あずまクラブ(越前の守)です。正しい心の探究をします。

”人間は夢とロマンを持つから動物とは決定的に違う”から始めます。正しい心の探究です。

原子病(放射能被爆)を物ともせず電力復帰をした人達

2013-01-16 01:00:49 | 日記

福島被爆は長崎の比ではないのに、放射能の恐怖をあおり立てて

電気いらない!、原発停止を叫ぶ人達に聞かせてやりたいですね。

電気のない社会の悲惨さを知ろうともしない人達にです。

 

産経ニュースより

第4部(2) 被爆地に灯った希望の光 家族・同僚失う悲しみを押し殺し

「一丸になって電気を通しました」と被爆地での復旧工事を語る川口末松さん=長崎市

「一丸になって電気を通しました」と被爆地での復旧工事を語る川口末松さん=長崎市

 昭和20年8月9日。B29爆撃機ボックス・カーが投下したプルトニウム型原子爆弾・ファットマンにより長崎市松山町の爆心地から半径2キロ以内 はほぼ全ての建物が倒壊・焼失した。送配電設備も壊滅的な被害を受け、長崎市内全域は停電し、生存者たちは漆黒の闇の中で一夜を明かした。

 翌10日、九州配電(現・九州電力)長崎支店社員の川口末松さん=当時(19)=は、壊滅した長崎市内の電力復旧の先遣隊として歩いていた。

 「いつ電気は来るの?」

 「今晩中には通電できますよ」

 被災者の問いかけにこう答えると大きな歓声が上がった。地獄に落とされた長崎の人々にとって電灯は希望の光だったのだ。85歳になる川口さんは今もその笑顔が忘れられない。

 「電気という仕事に従事して本当に良かった。そう思えた瞬間でした…」

  ×  ×  ×

  10日には、長崎の壊滅を聞き、福岡や佐賀の九配支店・営業所の従業員らが続々と応援に駆けつけた。急編成された復旧部隊は、長崎支店の倉庫内に保管され ていた電線や配電器具を使い、突貫作業で送電区域を拡大していった。9日の被爆直後、長崎支店に猛火が迫る中、女性従業員らが懸命の防火作業で守り続けた 貴重な代物だった。

 努力の甲斐あって10日午後6時ごろには、早くも長崎市南部地区が通電し、夕暮れに電灯がポツポツと浮かび上がった。

 11日になると復旧工事はさらに本格化。江川変電所に加え、諌早変電所からも電気が送られるようになり、市の中央、東部にも送電を再開。焼失した県庁前など官庁街の焼け跡には、電柱が一本一本増えていった。

 「この地区は今日中に復旧するぞ!」「こっちの地区は明日通電できる」-。従業員たちは通電地域が広がる度に、自らを鼓舞した。

 ×  ×  ×

 12日には長崎湾の西側も電気が通じた。原爆投下からわずか3日後に、爆心地直下で壊滅した地域を除く長崎市内の大部分の家に明かりが灯ったことになる。平成23年3月の東日本大震災に比べても、信じられないほどのスピードだといえる。

 もちろん九配の従業員たちが原爆被害から免れたわけではない。九配従業員21人と家族77人の計98人が犠牲となっている。

  殉職者21人のほとんどは、原爆投下に先立つ8月1日の空襲を受けた三菱重工業長崎造船所幸町工場や三菱製鋼所(現・三菱長崎機工)の復旧工事のため、よ り爆心地に近い現場にいた社員だった。息も絶え絶えに九配長崎支店に駆けつけ「電柱はほとんど倒れています」と爆心地近くの状況を報告した直後に倒れ、息 を引き取る社員もいた。

 多くの従業員は家族・親族、そして同僚を失った悲しみを押し殺して復旧作業を続けたのだ。

 九配の復旧部隊は日に日に増え、軍も応援に加わった。最終的に復旧に携わった延べ人数は4千人に上った。

 とはいえ重機などはほとんどない。いずれも人力による復旧だった。九配従業員らは長崎支店に寝泊まりし、早朝から日没まで復旧作業を続けた。宿直室は臨時救護所となり使えないため、硬いベンチをベッド代わりに仮眠を取った。

 臨時救護所には次々と被災者が運ばれた。だが、薬も包帯も不足している。顔面は黒く焼きただれ、傷痕からウジ虫がわき、苦痛を訴える同僚。川口さんらは、「がんばってください」と声をかけることしかできなかった。

