今日の練習で子ども達や保護者の方にたくさんご心配をかけてしまいました。
昨日バイクで通勤途中前方で急に車線変更をしたトラックを避けようとして左に転倒。
幸い頭部や骨には異常は無く、左ひざを深くすりむいた以外はすり傷程度ですみました。
数針縫いましたがヒザを曲げるとまだズキズキ痛みます。
あとは抜糸をするだけで全治は2週間ほどだそうです。
事故を起こした直後は治療費やバイクの修理費、仕事の事で頭がいっぱいでしたが今日の練習で走らずにみんなを見ていると走れない事がこんなにも悔しいとは。
クラブの小中学生と一緒に走るのって僕にとってご褒美なんですよね。
このために仕事や色んな事を頑張ってる。
5年間クラブを手伝ってきて走りすぎてヒザが痛くなったことや風邪をひいたこともありましたがそんな時でも低学年と一緒に走ったりしてましたからまったく走れなかった事ってほとんどありません。
僕の中にある長距離走のイメージって"積み木のお城"なんですよね。
慎重に少しずつ積み上げていき目標の高さを目指していく。
それが一回でも練習を休んでしまうとガラガラと崩れおちていく気がします。
ここまで調子も良くしっかり走りこんでいただけに本当に悔しい。
小中学生にとって夏・秋の大会を目指す大事な時期、全力で治す事を考えます。
10日のナイトランまでには復帰して14日のナイター記録会で事故前と同じ水準で走る事が目標。
色んな道具を練習に使ってるけどやっぱり一番大切なのはこの身一つ。
今はもう自分の体がクラブの資本、これからはもっと慎重に行動します。
平日開催のため午前中だけでしたなんとか応援に行くことができました。
畠中コーチに良い報告ができますようにと祈りながらコーチの分まで精一杯応援してきました。
結果はカナミが800m,1500で優勝し総体と合わせて四冠。
チアキも本来の力を発揮し1500m,3000mで全中標準を突破しました。
ジンゴは800mで決勝に残り6位入賞。
カオリは組トップを走りベストを更新。
試合に強いタイプなのでこれからどんどん強くなっていきそうです。
総体3位で全中標準を狙ったミサコは800mで予選落ち。
2組目を2着で走り翌日の決勝進出を信じて疑わなかったのですが総体からわずか2週間、後ろの組を走った選手も次々に好タイムで走ってきました。
勝ってニュースになるのが一流選手、そして負けてニュースになる選手は"超"一流。
勝ち続けることは本当に難しい。
今がベストの状態じゃないのは一緒に走っててわかる。
去年の都道府県駅伝選考会直前の夢陸での練習(2012/11/19)での強さは忘れられない。
あれからカナミやミサコを引っ張るために速くなりたいと強く思った。
そうやって周り人の心を動かせる選手ってやっぱり特別だよ。
5月から始まった全中路線もいよいよ終盤戦。
関東、全中が決まった選手は夏休みも陸上一色。
駈け抜けていく夏休み。
振り返った時にどんな想い出になるんだろう。
先月に引き続きキッズアスレティックスhttp://www.kidsathletics-japan.org/資格講習会を中央学院大学に受けに行き無事インストラクター資格を取得しました。
ジュニアコーチの資格登録手続きの書類も届き、初回登録にはそれなりの費用がかかるため夏を目前にして金欠です。
今回の講習では他の参加者を子ども役にして、実際にキッズアスレティックスの運動プログラムを指導するところを評価されました。
どの競技を指導するかは直前のくじ次第。
どきどきしながら順番を待ってました。
練習内容を考える事より、それを伝える事の難しさを毎回の練習会で痛感しています。
立ち位置、話し方、子どもの並ばせ方など自分の指導する姿を他人に評価されアドバイスをもらえる貴重な機会になりました。
帰ってから江戸陸に直行し中学の陸上部顧問の先生がクラブの子に開催してくださった「短距離スクール」を見学し、その後親睦会にも参加。
競技出身でない僕は圧倒的に陸上界に人脈がないので先生方や講習会で出会った指導者の方など人とのつながりをこれからもっと大切にしていきたいです。
14日は江戸陸を貸し切ってクラブトライアル。
暑くなりましたが東京都のトップ選手が集結した中学生は好記録が続出。
来週の通信に自信を持って挑めると思います。
小学生も久々の1000mのトライアルという事で自己ベストがたくさん出ました。
結果はまとまり次第クラブ記録に反映します。
スターター、招集係、写真判定、記録係…。
たくさんの人の協力がないと記録は計測できません。
結果が良くても、悪くてもそうやって計ってもらったタイムは自分だけの宝物です。
15日は渋谷区ジュニア。
3,4年生の800mがある珍しい大会。
江戸川区の大会ではクラブの手強い高学年と一緒に走るのでなかなか前を走るのは難しいですが今回はライバルチームの同学年に挑戦です。
3,4年女子800mではカノンとユキが最後まで競り合いながらそれぞれ3位と4位。
タイセイは組トップを走り、去年のこの大会でのリュウノスケの記録を上回って3位。
そのリュウノスケは5年800mラストで競り勝って優勝。
去年のユウサクに続いて大会記録も更新です。
そんなユウサクは6年800mでまたまた自己ベスト更新しました。
3人ともラストでしっかりスピードを上げる走りのスタイル。
これが小学生エースの系譜ですかね。
ホームの江戸陸で行われた都大会一戦目中学総体。
カナミが800m,1500mでそれぞれ全中標準突破し二冠、マサルも800mで2年生ながら東京チャンピオン。
ミサコは800mで3位、リナも1500mで地域別からわずか一カ月で10秒以上タイムを更新し5位入賞。
二人とも関東大会出場に向けて大きく前進しました。
チアキは1500m,3000mでそれぞれ4位、6位と入賞しましたが全中標準を越える実力を持っている彼にとっては悔しい結果になりました。
女子1500mでは通信大会参加標準に届かず号泣するカナとモモカにかける言葉が見つからず、ただただ次を走るリナやカナミの姿を見ておけとしか言えなかった。
泣きながら震える声で仲間を応援する二人。
"今"を精一杯頑張ってる君たちにまだ来年があるなんて簡単には口にしてはいけないのかもしれないけれど、でもやっぱり一年後の君たちに期待しちゃうよ。
俺も競技者の一人ではあるけれど自分の事ではもう泣けないと思う。
だからやっぱりそこまで本気になれる君たちに憧れる。
大会をずっと見てきて感じたのは陸上の試合で目標を達成し笑顔になれる選手は10%。
そして涙を流せるほど本気で悔しがれる選手もやっぱり10%だけなんじゃないかな。
この舞台で走れた選手は必ず強くなる。
走れなかった選手も一緒に練習している仲間の輝く姿を目にしてやっぱり強くなる。
みんなで強くなろうぜ!
最後の戦い通信陸上まであと2週間。
平日開催だけどなんとしても応援に行ってみせる。