昨日は桜の写真を載せましたが、杵原学校にはカタクリの花も咲いていました。
渡り廊下の横というか、トイレの奥というか、目立たない場所にひっそりと咲いています。桜のような華やかさはないけれど、楚々とした風情はいかにも
日本人好み。
さて、今回の畑行きで気になっていたのが土筆。
相方が大好きなのですが、時期が早ければまだあまり顔を出していないし、盛りを過ぎるとほけてしまって、ってわかるでしょうか、先端の胞子が飛びきって
しまって味わいも物足らないし口当たりも悪くなってしまった状態のこと。こうなるともう食べる意欲なし。
3月の記録的な高温は畑のある地域も同様で、予想はしていましたがかなりほけてしまっていました。
辺りを散策しながら残念に思っていたら、日当たりのあまりよくない畑ののり面にいい感じの土筆が顔を出していました。やった!
嬉々として我が君=相方のために土筆を摘み、卵とじ一回分くらいを収穫。
和歌にある 「君がため 春の野に出でて若菜摘む」 の若菜はおそらくヨモギあたりではないかと思いますが、ヨモギも新芽を出していました。次に出かけた
ときには摘んで、お団子など作れるといいなと思います。
さて土筆を摘んだあと、この暖かさでもしかしたらこちらも出ているのでは?と思ったのが、私の好きな蕨。
毎年摘む場所に行ってみるとまだ気配なし。さすがにちょっと早すぎたかも。例年ゴールデンウイーク辺りにならないと出てこないんです。
ところが、別の場所、なんてことはない道路端の一角。ここは前に偶然生えているのに気づいたところなんですが、ここで頭を出している蕨を発見!
早っ!激早です。例年なら4月も半ば過ぎでないと出てこないのに。異常な暖かさの影響なのでしょうけど、見回すとまだ丈は短めながらいくつも生えていたので
思わず摘んで土筆と一緒に持ち帰りました。
そのときの成果。一緒に写っているのは畑の家で見つけた四つ葉のクローバー。なかなか出会えませんが、見つかるときは案外すんなりと目に入ってくるんです。
二日目の朝にも少し採ってきて、重曹であく抜き。今晩の一品にする予定です。
蕨は栽培している農家さんもいて、農協のスーパーでも大きさの揃ったものが簡単に手に入りますが、食べるのもいいけれど自分で探して採るのがより
楽しいんですよね。ちょっとした宝探しゲームのようで。
おそらく再来週くらいにまた出かけると思いますが、そのときにはもっとたくさん採れるのではないかと今から期待しています。
さて、今週もまた日曜に雨。
畑から土筆や蕨と共に花粉症を持ち帰ってしまいました。田舎のほうが花粉の量が多いんでしょうね。畑の初日の夕方あたりから症状がひどくなって
頓服のお世話になりました。
今朝も薬を飲むまでは鼻がグズグズ。今はようやく収まりましたけど、なんだか何もやる気が起きなくて困っています。家でやらなければならないことが結構
あるっていうのにね。
先月の仕事や面接試験での疲れが出てきているところに、続けて畑とヘアカットで出かけてようやく今日は一日家にいられるわけですが、溜まっている家事を
片づけないと、と思う自分と、一日くらいゆっくりしたら?とそそのかす(笑)自分とがせめぎ合っています。
やらなきゃならないことの筆頭は掃除なんですが・・・・・・なにしろ掃除好きじゃないので。でも今日やっておかないと明日は久しぶりに孫娘のところへ
行く予定だし。家の中の「やらねば」に着手するだけでも、自分の中のやる気を総動員する必要がありそうです。でもやっぱりやりたくない~!(苦笑)