舞浜RC(MRC)&湾岸TC(WGTC)浦安市・江戸川区陸上クラブ

東京ベイエリア(浦安市,江戸川区)を拠点に活動している小中学生の陸上クラブ
mrc@maihamarc.com

JAAFジュニアコーチ養成講習会②

2012年11月28日 01時54分43秒 | コーチング

残りの講習受けてきました。
今回はこんな感じ。

3日目
トレーニング計画
スポーツ障害
テーピング
投の基本
砲丸投・円盤投・やり投・ハンマー投
各種トレーニング

4日目
ルール
スポーツ栄養
中長距離
ハードル
U12演習
U15演習

投擲の実技では実際に円盤、やりを投げ、課題で作ったハンマーも壊れる事なくまずまず遠くへ飛んでくれました。

自作ハンマー(製作費300円)

最終日の演習では課題で各自が考えてきたトレーニング用具を見せてもらう事ができました。
それぞれ工夫を凝らしていて参考にできる物が多かったです。
課題の参考にするために直前にビッグサイトで開催されていたSPORTECというスポーツの総合展示会http://www.sports-st.com/にも行ったのですがスポーツ用品の値段のまぁ高いこと。
数少ない手持ちで練習メニューを作っていますが汎用生のある用具をお金をかけずに自分達で作る工夫もしていきたいです。

そして最後に待ち受けていたのは筆記テスト。
学生以来の久々のテストでしたが一応全部埋められたんで大丈夫なはず。
今回の結果は12月中に、共通科目の方も来年1月には発表予定です。

講師の方も言っていましたが資格を取ったからといって良い指導ができるかと言ったらそれはまた別の話。
講習はあくまできっかけで自己研鑽はこれからも続けていきます。

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幸せな瞬間

2012年11月21日 02時48分10秒 | 日記

小学生の練習が早く終わると中学生の練習によく交ざっています。
はたから見ると中学生の練習を手伝ってあげてるようにも見えますけど実際はそんな理由じゃないんです。

あれはただ単に自分が楽しいから走ってるだけです。
自主練だとなかなかこんなペースで走れないし、最近はフルマラソン対策で長い距離ばかりなのでトラックを思い切り走るのにはまた別の気持ちよさがあります。

中女のAグループが自分のレベルに合っているので一緒に走る事が多いです。
今年の合宿くらいからようやくここにつけるようになったのですが、特に中三と一緒に走れる事には感慨深いものがあります。
最初の印象というのはやはり強烈でJACに復帰した当初自分より速かった小六(現中三)は、それより下の自分が練習を引っ張ってきた学年とは違い一緒に走れる事がものすごく誇りに思えたりします。

月曜の夢陸練では選考会に向けて調子が上がっている4人に見事にちぎられましたが、撃沈するような練習をさせてもらえる事が幸せな事なんだと思っています。
3年生と一緒に走れる時間も少なくなってきました。
一回このメンバーと3000mか5000mでガチの勝負がしたいな。
タイム的には歴代の中女とも同じくらいで走れるようになり高校で活躍してるOBや中学時代に憧れだったあいつにも追い付いてる事にはなるんだけどそれがとっても不思議な感じ。
自分が背中を見てきた選手ってやっぱりいつまでたっても憧れのままなんです。

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第26回S&Bちびっ子健康マラソン

2012年11月20日 00時29分08秒 | 選手の大会

S&Bちびっ子健康マラソンに天候が不安定の中20人近くが参加。
トラックの大会よりも多くてJACはやっぱり長距離のクラブなんだと実感。
学校を途中で抜けて参加した子もいてスタートに間に合うかどうか不安でしたがなんとかみんな走る事ができました。
「学校抜けて大丈夫だった?」と聞くと
「皆勤かかってるから。」
「あれ、でも前学校休んでなかったっけ?」
「いやエスビーの。」
小学生ランナーにとってのこの大会の重要度の高さを物語っています。
自分も6年生の時に出てるはずなんですけど記憶が曖昧です。
大会HPの過去10年の結果にクラブのOB,OGの名前をたくさん見つけられました。
この10年間はJACの歴史と重なります。

今年は5人が入賞できました。

おめでとう!

