明日におあずけ!

昨晩久しぶりにgooブログ繋がりにくかったんスけど…
僕だけだったのかしら
( •́ω•̀)??

西へ

2024年11月15日 | 
秋の山歩き第2弾は日本三大峡谷のひとつ、大杉谷を歩いてみたいなぁ…なんて閃いたのですが単独行につき自分のスキル以上の無茶をすると最悪、死にも繋がりかねませんので
アクセスの悪さも鑑みて取り敢えず大台ケ原より日出ヶ岳を経由して大杉谷へと下って行き有名な堂倉滝を拝んでから粟谷小屋へ引き返して宿泊し、翌朝日出ヶ岳に登り返してそのまま大台ケ原の超メジャーな東大台コースを堪能して帰って来ようかと思い立った次第ですが
(自身、大台ケ原↔桃ノ木小屋間を往復出来る体力があるのか不明につき最初から無理はせず粟谷小屋迄で様子を見てみようかと)



ところが週末から月曜朝にかけての天気予報がコロコロと変わり…それでも無理はするべきじゃないとギリギリまで決断に至らなかったのですが、日曜夜の時点になりようやく月曜朝からであればコンディション的にも堂倉滝までは行けそうな目処がついたという事で急遽粟谷小屋へ予約を試みるも



あちゃあ…
ギリギリ過ぎて予約が取れず
(´∀`;)



まぁでも気分は大台ケ原方面を歩くテンションになってしまってる(当初ダイトレも構想に入れてましたが葛城高原ロッジの月曜宿泊も空きが無かった)ので




こんな予報ですし紅葉シーズンも終わりかけなのでビジターセンターの駐車場も溢れる事は無いだろうと、ユックリな時間から自宅を出る事に。





道すがら2軒のお店に立ち寄り柿の葉寿司を調達しつつ
10:30にビジターセンター駐車場に到着
(平日ということもあり空いてました)
駐車場入り口にあります食堂兼売店を覗くと入口には西大台地区の当日枠が残ってるとの立て看板が。
自然保護の為に環境省が管轄する西大台地区は原則的には商工会にて事前に予約をしておいた上で、ビジターセンターで入山に際するレクチャーを受けた人(←人数制限あり)しか歩けないルートなのですが当日でも予約の枠が残っている場合のみ飛び込みでも入山が可能らしく…




当初の僕の思惑では今日は残り時間的に余裕のあるメジャーな東大台コース(約4時間)をまわり、もし明日の西大台の予約の空きが出そうな雰囲気ならばそのまま車中泊して明朝飛び込みで西大台コース(約5時間)を歩いてみようかとボンヤリ考えてたのですが
ビジターセンターのお姉さんにその旨相談すると
『明日の天気予報が晴天間違い無しなので絶景を拝める東大台は明日にまわし、むしろ山の中を歩くだけの西大台を今日のうちに周っておかれては如何ですか?ただし西大台は5時間かかるうえ最近は日が暮れるのも早いので午後4時頃までには戻って来ないと迷いやすくなりますけど〜♥』
(人*´▽`)

(↑いやもう既に11時だしレクチャー受けたり準備したりしてると出発は11:30くらいになるんスけど(汗))





てなワケで急遽今から西大台を歩く事となり慌てて売店へ戻り申請料1000円を支払いビジターセンターでレクチャーを受け、身支度を整えてから11:30頃、大台教の看板より西大台の入口へ



ゲートにて環境省の職員さんに許可証を見せてから入山
分岐点より反時計回りに周るのがオススメらしいのですが何も調べずにヤマレコに時計回りでルートを設定してしまっており修正する時間も無かったのでそのまま僕は時計回りで進むことに




自然保護地区とあって出来る限り人工物は省かれてるみたいですね
そんな景色を見やりながらエエ感じで下って行ってたところ





タイミング悪く濡れた木の根っこ&枯れ葉に両足同時にバランスを崩されステーン!と背中から滑り転げちゃいました
((;゚Д゚)
マジカー!


幸いザックがクッション代わりになってくれたので大事には至りませんでしたが…滑落する時って、きっとこんな感じで滑り転げ落ちてったりするんやろなぁと戒めになりました
((;゚Д゚)
コッワ…


もしザックにクリームパンとかシュークリームなんか入れてたらきっと取り返しがつかなかった事でしょうねぇ…
((;゚Д゚)
(↑心配するのはそんな事では無かろう)





ガレ場の下り坂。
ルートが反時計回りを薦めてたのはココを登りで使うほうがベターだったからみたいです





逆川の吊り橋を渡り





開拓分岐を展望所方面へ。




大きなイチモツの木。
小心者の豆太がジサマの窮状を救うべく勇気を振り絞って真夜中にイチモツの木の前を走り、半里離れた町まで医者を呼びに行って以来ジサマが絶倫となった逸話から、以降村人による性器信仰の偶像として崇められている巨木だそうな。
(*¯人¯*)
↑ウソツケ💢





展望所に到着




明日行く東大台の大蛇グラが見えるらしいのですが…





ここら辺…でしょうかw
まぁエエわ戻ろう。
(^^;)
(大して収穫無し)




分岐まで戻ったので左方向へ開拓跡を目指します










この辺りが恐らく開拓跡でしょうか。
明治時代にこの辺りの開拓を試みるも多雨など自然の猛威に屈し断念したエリアだとか。
マップには唯一ココに簡易トイレが在るらしいのですが目視では発見に到らず。でも改めてチェックしてみたらこの画像の真ん中より右上辺りにそれらしい人工物が写り込んでましたわ





何ヶ所か渡渉ポイントが在りましたが今日は水量も穏やかなので余裕で渡れました



開拓跡から七ツ池にかけては道が不明瞭で迷いやすいみたいなので慎重にルートファインドしながら進みます
(単独行につき日が傾き始めると心細くなります)






水は無いのに七ツ池。
名前の由来は判りませんがおそらく性器信仰か何かなのでしょう
(*¯人¯*)
↑マダイウカ💢



雨宿り専用キノコ
(定員1名)



ナゴヤ谷上流部を抜けたらゴールまでのビクトリーロード。
15:37ビジターセンター駐車場に無事帰還
11:30の出発時にはコースタイム的に16:00までの食堂の営業時間までには戻って来れないものと思ってましたが今ならギリギリ食堂で温かいものにありつけるゾ!ってことで




食堂で熱々の山菜うどんと唐揚げ、そして美味しい麦酒を頂きました〜
ヾ(*´∀`)ノ
ウマー!




因みに西大台の平均所要時間(5時間)を随分巻いた筈なのにヤマレコでは『ゆっくりペース』と判定されましたけど…僕にはコレくらいが限界ですわ…
=͟͟͞͞(꒪⌓꒪*)
ムリムリ…






ビジターセンター受付にて帰還を報告。
(やっぱココでも西大台のコースタイムは5時間て書いてるんですけどネ…)
アンケートに答えたら大台ヶ原山椒大夫(おおだいがはらさんしょうだゆう)君のピンバッチ貰えました♪





言うてる間に日も暮れて来たので





シートを倒し車中泊のセッティング完了。
シュラフの足元にマグマ(極寒用カイロ)入れてるのでヌックヌクです




2軒の異なる柿の葉寿司を食べ比べ。
巻いてる柿の葉まで紅葉してるってのが粋ですよね〜♪






という訳で明日の為にボチボチ寝ま〜す♥





(↑トイレに起きた時に撮れたオリオン座)



乙!
(´-﹃-`)Zz…



※2日目へとつづく