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前日からの雨のため馬場の回復どころか、さらに悪化した不良馬場の中京競馬場。
最悪の条件下となったG1レース「高松宮記念」、最後の直線早め先頭に躍り出た13番ファストフォースを外から追い出して、交わすかと思えた15番ナムラクレアの脚いろ。
ところが、ファストフォースの鞍上・団野大成騎手の叱咤激励に応えるかのように再び伸びて、1馬身差突き放し歓喜のゴールイン。
雨降り止まない中京競馬場。
メインレースがスタートする際も小雨煙る状態だったらしい。
ゲートインを嫌がる5番メイケイエールの映像が映し出されている。
極悪馬場で走りたくないのか、一瞬そのようにも思われた。
スタートした。
ナムラクレアも好スタートで外目の中団あたりから追走。
12番アグリもスタートを決めて先行策。
5番メイケイエールも馬群の中5番手からの追走。
勝ったファストフォースは、中団のやや前あたりからの競馬。
4コーナーから直線へ、逃げる3番キルロード、番手の4番ダディーズビビッドらが苦しくなったか、馬群が横に大きく広がってきた。
直線を向くと、早めにアグリが先頭へ躍り出た。
これはいいね・・・。
ところが、残り200手前でファストフォースが一気に伸びて、アグリなどを交わし先頭へ。
外からエンジンの掛かったナムラクレアが追い出して、ファストフォースを交わすかと思われた。
が、ファストフォースが鞍上の追いに応えて突き放しに掛かった。
そして、そのままナムラクレアを1馬身抑えてゴールイン。
惜しいかな、ナムラクレアは前走と真逆にファストフォースに抑え込まれ2着となった。
もっと、素直にシルクロード2着馬(渋太く追ってナムラクレアを苦しめていた)もピックアップすべきだった。(涙)
後方から追い込んできた昨年の覇者、6番ナランフレグは0秒3差4着と掲示板に載った。
1番人気5番メイケイエールをはじめ、3番人気以下の上位馬はこの極悪馬場に泣かされて、掲示板にも載れなかった。
因みに勝利した団野大成騎手と西村真幸師共にG1レース初制覇とのこと。
最悪の条件下の記憶に残る高松宮記念となった。(夫)

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