 川口さんらは、変圧器に使う油で、亡くなった社員を支店裏で荼毘(だび)に付した。

 そして迎えた8月15日。九配従業員は支店内のラジオを前に、終戦を伝える玉音放送を聞いた。全員が頭を垂れ、口をつぐんだ。

 この日深夜、川口さんは原爆投下以来初めての帰宅を許された。緊張感と使命感から疲れを一切覚えていなかった川口さんだが、帰宅許可をもらった瞬間、1週間蓄積した疲労が一気に出てしばらくは歩くこともできなかった。

   × × ×

 『九州配電株式会社十年史』はこう記す。

  「食糧不足資材欠乏等あらゆる困難の最中、次々と原子病にたおれ行く僚友を看護(みまも)りながら其屍(そのかばね)を市中に疎開材で焼きつつ、全員協力 一致其屍の焼あとには次々と新しい配電線を建設、斯くて市民の光明たる電灯が点されて行った。この困難な復旧工事には、あの電話機を持ったまま殉職した社 員達、工事中の電柱から吹き飛ばされて殉職した社員達、妻子全滅し孤独者となって尚引き続き建設に挺身した社員達のあの熱烈なサーヴィス精神が全従業員を たえず鼓舞激励してくれたし、復旧工事促進の中に躍動したのである」

 終戦から68年目。川口さんは戦後、会社組織改変に伴い、九州電力社 員となり、被爆地での復旧作業に携わった同僚とともに台風被害や水害がある度に、いの一番に出動し、電気の復旧に尽力した。被爆当時の復旧作業に携わり、 今も存命なのはおそらく川口さんだけ。中には原爆症に苦しむ同僚もいた。被爆地での経験については家族にも長く口を閉ざしてきたが、歴史の証人として当時 を振り返る決意を固めたという。

 「あの被爆地で、支店長以下一丸となって懸命に電気を通した同僚たち。電気が通ったことを喜んでくれる人々。あれほど自分の仕事を誇らしく感じたことはありません。電力を守ることは人の命を守ることなんですよ」

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参院山口補選 幸福実現党が河合美和子氏を擁立

2013-01-16 00:38:41 | 日記

たとえ落選が確実と予想されても、出馬して「言わねばならない事がある。」

マスコミのうそに洗脳されないために、戦うのが幸福実現党である。

 

ザ・リバティーweb  より

幸福実現党は15日、4月に行われる参院山口補選に、河合美和子氏を候補者として擁立すると発表した。この補欠選は、前職の自民党・岸信夫氏が衆院選に出馬するため昨年11月に参院議員を辞職したことに伴って行われる。

 

河合氏は山口県周南市出身。山口放送、明治安田生命を経て幸福の科学に奉職。現在、宗教法人幸福の科学徳山支部の支部長を務める。

 

河合氏は出馬表明にあたって次のようなコメントを表明した。

 

「日本を愛する気持ちは誰にも負けません。日本に生まれてよかった、と誰もが思える国づくりを、国防の要であり、コンビナートを抱える山口県から発信し、国防の強化と減税による景気回復で、豊かで強い日本を復活させます」

 

山口選挙区は、陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊、さらに岩国米軍基地を擁する国防の要衝の地である。2012年には米軍岩国基地にオスプレイが納入さ れることへの反対の動きもあった。河合氏ら幸福実現党山口県本部は、オスプレイ配備賛成のデモへの参加や街頭演説などでオスプレイ配備の重要性を訴え続け てきた。

 

幸福実現党は今回の擁立にあたり「『自分の国は自分で守る』という『国家の気概』を取り戻し、自主防衛体制を強化すること、自公政権による日本経済を壊滅させる消費税増税の断固阻止」を力強く訴える、としている。

 

同選挙区で唯一、既に立候補を表明している自民党の江島潔氏は15日、安倍首相から公認証書を受け取った。江島氏は前下関市長の経験を生かし、「地域活性化」を軸として選挙戦を戦うという。

 

現在、野党も候補者擁立を模索中だ。7月に予定されている参院選を前にして、票の行方が注目される。(晴)

 

【参考記事】

2012年9月21日付本欄 オスプレイを日本も導入を 岩国で初飛行

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4887

 

2013年1月3日付本欄 【2013年展望・国内政治編】国防・増税で揺れた2012年、さらに2013年は厳しい年に

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5417

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「幸福実現党に申し上げる―谷沢永一の霊言―」

2013-01-16 00:29:37 | 日記

ザ・リバティーweb  より

現代の「孟子」が語る幸福実現党の「回天の偉業」とは?

