西郷真央が今季5戦3勝、凄い勢いですね。
昨シーズンはあれほど勝てそうで勝てなかったのに今期はアッという間に3勝。
3勝・4勝してもおかしくないくらいの実力はあったのです、でも昨シーズンは勝てなかった。
多分本人にも昨シーズンとどこが変わったから今は優勝できている、と言う答えは無いと思う。
勿論体力的にも技術的にもしっかり練習していることは間違いないけど、それだけで100名以上が参加する大会で優勝するというのは至難の業で、そのほかの”何かの要因”があると私は思っています。
優勝する人の持っている何か、多分そんなものがあると最近は確信しています。
でもそれが何時までもその人にあるとは限らないのでそこが勝負の面白い所でもあるのでは?
その”優勝する人の持っている何か”と同じようなものがプレーする時は何時も作用しているのでは?とも思っています。
例えば今回の米女子ツアー今季メジャー初戦となる「シェブロン選手権」での渋野選手のスコアー。
1日目:69 、2日目 66でトップへ。
ところが3日目77で大きく後退、最終日はまた66で4位タイへ。
同じ選手が1日で10打以上の差が出るようなゴルフになってしまう、これなんかも単に技術の問題だけではないような気がします。
自分でもコントロールしようのない状態になってしまっている気がします。
それでも何度も何度も優勝する人は”その何かをコントロールできる”、または”自分をコントロールしてその状態にできる”そんな人ではないかと思っています。
そんな目で試合を見ていると今”その何か”を誰が持っているのか、誰から誰に移ってしまったのかを考えるのも面白いと思います。
ちなみにこれは私のようなアベレージゴルファーにも当てはまることだと思います。
前半良かったのに後半悪かったり、前回は良かったのに今回は全くダメ、とか。
と言うより我々の大きくぶれるのは単なる技術の無さが一番の原因ですね。
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