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2019 バンディオンセ KSL 第3節 vs関大FC2008 戦 結末は劇的だったよ

2019-06-03 23:50:25 | 関西サッカーリーグ
前節のSt.Andrew戦を4-0で勝ち、天皇杯での対関学戦の完敗の溜飲を少し下げれる事になったバンディ。
が、課題は山積している中、今節の関大FC2008戦はどのように闘うのか?



スタ面子は
GK:水野
DF:(右)赤谷、(左)伏木、俊太、翔生
MF:(右)圭斗、(左)大地、原ちゃん、ノム、江坂
FW:村井

控えには、怪我の選手を除き、沖野、沖山、小見、高瀬、ナカバヤシといったスタメンクラスに加え、我らが鈴木“新婚さん”玲央と、圭佑が復帰。

このベンチから出てくる選手の厚みが、ロスタイムまでバンディスタ総員の希望となる。

前半は完全にバンディペース。
圭斗のクロスを村井が頭で合わせ先制し、その後も攻め立てるが、追加点は取れず。
春先より決定機までの形の幅は有るのだが、やはり最後で防がれる構図は変わらず。
1-0で折り返す。

後半も最初はペースを握ったかに見えたが、上手い具合に間合いを取り、獲ったら素早く前線に繋いでくる相手に徐々に膠着状態に陥る。
そんな最中、ボールを中盤で失ってから、些か各ポジションの間隔が空いてきた中、上手くカウンターをされ、見事なロングシュートを食らい、同点に。
崩された感は無いだけに、いやはや痛い失点だった。

さてその後も比較的バンディペースで進めるものの、後半31分江坂が退場処分を受ける…。
スタンドからはいきなりレッドカードを提示されるっうシチュエーションだったから、バンディスタのザワザワ感半端なく😞。

開幕から攻守に亘りチームをけん引してきた江坂の退場で、どうなるのか。
第三者ならば大変興味深い展開なのだろうが、どんな厳しい状況でも、ホームゲームだけに、無様な内容では終われない。
高瀬・ナカバヤシ・小見と攻めて勝つ事を前提に交代選手が送り込まれ、前掛かりに攻め込むものの、相手左サイドからの抜け出しからのセンタリングを防ごうとした翔生の頭にあたり、無情にもゴールへ。
時間は43分。しかも10人。

スタンドの観客が下を向きかけ、相手の勝ちが充分見えてきた中、フィールドのプレイヤーにスイッチが入った。
昨年の地域CL最終戦で観たバンディオンセのように、誰一人下を向いて無かった。
その姿にもう一度バンディスタは前を向けた。
前を向いたサポーターに、選手は応えた。

先ず92分。交代で入ってから右サイドを力強く攻めていた高瀬の突破からFKを獲得。
圭斗のキックを俊太が頭で合わせ、ポストの跳ね返りを高瀬が押し込み、同点に。

そして95分。互いに前掛かりになったラストワンプレーで、守り切った後に素早くGK水野が、圭斗にスローで供給。中央を攻め上がり、ドリブルで切り裂き、右サイドの高瀬へ。
しっかりサイドを抉り、センタリング。
小見のオフザボールの動きを活かし、ナカバヤシがヘディング一閃で、3-2。
程なくホイッスルが吹かれ、再逆転勝利を掴んだ。

まあ選手はよく頑張った。10人になってからの各人の奮闘は、観る者の心を掴んだし。

が、今年はペースを握り、もう一押し出来る時に、押し込めない。
昨年に比べ、様々な形で攻守に凹凸があるものの、総力賭けて挑んでやろうという感が、薄くなっているかな、と思う事もある。

そんな中の劇的勝利。内容はともかく、昨年幾度と観た総員で闘うバンディオンセの姿を垣間見た気がしている。
そして其処に、昨年には無かった選手層の厚さに選手個々の能力の高さ、二の矢・三の矢が充分な武器として機能し、土壇場で勝負事を優位に引き戻せる事が加われば、この日岡山決戦も充分闘えるのではないだろうか。

バンディオンセを見続けて15年目になるが、改めてサッカーという競技の凄まじさを再認識させられました。

皆で次に繋げた劇的な勝利。
日岡山決戦第一ラウンドも、総員全力で挑みましょう。

皆様、お疲れ様でした。

追伸:横断幕用の紐の提供、お茶の差し入れを頂いた方々。有難うございました。