函館市千代台陸上競技場で行われた東日本都道県小学生陸上競技交流大会。
参加チームは少しずつ増えているようで今年は青森、岩手、宮城、福島、山形、秋田、東京、北海道の各種目代表が全国大会での飛躍を目指し競い合いました。
長距離種目は冬にクロカンリレーがあるため夏の全国大会に種目はありません。
なのでこうして東京都の代表として走れる機会がある事は本当に幸せなことです。
長距離種目は各都道府県で実施される距離が違うみたいで800mと1500mに選手が分散してました。
男子800mは出場者1名という難しい状況でしたがコトネと一緒に練習した東京代表の男子選手は積極的な走りをみせてくれました。
小学6年女子800m決勝
出場者は5名(北海道2名、青森2名、東京1名)。
https://youtu.be/qPdMdDpkbJM
スタートが慣れないセパレート方式で何度か内側の白線を踏んでいて失格になるかもと冷や冷やでした。
全国クロカンやチャレンジカップで他県の選手の強さを何度も目の当たりにしていたのでどんな選手が来るのかビビっていた自分と裏腹にコトネはスタートからすっと先頭に出る強気なレース運び。
200,400,600mの通過はイメージ通り。
ラスト100m…リレーメンバーにも選ばれるスピードが武器のコトネでしたが並ばれたときに反応しきれずに2位でゴール。
今年の春はまだ40秒をようやくきれるぐらいだったコトネが安定して30秒台前半を出せるようになったこと、そして何より迷わず先頭を走り続けたところに大きな成長の跡を感じました。
でも本人は順位、タイム共に悔しかったみたいで悔し涙。
長距離に本格参戦してまだ1年。
陸上を続けていけばこれからもたくさんの涙を流すことになるだろうけど初めて流した涙のことは忘れない。
そして"涙の数だけ強くなれるよ"。
結団式から全国大会まではクラブではなく東京都代表チームの一員。
大会でいつも目にするメンバーもいるし、陸上を始めたばかりの子もいました。
最初は寄せ集めチームだったけど練習会や遠征を通してとっても仲良くなれました。
代表になった選手と一緒に練習をさせてもらいましたが練習への取組や態度を見てここに勝ち抜いてこれた理由が垣間見れました。
一番の衝撃はシューズを履き替えるスピードがとにかく速い。
本当にシンプルなことだけどこの衝撃はたぶん口で言っても伝わらない。
この子たちと一緒に練習して身をもって体感するしかないんじゃないかな。
なによりこの子たちは"応援される"才能を持ってるって思いました。
このメンバーがきっとこれからこの世代をリードしていく。
強化練や都大会、そして次のステージの全国大会で再び出会える事を願って。