2012年1月11日収録

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意 識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で 語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

 

鋭い書評など辛口の言論人として、左翼知識人と徹底的に戦い、2011年に他界した書誌学者・評論家の故・谷沢永一氏。昨年末に幸福実現党の党首に矢内筆勝氏が就任したのを受けて、「幸福実現党に申し上げる」と霊言メッセージを送ってきた。谷沢氏の霊は、「君たちは全部正しいことを言っているから、負け続けているんだ」「これは回天の偉業だ」と、逆説的な言い方で賞賛。また、谷沢氏の過去世は儒教の源流の一人であり、また江戸期の儒学の大家であることを明 かした。

 

以下に公開霊言の一部を紹介する。

 

「幸福実現党は正しいがゆえに負け続けている」

 博覧強記の言論人・谷沢永一氏は、現代に甦った「孟子」だった――。

 公開霊言で同氏の霊は、自らの過去世について明かし、中国の儒教の源流である孟子であったと述べた。

 孟子の生まれ変わりである氏が、左翼勢力によって戦後日本が社会主義化しようとするのに対して敢然と言論戦・思想戦を挑み続け、この国を守り続けてきた。その谷沢氏が高級霊界に戻って、現代日本において孔子の儒教を体現しようとしている幸福実現党に対して熱いエールを贈ってきたのが、今回の霊言である。

 

 谷沢永一氏の霊は、質問者である幸福実現党の矢内筆勝・新党首が、「谷沢先生がご生前、批判されていた朝日新聞から脱藩しました」と自己紹介すると、 「おお、悪魔の新聞社から脱藩したんだな? それはよかった。地獄に行かんで済んだわ」と、生前の歯に衣着せぬ辛口の評論家ぶりを冒頭から発揮。

「君らが負け続けているというのはねえ、もう、本当に純粋に正しいんだよ。全部正しいことを言ったら、絶対落ちるんだよ。死んでからでないと認められないんだよ」「新聞やテレビと違うこと言ってるんだろ? だから負けるんだろ。だから、君らは正しいんだよ」

 と逆説的な言い回しで、幸福実現党を絶賛した。

「君らは、マスコミ論と国論は違うということを明らかにした」

 谷沢氏が具体例として挙げた一つが、昨年夏には「脱原発」で国論が統一されたかにマスコミ報道ではなっていたにもかかわらず、12月の衆院選では、「脱原発」を主張していた民主党以下の政党が大敗し、「原発再稼働」を掲げていた自民党や日本維新の会が圧勝したことだ。

「これはねえ、君たちの力は、マグマとしてはものすごい力で動いた。こんなこと、神業だよ」「マスコミのほうが今、まだ衝撃から立ち直れないでいる。『マスコミ論と国論は違う』というのを、今回初めて明らかにしちゃったんだよ」

 さらに谷沢氏は、「君らは、負け続けることによって、ついに中国共産党政府まで倒そうとし始めている。負け続けながら倒しにかかっているので、まさしく回天の偉業だよ」と、幸福実現党の活動が日本と世界をすでに大きく動かしていることを認めた。

 

「幸福実現党は孔子の儒教そのもの」

 また、孟子の生まれ変わりらしく儒教の歴史と日本での役割についても説いた。

「君らがやってるのは、孔子の儒教そのものなんだよ。儒教精神でもって政(まつりごと)をやろうとしたんだろ? 孔子は諸国どこへ行っても、結局、『実用性がない』と言って断られた。しかし、孔子亡き後、中国はもう千年、二千年と儒教精神をもとにして政治が行われ、 日本にまでその影響は及んだ。君らがやろうとしていることは、そういうことに近い」

「儒学は、悪質な結果平等の民主主義には与しない。君子はいるという考えだし、君子は教育によってつくり出せるという思想なんだ。その君子が人を治めるのが正しいご政道だという考えだよな」

「だから、(幸福の科学は)君子の道を宗教で説いて、政党においてその君子の道を実践して、教育において君子を教育しようとしているんだろう? 実践の学としてやろうとしているわけだ」

 など、「王道政治」(徳によって仁政を行う)や「性善説」(人は生まれながらにして善であり、教育や修養によって君子たりうる)を説いた孟子の思想をもとに、幸福の科学や幸福実現党の歴史的意義についても語った。

 

