ってましたとさ
( °ཀ゜)
こんな事なら…いっそ元気になってからワイプで写ってたほうがマシだったのでは…(泣)
( °ཀ゜)
(黒歴史につき卒業アルバムは見返してません)
PS.最近の卒業アルバムはワイプにならぬよう合成して貰えるらしいッスね〜
(*゚◇゚)
シランケド