咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

ストークアンドレイ・・・世代初の重賞制覇

2012-07-17 22:54:45 | スポーツ
 一昨日の「函館記念」、イチオシのマイネルスターリーが3コーナー手前から大外をマクルように一気に上がり早めに動いた。そのためか、最後の直線では、脚が上がってしまった・・・残念。相手筆頭に上げていたトランスワープが、馬群を割って末脚を爆発させ、先頭で逃げ込みをはかるミッキーパンプキンを交わしてゴールイン。

 大外から軽量のイケトップガンが2着に突っ込み、3着には早め先頭のミッキーパンプキン・・・。4番人気のトランスワープの勝ち時計は2分00秒4(良)。

 マイネルスターリーは、掲示板を外す6着に入線、それにしても今年も高齢馬が、波乱を演出。なお、巴賞の優勝馬は今年もダメ、その代り下位組がやはり絡んだ。

 ところで、14日(土)2歳馬初の重賞レース「函館2歳S」が行われ、重賞1番乗りにストークアンドレイが輝いた・・・やったね。同馬はメイクデビュー函館を最初に優勝。そして、函館最終週の重賞レースを世代初制覇とは、実力と幸運を兼ね揃えた競走馬かも知れない。

 1枠1番のストークアンドレイは、前走が強い勝ち方のためか3番人気に支持されていた。1番人気は同枠2番のアットウィル、全姉ファインチョイスが昨年の覇者でもあり、姉弟制覇が掛かっていた。

 ゲートが開いた。ストークアンドレイは反応よくいいスタートを切るが、アットウィルはタイミングが合わなかったのか一完歩出遅れたしまった。内から4番のトルークマクトが先手を主張、中から5枠の2頭エターナルムーンとディアセルヴィスが2、3番手に、2番人気の11番ティーハーフも早めに前に詰めいい感じで追走。

 3、4コーナーに向くと終始中団後方にいたストークアンドレイは、馬群の中に突っ込みうまく外に出して徐々に上がっていった。同馬の直後に上がったアットウィルは内にコースをとっている。

 馬群が4コーナーから直線に向くとティーハーフが先頭に躍りでるが、トルークマクトが渋太く食い下がっている。直線半ばからストークアンドレイが鋭く伸びるが、同馬に馬体を併せるかのようにコスモシルバードも伸びてくる・・・。

 ゴール手前、逃げ込みをはかるティーハーフを捉えたストークアンドレイがそのまま一気にゴールに飛び込み、コスモシルバードが続いた。3番手には早めに動いたティーハーフ。

 一方、1番人気のアットウィルは内に突っ込んだことで、最後の直線で前が塞がり急遽外に出して追いだすも・・・万事休す。同馬の上がりは、35秒7と1、2着馬と同タイムのメンバー最速タイの時計を叩いているだけに・・・出遅れと、コース取りの違いでストークアンドレイとは明暗を分けた。

 なお、ストークアンドレイの勝ちタイムは、1分10秒4(良)。

 「“他の馬に負けない”という、闘争心が強いところがいいですね。最内枠でしたが、うまくさばけました」とは、会心の勝利となった川島信二騎手のコメント。同騎手は、約7年9ヶ月ぶりの重賞制覇であったらしい。

 ストークアンドレイは、当方のPOG`12指名馬の1頭、今後も順調に成長してほしいところである。(夫)


(世代初の重賞制覇・・・ストークアンドレイ)

参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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