ホームの江戸陸で行われた都大会一戦目中学総体。
カナミが800m,1500mでそれぞれ全中標準突破し二冠、マサルも800mで2年生ながら東京チャンピオン。
ミサコは800mで3位、リナも1500mで地域別からわずか一カ月で10秒以上タイムを更新し5位入賞。
二人とも関東大会出場に向けて大きく前進しました。
チアキは1500m,3000mでそれぞれ4位、6位と入賞しましたが全中標準を越える実力を持っている彼にとっては悔しい結果になりました。
女子1500mでは通信大会参加標準に届かず号泣するカナとモモカにかける言葉が見つからず、ただただ次を走るリナやカナミの姿を見ておけとしか言えなかった。
泣きながら震える声で仲間を応援する二人。
"今"を精一杯頑張ってる君たちにまだ来年があるなんて簡単には口にしてはいけないのかもしれないけれど、でもやっぱり一年後の君たちに期待しちゃうよ。
俺も競技者の一人ではあるけれど自分の事ではもう泣けないと思う。
だからやっぱりそこまで本気になれる君たちに憧れる。
大会をずっと見てきて感じたのは陸上の試合で目標を達成し笑顔になれる選手は10%。
そして涙を流せるほど本気で悔しがれる選手もやっぱり10%だけなんじゃないかな。
この舞台で走れた選手は必ず強くなる。
走れなかった選手も一緒に練習している仲間の輝く姿を目にしてやっぱり強くなる。
みんなで強くなろうぜ!
最後の戦い通信陸上まであと2週間。
平日開催だけどなんとしても応援に行ってみせる。