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去る1日(金)以来の志村けんさんの登場。
朝ドラ「エール」に役者として出演の“けん”さん。
最良の出番、最高の演技、思わず眼がしらも熱くなる。
惜しい、実に惜しい。
役者としてのドラマ出演、その役柄は『日本を代表する西洋音楽の作曲家』、『日本作曲界の重鎮』の小山田耕三(山田耕筰がモデル)である。
主人公・古山裕一(窪田正孝)の作曲家としての優れた才能を見出し、コロンブスレコードに契約を働きかける。
天才的な作曲家・古関裕而をモデルとした今回の朝ドラ、珍しく毎朝見入っている。
昨日のドラマ展開、家業と家族の幸せのため、音楽の道を閉ざし結婚を考えていた関内音(二階堂ふみ)とも別れようとしていた。
その音は、福島まで出向き裕一を音楽の道へ戻すよう懸命になる。
裕一の作曲家としての才能を説き、レコード会社との契約にこぎ着けようと懸命に動くも万策尽きかけていた。
物語の後段、まさにその時、ここぞとばかりに志村けんさんの小山田耕三が再登場。
コロンブスレコードのプロデューサー廿日市誉(古田新太)を呼びつけ、裕一をコロンブスと契約するよう強い口調で諭す・・・。
志村けんさん、コメディアンをあちらに置いといて、一人の脂ののった役者としての演技。
憎い、実に憎い・・・新型コロナウイルス感染症。
3月29日に逝去。
その日まで、あっという間の出来事だったらしい。
撮りだめた映像もまだ、まだあるらしいが、新たな撮影ができないこと。
とても、残念に思う。
昨夕までの2時間、NHKにて「となりのシムラ」の再放送が、追悼番組として行われていた。
思わず笑ってしまいながら、ある、あるそんなこととコントの世界に引き込まれてしまった。
実に惜しい方が逝ってしまったと、改めて思った。(咲・夫)

(出典:NHK公式HP 小山田耕三の志村けんさん)
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