箴言集 「地獄に堕ちないための言葉」 大川隆法 著
「地獄に堕ちないための言葉」㉛ 生前、ホラを吹いては逃げていた男が、ヒキガエルとなって、騙された恨みから青大将になった女に丸のみされているところを見た。
コメント
騙した記憶があれば逃げて、ホットするでしょうが、騙された側の女にとっては、恨みが強く残りますね。
騙すという行為には、騙す側と騙される側があるのです。死後の世界では、騙す側の世界と騙された側の世界は、同じレベルですが、別です。これは地獄の世界です。
肉体に宿った魂は、他の魂の肉体の影に隠れることが出来ます。しかし、魂だけの世界になると=死後の世界になると、騙した側の記憶と騙された側の記憶が一致します。騙されて恨みを晴らす側は攻める意識ですし、騙した魂は逃げる意識です。この意識が蛇とカエルの関係になるのですね。
蛇は飲み込んでも、またカエルが現るから恨みは消えません。飲み込まれても、また元の姿に戻り逃げる意識はなくなりません。永遠に繰り返すのです。
魂は永遠なのですから、考えを変えない限り、姿は同じです。
逃げた側が反省すると、蛇の前から姿が消えます。蛇は憎きカエルがいなくなると探しますが、探しても見つからないのです。そして探し回る自分の行動に疑問を持ち始めたら、地獄から脱出できるチャンスです。そして許す気持ちが出始めたら、天国へ行けますね。