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先日、NHKBSプレミアムシネマ午後の部の時代劇「狼よ落日を斬れ」が放送されていた。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
午後1時からこの映画が流されており、途中から何気なくチャンネルを併せて観ていると、「虎之助」と高橋英樹さんの役柄を呼んでいる。え、ひょっとして「杉虎之助」のことかな、半次郎(緒形拳)も出ている。
どうやら、池波正太郎著「その男」が原作になっている幕末もののように思われる。しばらく観ていると虎之助の師である池本茂兵衛(田村高広)が・・・当方が感銘を受けた「その男」に間違いない。
などと、思いながら遂に見入ってしまった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0084.gif)
後ほどNHK公式HPなどで調べると1974年制作の同映画であるから、出演者の皆さんがとても若く、生き生きとしている。さらに豪華競演であり出来栄えもなかなかの物であった。
身体の弱い主人公・杉虎之助が剣術の師である池本茂兵衛(田村高広)から、無外流に似た実戦的な剣を学び、修行に明け暮れて心身ともに鍛錬され凄腕の剣術使いとなって、幕末の多くの士(さむらい)と関わって行く。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0161.gif)
原作のイメージからすると池本茂兵衛の田村高広さん、豪快なイメージの人斬り半次郎こと中村半次郎の緒形拳さん、半次郎の情婦の法秀尼の太地喜和子さん、伊庭八郎の近藤正臣さんなどは観ていて・・・ハマっているなと思われた。特に太地喜和子さんは最高であった・・・原作のイメージにピタッときている。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0151.gif)
主人公・虎之助役の高橋英樹さんは、体つきも顔つきも豪快過ぎて当方のイメージからすると・・・む、む、む。もう少し、細面の面構えの役者さんの方が良かったと思われる。
それでも、この映画は、故・三隅研次監督渾身の一作である。高橋英樹さんと故・緒形拳さんの競演を実現させたことで、当時かなり話題になっていたとのこと。
また、同映画では、池波正太郎著「その男」と「人斬り半次郎」を原作に三隅研次監督が脚本を執ったとのことで、一方の原作「人斬り半次郎」も何度か読んでおり、想像以上にいい映画であった。冒頭の40分間を見逃したものだから、いずれBSプレミアムで再放送されるであろうからその時はじっくりと観たいと・・・。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
「茂兵衛は、左脇腹から胸もとへかけて切り割られていた。直ちに助け出し応急措置をして津国屋まで戻り、医師を呼び介抱するも・・・・助けることはできなかった。
『先生、どこのだれが、先生を、このような・・・・』
『恐ろしいほどの手練者(てだれ)であった。わしも、老いたものよ・・・・?』」
(出典:「その男」より)
杉虎之助の師であり、父とも思っている池本茂兵衛が隠密活動の最中、出くわした薩摩藩士に切り割られた後の一場面である・・・その薩摩藩士とは。
原作は勿論最高であるが、この映画の方も・・・グー
(夫)
[追 記]~あらすじ~
幕末から明治に渡る激動の時代を駆け抜けた四人の男たち、杉虎之助(高橋英樹)、中村半次郎(緒形拳)、沖田総司(西郷輝彦)、伊庭八郎(近藤正臣)。青春を剣にささげ、必死に生きた男たちと、彼らを陰で支えた女たちの物語。池波正太郎の「その男」と「人斬り半次郎」を原作に、「座頭市」の名匠・三隅研次監督が豪華キャストで描きあげた長編時代劇の名作。
〔製作〕三嶋与四治
〔監督・脚本〕三隅研次
〔原作〕池波正太郎
〔脚本〕国弘威雄
〔撮影〕小杉正雄
〔音楽〕伊福部昭
〔出演〕高橋英樹、緒形拳、近藤正臣、松坂慶子、太地喜和子、西郷輝彦 ほか
(出典:NHK公式HP 抜粋)
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午後1時からこの映画が流されており、途中から何気なくチャンネルを併せて観ていると、「虎之助」と高橋英樹さんの役柄を呼んでいる。え、ひょっとして「杉虎之助」のことかな、半次郎(緒形拳)も出ている。
どうやら、池波正太郎著「その男」が原作になっている幕末もののように思われる。しばらく観ていると虎之助の師である池本茂兵衛(田村高広)が・・・当方が感銘を受けた「その男」に間違いない。
などと、思いながら遂に見入ってしまった。
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後ほどNHK公式HPなどで調べると1974年制作の同映画であるから、出演者の皆さんがとても若く、生き生きとしている。さらに豪華競演であり出来栄えもなかなかの物であった。
身体の弱い主人公・杉虎之助が剣術の師である池本茂兵衛(田村高広)から、無外流に似た実戦的な剣を学び、修行に明け暮れて心身ともに鍛錬され凄腕の剣術使いとなって、幕末の多くの士(さむらい)と関わって行く。
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原作のイメージからすると池本茂兵衛の田村高広さん、豪快なイメージの人斬り半次郎こと中村半次郎の緒形拳さん、半次郎の情婦の法秀尼の太地喜和子さん、伊庭八郎の近藤正臣さんなどは観ていて・・・ハマっているなと思われた。特に太地喜和子さんは最高であった・・・原作のイメージにピタッときている。
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主人公・虎之助役の高橋英樹さんは、体つきも顔つきも豪快過ぎて当方のイメージからすると・・・む、む、む。もう少し、細面の面構えの役者さんの方が良かったと思われる。
それでも、この映画は、故・三隅研次監督渾身の一作である。高橋英樹さんと故・緒形拳さんの競演を実現させたことで、当時かなり話題になっていたとのこと。
また、同映画では、池波正太郎著「その男」と「人斬り半次郎」を原作に三隅研次監督が脚本を執ったとのことで、一方の原作「人斬り半次郎」も何度か読んでおり、想像以上にいい映画であった。冒頭の40分間を見逃したものだから、いずれBSプレミアムで再放送されるであろうからその時はじっくりと観たいと・・・。
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「茂兵衛は、左脇腹から胸もとへかけて切り割られていた。直ちに助け出し応急措置をして津国屋まで戻り、医師を呼び介抱するも・・・・助けることはできなかった。
『先生、どこのだれが、先生を、このような・・・・』
『恐ろしいほどの手練者(てだれ)であった。わしも、老いたものよ・・・・?』」
(出典:「その男」より)
杉虎之助の師であり、父とも思っている池本茂兵衛が隠密活動の最中、出くわした薩摩藩士に切り割られた後の一場面である・・・その薩摩藩士とは。
原作は勿論最高であるが、この映画の方も・・・グー
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[追 記]~あらすじ~
幕末から明治に渡る激動の時代を駆け抜けた四人の男たち、杉虎之助(高橋英樹)、中村半次郎(緒形拳)、沖田総司(西郷輝彦)、伊庭八郎(近藤正臣)。青春を剣にささげ、必死に生きた男たちと、彼らを陰で支えた女たちの物語。池波正太郎の「その男」と「人斬り半次郎」を原作に、「座頭市」の名匠・三隅研次監督が豪華キャストで描きあげた長編時代劇の名作。
〔製作〕三嶋与四治
〔監督・脚本〕三隅研次
〔原作〕池波正太郎
〔脚本〕国弘威雄
〔撮影〕小杉正雄
〔音楽〕伊福部昭
〔出演〕高橋英樹、緒形拳、近藤正臣、松坂慶子、太地喜和子、西郷輝彦 ほか
(出典:NHK公式HP 抜粋)
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