久々に空き時間ができたので新シーズンに向けて必要な物をショッピング。
まずはアシックスストア原宿店。
ここで機械を使って足型を測定してもらうと驚愕の事実が発覚。
いつも26.5cmを履いていたのですが足長が両足とも24.5cmなのでシューズの適正サイズは25.5cmだそうです。
トレーニング用にTARTHERZEAL TSを購入しました。
TARTHERZEALより耐久性が高いみたいなのでロードでスピード練する時に使う予定です。
お次はB&D渋谷店。
ここではadizero TAKUMI senを購入。
renを履いていてかなり走りやすかったのでレース用に買いました。
トラックでの試合や記録会でしか使わないつもりでいます。
もし練習で履いていたらかなり気合入ってる時でしょう。
今回担当者がいなかったのでできなかったのですがこのお店でアディダスのシューズを買うと刺繍サービスをしてもらえるので次回行ったときにいれるつもりです。
ここまででかなりの金額使ってますが今回のメインはこれ。
行ってきましたOakley Store Harajuku。
買ってしまいましたRadar。
正直買うかどうかかなり悩みました。
でも夢だったんですオークリーのサングラスかけて走るのが。
自主練する時必ずかけて走ります。
夜でもかけます。
一年間頑張ってきた自分へのご褒美であると同時にこれからの自分への投資でもあります。
いやもう走るっきゃない、働くっきゃないって感じです。
ベーシッククラスは今日が今年度最後の練習会。
リホが今日で卒業です。
お姉ちゃんが清新一中の駅伝の助っ人をしてくれた事がきっかけでベーシック開始当初から練習に参加してくれました。
ベーシックの初めての卒業生です。
週1回しか来れなかったのですが体の使い方がうまく特にハ-ドルや幅跳びでは運動能力の高さを感じました。
まだ何の部活に入るかは決めてないみたいですが夢中になれる事が見つかればいいなと思います。
リホ卒業おめでとう!!
清新一中にはクラブの子もたくさんいるのでまた一緒に走る機会ができたら嬉しいです。
年度の最後の練習はベーシック、クラブ全員が1000mのタイムトライアルに挑戦しました。
JACの基本は1000m。
僕も悠希も小学生の時に何度も挑戦してきました。
JAC14年の歴史です。
「清新JAC小学生1000m 歴代ベスト5」
http://plaza.rakuten.co.jp/seishinjac/15002/
男女の6年生記録が出た去年のトライアルも凄まじかったですが今年も衝撃的な1日になりました。
まずはベーシック。
16時クラスでNユウサクが17時クラスではチセノがそれぞれ1年生の歴代5位に入る力走を見せてくれて今日は何かが起こるんじゃないかという予感がしました。
そしてクラブ。
春休みにも関わらず30人以上が参加してくれました。
保護者の方の応援も多く試合以上の緊張感があったんじゃないでしょうか。
1組目でベーシックに続いて挑戦したNユウサクが上級生に引っ張られクラブ史上初の1年生で3分台の扉を開き流れを作ると、2組目ではユキが2年生女子、3組目ではモエミが4年生女子のそれぞれ10年以上破られなかった記録を更新。
圧巻は4年生男子でリュウノスケがクラブ記録を作るとNコウキ、ユウタもランクイン。
ツバサ、ツヨシ、カノン、アカネ、Iユウサク、シオリ、シュンヤもランクインしました。
Uコウキ、ナギサ、ミズナも好記録で新5,6年は最強世代と言えるんじゃないでしょうか。
層の厚さは間違いなく全国レベルです。
みんなが破った記録は中学、高校でも大活躍してきた先輩ばかり。
自信にしていいと思います。
自己ベストもたくさん出ました。
1000mは練習頑張れば小学生なら一気に10秒近く更新でき陸上競技の醍醐味を味わえます。
自分の記録を覚えて新しい学年になったら4分台、3分台と少しずつ目標をクリアしていきましょう。
3時間22分20秒でした。
自己ベストを6分更新も3時間15分切りを目指してたので悔しい結果になりました。
