咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

不可思議な話・・・

2012-04-11 14:36:10 | 日記
 北朝鮮が「人工衛星」打ち上げと称して長距離弾道ミサイルを打ち上げようとしているが、8日午後、同国北西部東倉里の「西海衛星発射場」に外国メディアなどを招き長距離弾道ミサイルと搭載する衛星を披露したとのニュースが流れていた。

 新聞各紙では、9日(月)が新聞休刊日であったことで、10日(火)の各紙にこれら一連の記事がトップニュースで掲載されていた。長距離弾道ミサイルと思われるロケット、搭載予定との地球観測衛星の二つの写真が大々的に掲載されており、各メディアはこぞってその疑わしき衛星に関する専門家のコメントを掲載している。

 また、各TVにおいても観測衛星の専門家や北朝鮮問題に詳しい専門家のコメントも報道されているが、一律に余りにも搭載される衛星が小さくて機能をなさないと論じている。また、公開された管制施設も人数も少なく設備も不十分でダミーの可能性があるとのこと。

 当の北朝鮮は、「平和的な宇宙開発のため」との主張を崩さず、主要国(G8)の発射自制の声などどこ吹く風のようである・・・全くもって困った国である。

 ところで、あの衛星を説明している技術者の写真を見て、何とも不可思議に思えたことがある。張りぼてとおぼしき衛星を説明するかのように拡声器を肩からぶら下げている写真にはビックリである。

 管制施設であれば、マイク設備くらいは当然あるものと思われるのが普通であろうが、そのような設備もなくて拡声器で説明とは・・・正にこの衛星は張りぼてのダミーですよと知らしめているようにも受け取れる。
 この1枚の写真からも受け止められるから不可思議でいい加減な国である。

 ところで、我が国の食品中の放射性物質の新たな基準値が厚労省の方から発表され、この4月1日から施行されたとのこと。巷では、その基準値をさらに下回ることを願って異常なまでに神経をすり減らしながら、放射性物質を測定する組織や個人集団が報道されている。

 公的機関などが発表したデータが信用できないのか、独自の方法で測定し自己満足する集団も多いらしい。果たしてそこまで神経をすり減らすことなのであろうかと不可思議に思ってしまう。

 昨年の原発事故以来、放射性物質の脅威について、余りにも極端なほどに受け止められているから「被災地のがれきの処理」を受け入れる地域がないのも頷ける・・・これは、異常なことと云わざるを得ない。また、メディアが過剰なまでに報道することに多くの国民が躍らされている。

 今回の食品中の規制値は、極めて厳しい低レベルに抑えてある基準と思われるが、そのような放射性物質のレベルよりも農作物に使用されている残留農薬の安全性に目を向けた方が賢明かと思われるが・・・どうであろうか。

 最近もある道の駅にて、ハウス栽培の美味しそうなイチゴを購入したが、後日その地域のイチゴ栽培農家では出荷前に大量の農薬を使っているから、注意した方がいいよとの情報を得た・・・その地域の方からの話。

 また、農家の方がよく口にすることは、JAなどに出荷するものは農薬をタップリ使うが、自前の農作物にはあまり使わないからとお裾分けを頂くことがある。

 それでも、大量の水で洗えば残留農薬の大部分は流れるとのことらしい・・・が。

 日本の農家でこうであるから、外国から遠路輸入される農産物には相当量の農薬が使用されていることであろうから、放射性物質に神経をとがらせる人たちも、これらの残留農薬を心配した方がいいと思う・・・特に我が国では使用禁止の農薬も含まれている可能性も。

 これだから、無農薬の野菜づくりが止められないとは家内の弁である。(夫)

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