さて、いよいよ私の処女作である自主制作映画「〜ゲリラアクションロマンス〜のぼると食べ子」のお話も大詰めを迎えます。
母校Bの講座「芸術学」にて大絶賛を受けた私ですが、次の目標がありました。
そうです。昨年の「TABOO〜皇○で泳ぐ〜」を上映した「東京インターナショナル最低8ミリ映画祭」での上映です。
「東京インターナショナル最低8ミリ映画祭」とは池○の今は亡き文芸坐ル・ピ○エにて、当時12月になると行われていたイベントです。
主催者であり、イベントの司会者は毎年変な仮装をして偽名を使ってましたが、実は伝説の超有名漫画家の息子であり、自身も映画監督である手○眞さん。
そして、審査員には映画監督やミュージシャン、漫画家を招いて行います。
審査方法はいたって簡単。
事前に集めた8ミリフィルムを会場で次々と公開します。
審査員が観るにたえなくなると審査員の後ろにある大きな和太鼓を叩き、それと同時に上映は中断、その場で遮断されるというもの。
作品としては、おしりを丸出しのアップにしてプルプル振るものから、TVでも取り上げられている巨匠と言われる方の壮大な不条理ものまで。
とにかく馬鹿馬鹿しいものが中心でした。
そう言うものを観せられていくうちにだんだん客席がどよ〜んとするのも毎年恒例な様です。
昨年ですが、U氏は飛び入り参加をし、「TABOO〜皇○で泳ぐ〜」を上映しました。
上映する条件として無音だった事もあり、マイクを持たされ、その場で即興解説をさせられました。
太鼓は叩かれたか覚えはありませんが、少しにがい思い出だったと思います。
今年はなんとしてもリベンジしたい!そんな思いが強かったと思います。
なんと言っても母校での好感触が自分を後押しします。
当時、怖いもの知らずだった私は「〜ゲリラアクションロマンス〜のぼると食べ子」の8ミリフィルムを文芸坐ル・ピ○エに提出します。
そして、忘れもしない1992年12月23日を迎えるのでした。
つづく
いよいよ映画祭に公開 ⁈ です!どうなることやら?