速報見てもらえばわかるんですが最初の5kmが24分33秒かかった時点で「可能性のない」レースになってしまいました。
スタートまでに8分26秒かかってます。
東京マラソンでのトラウマがありトイレにはできるだけ直前に行こうと思ったのですがかなり並んでしまいスタートの列に入りそびれてしまったのが理由です。
逆に開き直ってのんびり後ろからスタートしたのですがこれが大失敗。
この大会はとにかく道幅が狭くまったく前に進む事ができませんでした。
10km辺りでようやくばらけてきたかなと思ったら、今度は折り返しのランナーのために道が半分になりまた渋滞。
まったく自分のペースを掴めず、前半(1時間41分02秒)と後半(1時間41分18秒)のタイムがほぼ同じという結果に。
アクアラインの坂を上った時でさえ前半1時間39分台で走ってるのでやっぱり今回は遅すぎ。
それが後半の結果に繋がったのか、それとも保護者練の成果なのかが判断できません。
ちょっと不完全燃焼です。
マラソンって本当に経験が大事なんですね。
今回走ってみて10分台はすぐにでも出せると思いました。
ただその先はちょっとまだイメージできません。
なによりスピードが足りてない気がするのでサブスリー対策としてはまず短い距離からアプローチしていこうと思ってます。
5000m17分台を目指し秋まではトラックでの練習を中心にするつもりでいます。
このブログ意外と色んな方に見られてるみたいです。
ただ最近それを意識しすぎてついついお行儀良くなってる気が…。
子ども達も見てくれているみたいだし、若手指導者にしか伝えられない事がある訳で。
という訳で今回はこの春休み陸上選手が読んでおくべきマンガ紹介。
小説の紹介なんかしてきましたが、正直心を熱く燃やしてくれるのはやっぱりマンガです。
『SLAM DUNK』読んで育ってきた世代ですからね。
ちなみに憧れの指導者像は『GIANT KILLING』の達海監督。
ただ俺はああはなれない。
現実的には『おおきく振りかぶって』のモモカンですかね。
最近は主人公よりもそういう立場に感情移入しちゃいます。
『NARUTO』のカカシも理想的ですね。
『ドラゴンボール』だとZ以降の悟飯に優しいピッコロさん。
『ONE PIECE』だとエース、いやシャンクスかな。
こういう話すると止まらなくなるのでおススメのマンガ紹介始めます。
『ちはやふる』末次由紀作
競技カルタが舞台なので勝つためにひたすら速さを求める主人公千早の姿に惚れ惚れします。
個人勝負の百人一首ですが団体戦もあり、なんとなく駅伝に似てる気もします。
クイーンを目指し頭の中がカルタしかない「無駄美人」千早を巡る恋の行方にも注目。
千早をカルタの世界に導いた新。
イケメンなのにどこか不器用な太一。
乙女心をくすぐります。
恋のライバルが同じ競技をしていて自分より格上なんてよくある話。
でも男はそれが一番のモチベーションですよね。
俺なんか中学時代は好きな子本人が自分より速いっていうどうしようもない状況でしたけど。
「負けない 負けない 攻めるんだ 攻めるんだ 終わらせない」
「個人戦で戦ってるとき 一枚はただの一枚だった いまは――――いまはチームの一枚を取りに行く」千早
「かるたの才能なんかおれだって持ってねえ きついけどやってんだ 負けるけどやってんだ だって勝てたとき どんだけうれしいか……っ」
「泣くな おれはまだ 泣いていいほど懸けてない "悔しい"だけでいい」太一
『3月のライオン』羽海野チカ作
お次の舞台は将棋。
脇役はいません。
登場人物それぞれにスポットが当たります。
将棋の世界も本当に苛酷。
勝ち続けなけれればいけない世界で棋士達は日々努力を積み重ねながら、戦い続ける事の意味を模索します。
いじめ問題にも言及してます。
答えはないのだけれどみんながこの本を読み様々な想いがある事に気付くだけで少しは減るんじゃないかな。
主人公零がいじめに立ち向かうひなたによって過去の自分を救われたように、僕も悩んでいた時期に一緒に走り続けたクラブの子達には感謝していてその恩を返したいと思った事が指導者としての出発点です。
