さて、今回は「〜ゲリラアクションロマンス〜のぼると食べ子」の編集のお話。
編集は主に私とU氏で行いました。指示は私が出してたんだと思います。
フィルムを映写機で壁に投影し、それを見て、「ここもうちょっと」とか言って、電灯の下でだいたいの部分でフィルムを切る機械?道具?で切ります。
それを小さなセロテープを繋げる機械?で繋ぎます。(そこはうる覚え)
そして、また、繋いだものを映写機で流し、再び、切る部分を探します。その繰り返しです。
その繰り返しの作業ですが、初めての緻密な作業でダウンした記憶があります。
余談ですが、その日、新○のラーメン屋で豚骨ラーメンを食べまして、それが当たったのでは?と今でも思います。それ以来、豚骨ラーメンは苦手です。
話は作業に戻ります。その作業を何度も繰り返しているうちに映写機のハロゲンランプにフィルムが当たり、大事な部分が燃えてしまったことがありました。その部分はもちろん駄目。
そのため、交差点ののぼると食べ子の渋○の交差点で遠目から撮ったシーンはいきなり抱き合っているところからになりました。
あと、音楽ですが、たまたま編集作業中にOさんがラジカセで流していた「ジャック・タチ作品集〜ぼくの伯父さん〜サウンドトラック」がイメージにあってたので、そのまま使用しました。
それに騒音なども合わせて、上映時には編集したカセットをラジカセのカウンターを見ながら、映像に合わせて再生させる事にしました。
作品は無声映画としてできあがりました。もちろん当時は字幕も付けられません。
作った感想としては、観た方に意味が通じるのか?疑問が残りました。
つづく
ここの2人が駆け寄るシーンが焼けてしまいました!残念!