ベーシックのみんなは練習で長距離の練習あまりしてないのに最後までよく走れてました。
入賞した5人も最初から速かったわけじゃなくみんな低学年の頃から走り始めて少しずつ力をつけてきました。
これから少しずつ長い距離も走ってみようね。

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JAAFジュニアコーチ養成講習会①

2012年11月13日 14時47分27秒 | コーチング

ジュニアコーチの講習をナショナルトレーニングセンターで受けてきました。
今年から名称が日体協公認指導員からジュニアコーチへと変更して、コンセプトが『手本を見せれる指導者』という事になり実技が増えたみたいです。
参加者は40人ほどで全国4ヵ所でしか開催されてないこともあり関東以外からの参加者もいました。
専門にしていた競技種目も様々で自分みたいに陸上競技未経験者は少なかったです。

時間割はこんな感じです。
1日目
一貫指導
基本の運動
走の基本
短距離走
リレー
部活動と地域クラブの運営
2日目
コーチ哲学
トレーニング理論
跳躍の基本
走幅跳・三段跳・走高跳・棒高跳
競歩

実技はリレーのルール確認や棒高跳の棒の握り方など導入的な事がほとんどでした。
楽しかったのは走高跳で背面跳びをやった事で、一番疲れたのは意外に競歩だったりします。

初日の演習ではグループワークをやりました。

↑自分のグループの課題は陸上教室・クリニックの企画・運営の課題とその解決方法

講習には学校の先生もいましたが自分の様にクラブチームに関わってる人が多く現状の制度に誰一人満足してない様子が印象的でした。
数あるスポーツの中から僕が陸上競技の指導者になる事を選んだ理由がここにある気がします。
指導者制度の変更も含めてジュニア陸上は過渡期にあると感じています。
その中で自分達が新しいレールを敷き先頭を引っ張っていけるかもしれない。
そんな風に感じている指導者が僕たち以外にもたくさんいるとわかった事がこの講習の一番の収穫だったように思えます。

課題も出ました。
次回のハンマー投げで使うハンマーの作製と小学生の練習で使う用具の考案。
こうゆうのは子どもの方が発想力あるんだよな。

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走る哲学

2012年11月08日 01時22分25秒 | 日記
急にブログ更新頻度があがっちゃってます。
バイク通勤始めちゃったのでブログまとめる時間がなくなっちゃたんですけど、最近は走る時間も増えてるのでその間に考えてます。
走りながら読書もできたら最高なんですけどね。

という訳で久々の書評です。

『走る哲学』為末大/2012年

技術的な事は『日本人の足を速くする』『為末大 走りの極意』に書かれていてこの本は為末選手のツイッターでの発言をまとめたものです。

為末選手の事を詳しく知らなかった頃はハードラーだし努力の人っていうイメージだったんですが100,200mで全中チャンピオンになるぐらいなので運動能力に関していえばただの天才です。
それに加えて自分が早熟だという事を自覚し、撤退する事や人の期待を裏切る事を厭わず常に自分が最も輝ける場所を考え抜いてきた人です。
才能と戦略が合わさると世界で勝負できる選手になれるんだなと感じ、そうやって世界を舞台に戦ってきた人の言葉には心に突き刺さるものがありました。

印象に残ったのは揺らぎが大切という一節。
自分も勉強して情報が増えれば増えるほど迷ってしまう事も多いんですが、走りと同じで芯がしっかりしていれば揺らぎが大きいほど人は速く前に進めるという考えに共感しました。

そして『努力は夢中の副産物。努力は夢中に勝てない。』
結局どんなスポーツもこの一言に尽きると思います。
夢中を維持できる環境をどれだけ作れるか。
それが一流選手の条件なんだと改めて思い知らされました。
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