「出るさ 絶対にタイトルに挑戦する そう決めている そう思わないでどうしてやっていける」二海堂四段
「"抜けない事があきらか"だからって "オレが努力しなくていい"って事にはならない」島田八段
「不思議だ ひとは こんなにも時が 過ぎた後で 全く 違う方向から 嵐のように 救われる事がある」桐山五段
作者の前作『ハチミツとクローバー』も大好きな作品です。
『バクマン。』大場つぐみ原作・小畑健作画
これはどちらかと言うと自分自身のバイブル。
学生時代の友達と二人で夢を追いかける姿についつい自分を重ねちゃいます。
漫画家としてトップに立つために徹夜は当たり前、さらに体調を崩し入院しながらも作品を描き続けます。
これみると自分ももっと追い込まなきゃって思いますね。
紹介した全作品に共通してるのが何かに夢中になりそれに向かって本気に取り組んでいるという事。
読み終わったら無性に走りたくなっていると思います。
親にマンガ読んで怒られたら、コーチが読めって言ったって言い訳して下さい(紹介したマンガに限る)。
最近の勉強報告。
2月23日
アクティブ・チャイルド・プログラム講習会@ベルサール飯田橋
http://www.japan-sports.or.jp/publish/tabid/661/pdid/68/Default.aspx
日本体育協会が推奨する1日1時間体を動かそうという活動です。
スポーツだけでなく日常の動作や遊びも含めてです。
ここで紹介されている遊びプログラムのいくつかはベーシックの参考にしました。
また発達に応じた動きの評価のポイントも教えてもらいました。
ちょっと気になったデータもありました。
小学生の発育発達には個人でかなりの差があり、短距離走のタイムは身長と相関関係があります。
陸上の全国大会に出場する子の誕生月を調べると4~6月、7~9月、10~12月、1~3月の割合が4:3:2:1になるそうです。
これは中学生、高校生になるにつれ平均化していき、大学生になる頃は均等になるみたいです。
長距離だけでなくこれから短距離でも勝負していくにあたって少し意識しないといけないのかもしれません。
自分もずっと背の順は前の方でしたからね。
器械体操→マラソンと身長が影響しない競技を選択したのはその辺が無意識にあったように思えます。
家に帰って提出してくれたプロフィール見てみると誕生月遅い子結構多いんですよね。
ただカオリ・ミキ12月、モエミ3月と短距離速い子もいてあんまり関係ないのかもと思いました。
3月9日
中体連指導者講習会@武蔵野市営陸上競技場
テーマは『長距離の競技力向上』。
中学の先生が講師という事もあって生活面の話が中心でした。
意識高い子が強いというのはクラブの子みてるとよくわかります。
それを指導者側がどう伝えていくかですよね。
また強化練の見学をしてると短距離・跳躍ブロックは音楽を取り入れた練習が多かったです。
あちこちから音楽が聞こえてきてさながらスキー場のような雰囲気でした。
3月16日
高体連指導者講習会@駒沢公園陸上競技場
インターハイ優勝経験もある東京高校の練習紹介。
この春から入学予定のクラブの卒業生も練習にいました。
メディシンボールより大きな『ダイナマックス』を用いた練習を教えてもらいました。
さすがに全国レベルの高校生動きが違います。
これを小中学生にやらせるとなると練習のための練習が必要だなと感じます。
小学生にはメディシンで代用できる練習はやらせてみて、いずれ中学生を指導するようになったらダイナマックスも取り入れてみたいです。
最後に最近読んだ本から心に残った言葉。
「勝つために努力するのではなく、努力するために勝ちを目指す」
「勝つ事を目指し努力をしていた日々が自分への報酬」by為末大
全国目指してるクラブの子を指導するために日本で一番勉強する指導者になる必要があると思ってますが、そうやって夢中になれるなにかを見つけられた事自体が幸せな事なのだと思いました。