矢内党首の過去世は、江戸時代の儒学者で明治維新に影響を与えた人

 さらに、質問者の矢内党首の過去世が、江戸時代の儒学者で後世の明治維新に大きな影響を与えた一人であること、谷沢氏自身も、孟子以外に、江戸時代の儒学の大家として生まれていることも明らかにした。

 

 その他、今回の霊言で谷沢氏は以下のような論点についても、独特の見解を示した。

 

  • 幸福実現党と孔子の儒教との共通項とは?
  • 保守の言論人に勇気を与えた幸福実現党。
  • 左翼の牙城である朝日新聞が「落城」しかけている。
  • 今は「安政の大獄」から「明治維新」までの歴史の激動期に当たる。
  • 日本が完全に共産主義化しない理由と、儒教との関係とは?
  • 中国国内に入りつつある「革命思想」とは?
  • 安倍政権は、中国軍の領空・領海侵犯に対して動けるか?
  • 安倍政権は、今夏の参院選までにどういう戦略を立てているか?
  • 政治と宗教、教育が一体である理由とは?

 

※ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

本霊言は、幸福の科学の全国の支部・精舎・拠点で公開中です。

幸福の科学に関するお問い合わせは

Tel:03-5793-1727 : 火~金/10:00~20:00 土日/10:00~18:00

Fax:03-5793-1713 : (24時間受付)

公式HP : www.happy-science.jpまで。

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ヘラトリ(第53号)『『なぜ、幸福の科学大学が必要なのか~国際政治学の視点から~』

2013-01-16 00:20:31 | 日記

核で外交をしてくる国(中国と北朝鮮)を相手にするには、

核武装しなければ、議論にもならない。

転載です。

 

2013年1月15日火曜日ヘラトリ(第53号)
『なぜ、幸福の科学大学が必要なのか~国際政治学の視点から~』


今回は、やや変わったタイトルを選んでみました。

多少、ハッピーサイエンスのメンバー向きに見えるかもしれませんが、
読んでいただくとお分かりのとおり、内容は一般的な普遍性を広く
持っていると自負しておりますので、

敢えてこの表題で行かせて頂きたいと思います。

様々にある「幸福の科学大学論」の中でも、「国際政治学」の視点から
切り込んだものは、まだないと思いますので、新鮮かと思います。


大川隆法総裁の大学時代の専攻が「国際政治学」であったことを
意識した論考になっていることは、勿論です。

恐るべきは、学問を占領されること
 
多くの人は、例えば、幸福実現党の主張でもある

「中国の脅威に備えよ」、

「中国の核ミサイルや北朝鮮の核実験をにらんで、日本の国防を
強化しなければならない」

という見解を訴えたときに、何とも言えない「空しさ」
(”通じない”という感覚)を味わったことが、ままあるかと思います。

それは、国民の大宗が、教育とマスコミを通じて、一定の「洗脳」を
受けているという現実があるからで、特に戦前生まれの世代が社会の
第一線から退いたこの十年あまり、非常に顕著な現象として、
社会を覆ってきました。


具体的には、

「中国に悪意を持ってはいけない」、

「悪意を持った国(ex中国、北朝鮮)の意図を防衛力で挫く(くじく)
などということは、するものではない」

などというものですね。

これを無意識のうちに初等教育のうちから教え込まれ、社会人に
なってからは、「マスコミの説く常識」として刷り込まれるわけですが、
発信源はすべて、大学で教える学問の中にあります。

(小中学校の先生もマスコミのジャーナリストも、すべて大学
の学者の発信する「学問」に依拠しているからです。)

これほどまでに、「学問を占領される」のは恐ろしいことで、
あのケインズも、「学問と思想の洗脳力ほど怖いものはない」と
述懐していました。

幸福の科学をフォローしている方ならご存じのとおり、戦後の
いわゆる「左翼史観」、「自虐史観」の日本人学者の側からの発信源は、
東大法学部政治学科の丸山真男、坂本義和らでした。

彼らに学んだマスコミ人が、やがて新聞の論説委員、編集委員などに
なって、毎日毒水?を流してきたのですから、たまったものでは
ないのですが、ここでひとつ、「頭の体操」をしてみて頂きたいのです。

日本の左翼的な(国際)政治学というのは、かなり特異(奇異)な
現象であって、欧米の正統派の国際政治学は、これとは大分異なった
様相を呈しています。

もちろん、欧米の方にも、坂本らの空想的な?平和主義ほど極端で
ないにしても、”理想主義的な”国際政治学が一時期流行ったことも
あるのですが、それに対して、

「現実を見据えよ」と厳しく批判して、現在の国際政治学の
正統派(主流派)を形成してきた人達がいました。

今のアメリカなどの大学では、学生はこの「国際政治学」を中心に
学ぶのですが、もし日本の大学でも、丸山、坂本らの「政治学」では
なくて、今からご紹介する”主流派の国際政治学”を
歴代学んできたとしたら、

「日本のその後の歴史はどう展開してきただろうか」、

「今とは違う、別の啓蒙を受けた日本の世論は、皆様の働きかけに対して、
今頃、どのような反応をしているだろうか」

というのを想像して頂きたいのです。

ここまで現代中国の出現を言い当てた予言の書!
 
