咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

放馬のハプニング・・・スプリンターズS

2011-10-03 22:28:28 | スポーツ
 久々にG1のファンファーレが鳴り響いた中山競馬場、ゲート入りを少々手こずっていた1番枠のラッキーナインがやっと入って、偶数馬番の競争馬たちがゲートに入りつつあったその時、13番枠に入っていたビービーガルダンがゲートをこじ開けて、放馬するハプニングが起こった。しかも、大観衆の中コースを3周するオマケつきで、13分後にやっと仕切り直しのファンファーレ・・・。
 なお、このあおりで落馬した佐藤哲三騎手(41)は左肋骨(ろっこつ)を骨折したとの報道。

 今度は、一斉にスタートを切ったが、ちょっとカレンチャンのタイミングが合わなかったとのこと。予告通りヘッドライナーが、先手を主張し内からパドトロワ、好スタートを切ったエーシンヴァーゴウは不利な外枠からスーッと先団につけて4、5番手から追走。

 超1番人気のロケットマンは、先手を主張するかと思ったが、内に閉じ込められるような形で4番手から3番手を追走、当方の追っかけ馬のフィフスペトルは、スタート直後いい位置につけたが、向正面で下がってきたエーシンリジルのあおりで少し下げたことで、終始窮屈そうな6、7番手あたりを追走していた。

 早い流れの中を馬群はゴチャ付きながら3コーナーから4コーナーへ、そして馬群はギュッと凝縮しながら直線に向いた・・・当方は終始青い帽子のフィフスペトルを追っている。

 ギアチェンジして最後の直線に向かうところを、フィフスペトルは前のロケットマンなどで塞がってしまった。そして、立て直して外に出そうとすると大外からきたグリーンバーディーに寄られたことで万事休す・・・それでも前の空いたところを追いこんだが0秒5差の6着が精一杯だった。

 レースの方は、終始6番手あたりを追走し、4コーナーから直線に向くと外から一気に追い上げてきたカレンチャンが、最後の直線も脚いろが衰えることもなく逃げ込みを図るパドトロワ、エーシンヴァーゴウなどを交したところがゴールだった。

 1番人気のロケットマンは、最後の直線でも爆発することもなく4着に終わってしまった・・・日本勢にうまく封じ込まれた。また、最内枠のラッキーナインは、最後の直線で前が詰まってブレーキを掛けるなど運がなかったようだ。

 快速ロケットマンの黄金の脚が見たかったが・・・不発に終わった。(夫)


[追 記1]
1着 カレンチャン(池添騎手)
 「1回目のゲート入りの時は気合乗りも良かったのですが、待たされて2回目は馬が落ち着いてしまい、ゲートで遅れてしまいました。4コーナーでは手応え十分。追い出したらしっかり伸びてくれました。強かったです。今年初めて重賞を勝って、スプリンターの頂点に登りつめることが出来ました」

2着 パドトロワ(安藤勝騎手)
 「歩様も良くなり、具合がとても良くなっていました。返し馬でもスムースな動きをしていました。内枠でしたし、流れに逆らわずに行きましたが、最後までバッタリと来ない馬です」

3着 エーシンヴァーゴウ(福永騎手)
 「G1なので勝負に行きました。うまくいったと思ったのですが、勝った馬は強かったです。この馬も力はつけてきています」

4着 ロケットマン(コーツィー騎手)
 「レース前の放馬によるスタートの遅れは関係ありません。馬も非常に落ち着いていましたし、スタートも良かったです。楽しみにしてくれていた日本のファンに、ロケットマンの本来の力をお見せ出来なくて非常に残念です。勝負どころでのいつもの力強い伸びがありませんでした」
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)


[追 記2]
 阪神メイン「ポートアイランドS」は、最後の直線で前が詰まったが怯むことなく馬群をこじ開けたショウリュウムーンが、力強く抜け出して、大外から追い込んできたロードバリオスを抑えてゴールに飛び込んだ・・・ブログ予想的中。

 さすがである・・・岩田康誠騎手の華麗な手綱さばき。



参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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