シンAyumilky作業日記

趣味と言われながら本気で作成する男の日々の作業日記です。

これまでの制作のお話ー「のぼると食べ子」編⑯影響を受けた作品のお話。

2023-01-18 11:18:35 | 自主制作映画

さて、今回は私の処女作である自主制作映画「〜ゲリラアクションロマンス〜のぼると食べ子」がそもそも誰の作品から影響を受けていたのか?というお話。

話は1991年の「最低8ミリ映画祭91」にさかのぼります。

当時、U氏の誘いで初めて行く事となった私。

そこで衝撃的な作品に出会いました。

そう。安原伸監督の「国防挺身隊」です。

私はよく知らなかったのですが、この作品は当時 TVで放送していた深夜番組『三○裕司のえびぞり巨匠天国』通称『エビ天』で放送された有名作品でした。

〜ゲリラアクションロマンス〜のぼると食べ子」の墨で書いた文字の演出やノリはすべて『国防挺身隊』から影響を受けたものです。

 

そんな今は亡き安原監督ですが私個人で忘れられないエピソードが2つほど。

ひとつは「最低8ミリ映画祭92」で大賞をいただいた私ですが映画祭の後、一緒に食事に行くこととなります。

その席で安原監督は「ここでの映画祭の受賞は若手の登竜門になるから」とお褒めの言葉をいただきました。

ちなみに映画祭直後、文芸坐ル・ピ○エの前で審査員であったサ○キけんぞうさんと出演者一同で記念写真を撮っていただいたのも、カメラに精通する安原監督です。

まだ、安原監督の元にあると思います。もし、どなたか連絡先がわかる方がいればお教えください

そして、もうひとつのエピソードは、「〜ゲリラアクションロマンス〜のぼると食べ子」をビデオテープに変換(テレシネ)したものに音を入れることになり、当時、編集室でオペレーターをしていただいたのも安原監督です。

文句ひとつ言わず、もくもくと作業をされていた印象があります。

当時若かったため、安原監督にはお礼ひとつできませんでした。

また、どこかでお話したかったです。

安原監督。安らかにお眠りください。

                                      つづく

 

これが「国防挺身隊」です。第3話にU氏とOさんが友情出演をしています。