今から採り上げるのは、現代国際政治学の祖とも言うべき、
ハンス・モーゲンソー元シカゴ大学教授(1980年没)の代表作で、
欧米の大学の国際政治学の授業では教科書代わりに使われている、
 
『国際政治~権力と平和~』
(Politics among Nations: The Struggle for Power and Peace)

です。

著わされたのは、中華人民共和国が成立する前年の1948年でした。

モーゲンソー教授らが現代の国際政治学を定立した動機(情熱)
というのは、
「なぜ二度までも、世界大戦は起きてしまったのか」
という、その原因を究明したかったからでした。

その結果、教授が到達した結論は、

「第一次世界大戦は、現状維持を願う相手国を「侵略を狙っている」
(帝国主義的)と誤解して、疑心暗鬼になったところから起きた。

これに対して、

第二次大戦は、侵略を狙っている欧州の帝国主義的な国(ナチスドイツ)
を「現状維持(現状回復)を願っているだけだ」と甘く見たところ
から起きてしまった」

ということです。

こういう視点(特に第二次大戦に対する観方)を持っていると、
現代の中国の本質(正体)を見抜くときに、大きな力を発揮することが
お分かり頂けるでしょう。

以下に同書からの引用を挙げますが、そこに登場する帝国主義的な国
(ナチスドイツ)を「現代の中国」に置き換えると、目から鱗(うろこ)
の落ちる人も多いと思います。
 
「帝国主義的な国に対して融和策をとる国(例えば今の日本ですね)は、
彼らの一個一個の要求が、合理的で限定的なものだと考えるが、
その見方の決定的な誤りは、

彼らの要求が、決してそれだけで独立したものでもなければ、特定の
不満から生まれたものでもなく、最終的に相手(ex.日本)を打ち倒す
に至る鎖の輪の途中の一つに過ぎないということを、初めから
見落としている点である…

従って、これによる漸進的な変更は両者の力関係を必ず逆転させ、
帝国主義国は、宥和策の怖さを知らない相手(ex.日本)から、
一滴の血も流さないで、決定的な勝利を勝ち取ることになるだろう」

(まるで今の尖閣の状況を予言したかのような一節です。)

「(無制限な覇権を狙う「世界帝国」は、時に歴史に登場するものである。)
彼らは合理的な限界を知らず、優勢な勢力によって止められなければ、
世界の果てまで突き進むような「膨張への衝動」を、
歴史上共通に持っている。…

この欲望は、「征服可能なものはすべて征服しよう」とする点に
おいて、まさしく節度に欠けた衝動である」

(習近平の隠された本性は、「歴史上確かに存在したことがあり、
今後も登場し得るのだ」ということを、
学問的に実証した”警句”でしょう。)


「帝国主義国のことを”現状維持を望む国”と見誤って、宥和策を
採ることは、致命傷になる恐れが大きい。ギブ・アンド・テイクや
妥協策は、いたずらに相手を利するだけであり、

このような国に対しては、基本的に「封じ込め」によって対抗する
以外に策はないと思った方が良い」

(中国包囲網の必然性が理解できる洞察かと思います。)

「帝国主義には、軍事帝国主義だけでなく、文化帝国主義と呼ぶべき
ものがある。これは、帝国主義政策の中では最も巧妙で、成功率の
高い帝国主義である。

その目的は、相手国の国民の心を征服し制御することで、軍事的
征服者や経済的支配者にも増して、最も安定した地盤の上に
その覇権を築くことができる」

(まさに中国政府の意図を想起させるような一文です。ちなみに
モーゲンソーは、ナチスドイツが第二次大戦前に、オーストリア、
ベルギー、フランス等で、それらの国の政府内外の多数の有力市民を
ナチスの哲学に改宗させて、軍事的占領の完了する前に、
一部文化的に既に征服していた事例を挙げていますが、これなども、
我々が心して対処しなければいけない現象でしょう。)

「英仏がナチスドイツの意図を本当の意味で理解したのは、
第二次大戦勃発のわずか半年前の1939年春、チェコスロバキア併合
という現実を目の当たりにしてからであった。

相手国の偽装の背後に隠れた外交政策の真実の姿を見抜くのは、
大変困難を極めるが(それが国際政治学の目的の一つでもあるが)、
少なくとも、1933年にヒトラーが政権を獲得したときのドイツ政府の
綱領を見れば、それは予見された事態だっただろう。…


(その失われた6年の間に、英仏はもはや
「降伏するか破滅的な開戦をするしかない」ところまで追い詰め
られるほど)ドイツ軍の軍備は増強されてしまったのである」

(ここまで来ると、もう「何をかいわんや」ですね。)

米国際政治学者には日本の核武装支持者も多い

安倍政権の登場に伴い、そのタカ派的な?スタンスをあからさまに
非難するニューヨーク・タイムズの社説やストレート・タイムズ
(@シンガポール)の記事などが散見されます。

率直に申し上げて、中国政府のロビー活動が相当に効いていると
思われるそれらの論調(識者)や、様々な思惑・利害で動いている
米政府関係者(政治家・官僚)の対日発言はさて置くとしまして、

それらの方々の向こうに居る米国際政治学の正統派の学者
(モーゲンソーの後継者達)の間では、意外にも、

「日本の核武装を支持する声が多い」
(国際政治学者伊藤實氏の見解による)

ということは、ここまで読んでこられた読者には、何となく
お分かり頂けると思います。

「国際政治のバランス・オブ・パワーから言えば、核に対抗(抑止)
するには核しかなく、アメリカの衰退に伴って
「アメリカの核の傘が破れ始めている」現実を直視するならば、

国家として生き残りたいのであれば、核武装するのが筋」
であることは、国際政治学の正統派からすれば、
「当然の結論」なのでしょう。

いずれにせよ、様々に中国のケースに引き当ててお話した事例からも
お分かりのとおり、丸山/坂本政治学の代わりに、こういう本来の
国際政治学(学問)を大学時代に一般教養として学び、身につけ、

社会に巣立った後は、マスコミ・政界・官界その他社会の要衝で、
健全な遺伝子として働いて頂ければ、

「日本の運命は大きく変わっただろう」、

「皆様方の啓蒙活動も、全く違った効果を生み出しただろう」
ということが、十分ご推察頂けるのではないかと思います。


大学を通じた「学問の改革」が、如何に重要であるか…。


幸福の科学大学の使命は無限です。(了)


http://heratri-topics-jp.blogspot.jp/search?updated-min=2013-01-01T00:00:00%2B09:00&updated-max=2014-01-01T00:00:00%2B09:00&max-results=1

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日本への攻撃は参院選前が濃厚

2013-01-16 00:14:29 | 日記

2013年1月13日

http://tsuiki-shugaku.hr-party.jp/diplomacy/4321/

立木 秀学(ついきしゅうがく)氏 ブログ転載

 この年末から年始にかけて、中朝による、わが国の平和と安全を
脅かす動きがエスカレートしています。先月12日に北朝鮮が
ミサイル実験を強行、翌13日には中国機が尖閣諸島の領空侵犯、
年が明けても7日に中国公船が領海侵犯し、10日、11日の両日には
中国機が日本の防空識別圏に侵入しました。

とはいえ、今夏に参院選を控えた安倍政権としては、少なくとも
選挙までの間は、マスコミ等を刺激しないよう、外交はなるべく
穏便に進めたいと考えているでしょう。

しかしながら、先方にとってはそこがまた付け込みどころで、
日本が動きを取りづらい参院選前にこそ、中国が尖閣の不法占拠
や海保船・空自機への攻撃などを仕掛けてくるかもしれません。

もちろん、中国のそのような侵略行為は日本国民の反中感情を
高め、日本政府が中国に対して強硬な姿勢を取ることを容易に
するでしょう。

ただ、中国がそうした衝突をきっかけに、尖閣の「領有権回復」を
名目として徹底的に日本を脅すことで、中国に歯向かう意思を萎え
させ、参院選でも中国に宥和的な勢力を勝たせるように持っていく
ということまで考えている可能性もあります。

昨年9月の尖閣国有化に対しては、中国の反応は国内での暴力的な
反日デモで「とどまり」ましたが、次に起こる尖閣をめぐる衝突
では、日本に対しより直接的な軍事的脅迫——核弾頭の使用も含む
ミサイル攻撃や、輸入資源を運搬する船舶への攻撃を示唆する等
——を行ない、強烈なプレッシャーをかける。これによって日本は
政府も民間も大混乱に陥るはずです。その時にはもちろん、水面下
でイラン等をけしかけて中東で大問題を起こさせ、日本の同盟国の
米国が東アジアへの介入をしにくい状態にしておきます。

安倍政権をこのまま放っておいて参院選で勝たせてしまえば、日本の
憲法改正が現実味を帯びてきます。中国としては、できればその前に
手を打って日本を屈服させておきたいと考えても不思議ではない
でしょう。

極東の安全保障環境が悪化しつつある中、危機管理の最たるもので
ある国防においては、常に最悪の事態を想定しておかなければなり
ません。2年前の福島第一原発事故では、原発の過酷事故が「想定外」
であったことが強く批判されましたが、国防においても「想定外」は
許されないことです。

安倍政権には、そのような中国による直接的な軍事的脅迫に立ち向かう
だけの胆力が求められますし、日本の主流マスコミもいい加減、戦後
の平和ボケを脱して、中朝の軍事的脅威をより具体的に様々に想定し、
国民を啓蒙していく責務があるといえるでしょう。

 

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習近平が尖閣侵攻を決意か

2013-01-16 00:08:29 | 日記

さて、日本はどう対応する?

自衛隊出動となるが、実際に弾をうてるかな?

安倍首相が攻撃命令を出せるか?

神秘の法では、「私にはできない!」で小松基地からスクランブルした

戦闘機が迎撃する前に撃墜されてしまいましたが。。。

 

理想国家日本の条件 さんより転載です。

 習近平が尖閣侵攻を決意か

  

せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』
:習近平が尖閣侵攻を決意かーーより 抜粋

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52933359.html


「日本との局地戦も辞さない、いつでも戦争が出来て必ず勝たねば」
習近平総書記が尖閣超強硬策を主導、中国共産党の習近平総書記が
尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる日本との紛争で超強硬策を
主導していると、米国の中国語ニュースサイト多維が13日報じた。

これによると、昨年9月に日本が尖閣国有化を宣言すると、
習総書記は政府関連部門を総括して指揮する「釣魚島緊急対策チーム」
を構成し、チーム長を引き受けた。
習総書記は昨年11月に党総書記と党中央軍事委委員長に選出された
後にもチーム長を維持している。

対策チームには、尖閣管轄のすべての軍部隊と外交・情報・国家安全省
および海洋局傘下海洋監視チーの核心関係者が参加し、尖閣関連の
すべての政策を決めている。
 対策チームは10日、軍輸送機「Y8」の東中国海(東シナ海)石油
およびガス田上空巡回査察はもちろん、初めて軍用機約10機の
尖閣付近の日本防空識別圏(JADIZ)進入を認めた。

 その後、日本航空自衛隊がF15機を出撃させると、対策チームは
直ちに中国の主力戦闘機「殲10」2機の発進を命令し、両国航空機が
対峙する状況を演出した。
対策チームは昨年9月以降、中国海洋監視船が尖閣付近の海域を21回
も進入することを認めている。また昨年12月13日には自国航空機の
尖閣領空進入を認めた。

 多維は、習総書記が最悪の場合、日本との局地戦も辞さないという
強硬立場を守っている、と伝えた。 実際、習総書記は昨年12月10日、
広東省を巡視しながら、東中国海防御を担当する広東軍区司令部を訪れ、
「いつでも戦争ができなければならず、その戦争は必ず勝たなければ
ならない」と強調した。 中国軍事評論家の王新氏は
「習総書記の釣魚島戦略は胡錦濤、江沢民とは全く違う超強硬策であり、
戦争も辞さないという確固たる意志が込められていて、今年、
釣魚島をめぐる日中間の緊張が高まるしかない」と分析した。

http://japanese.joins.com/article/586/166586.html?servcode=A00§code=A00

 >戦争も辞さないという確固たる意志が

 国内における共産党独裁に対する不満を押さえつけるには、
もう国民の目を外交問題にすり替えるしかないのでしょう。
外交問題と言うよりは戦争という手段で華々しい手柄を立てる以外には
国内での支配体制を維持することが困難と本人自身が良く知り尽くして
いると言う事なのでしょう。

 習近平は中華帝国主義の最後の独裁者としての運命を担わされた。
人民解放軍の最高司令官としては、国内での弾圧で血を流すよりも、
日本相手に戦争を仕掛けあわよくば英雄として自らの立場を堅固な
ものにしたいと願っている筈です。

 日本よりも米国の方が支那・中国共産党の尖閣侵攻を深刻な事態
として捉え始めています。

 米上院は29日の本会議で、中国が領有権を主張する
沖縄県・尖閣諸島について、日本の施政権下にあることを認め、
「(米国の対日防衛義務を定めた)日米安保条約第5条に基づく
責任を再確認する」 と宣言する条項を、審議中の2013会計年度
(12年10月~13年9月)国防権限法案に追加する修正案を
全会一致で可決した。 11月29日

 そしてオバマ大統領はこれに署名した。本来国防権限法案とは
国防予算の大枠を決めるものであり、今回のような領土問題に関する
個別要件を加えることは極めて異例である。米国は支那・中国の
共産主義独裁体制の崩壊を既に視野に入れ始めているのではないか?

 旧ソ連にはゴルバチョフがおり開放政策において民主化を図り、
結果的には共産党支配は瓦解したが、戦争という最悪な事態は避け
られた。しかし、支那には民主化を推進する勢力が存在しない。

 つまり、暴発はもう避けられないと判断していると見て間違いない。
支那中国共産党が対外侵略に出た場合の、その最悪なシナリオは既に
予想済みであり、それを阻止する為に全力を傾注し始めたと見て
間違いありません。

 最近、自民党が右傾化しているとか、ネトウヨの支援に応えよう
としているなどと言っている連中がいますが、そのような方々は
この支那・中国による戦争準備態勢をどのように判断なさるのか?

 その点については全く沈黙しています。相手が戦争仕掛けて動いて
いるのに、それに対して何の行動も起こさないというのは、明らかに
亡国の道に他なりません。

 もう、支那は最高指導者が宣戦布告を発していると同じなのですから、
もっと事態を深刻に受け止めなければなりません。その為の備えを
固めることは当然であり、米国とのしっかりした同盟関係の再構築に
動き出さねばなりません。


せと氏街頭演説

 

 
昨年9月24日有楽町で日米同盟の重要性を訴えました。今だからこそ
日本は尖閣及び沖縄を死守するためにも、米国との同盟強化に
努めなければなりません。逆に今米国を批判する者達は支那に協力する
連中であると見て間違いありません。

支那・中国が侵略戦争に勝利する道は、米国が戦争に介入しないこと
だけが条件となります。だからこそ、支那の工作員が全力を挙げて
日米離反工作の前面に出ていますーー

以下、

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52933359.html

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「戦争の準備をせよ」対日想定…中国軍指導部が全軍に指示

2013.1.14 19:03産経ニュース

(1/2ページ)【北京=矢板明夫】中国人民解放軍を指揮する総参謀部が
全軍に対し、2013年の任務について「戦争の準備をせよ」との
指示を出していたことが明らかになった。

14日付の軍機関紙、解放軍報などが伝えた。また、国営中央テレビ
(CCTV)など官製メディアは最近、連日のように日本との戦争を
想定した特集番組を放送し、軍事的緊張感をあおっている。

 沖縄県・尖閣諸島周辺での自衛隊との軍事衝突を意識して、
習近平新指導部がその準備と雰囲気作りに着手し始めた可能性がある。

 解放軍報によれば、総参謀部が全軍に向けて出した2013年の
「軍事訓練に関する指示」の中で、「戦争準備をしっかりと行い、
実戦に対応できるよう部隊の訓練の困難度を高め、厳しく行うこと」
と記されている。総参謀部は昨年も訓練指示を出していたが、
「軍の情報化や部隊間の横の連携の重要性」などを強調する内容が中心で、
今年のような戦争を直接連想させる表現はなかった。


続き(2/2ページ)

中国指導部が戦争準備に向けて大きく一歩踏み込んだことがうかがえる。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130114/chn13011419050004-n2.htm

 同紙は今年の訓練目標について、昨年11月に就任した
習近平・中央軍事委員会主席の重要指示に基づいて作成したと解説している・・・・

 


関連記事

リバティニュースクリップ 1/15
http://www.the-liberty.com/


2013年1月11日付本欄
岸田外相フィリピン訪問 安倍政権の「中国包囲網」外交が始まった
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5446

2012年12月29日付本欄
 安倍首相が「中国包囲網」づくりに乗り出した
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5401

 

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