坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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ルノワールの時代 名古屋ボストン美術館 ②

2016-08-08 | 美術館

パンフレットの表紙にもなっているルノワールの『ブージヴァルのダンス』

見たかった作品の一つです。
流行のドレスの女性と農夫の絵 
3部作のうちの一点、これがボストン美術館にあるとは知りませんでした。

二点はオルセー美術館で見ています。
絵の大きさと踊っている一瞬を切り取ったような表情と服の揺らぎに感動しました。
その時の図録が手元にあります。


今回 踊る後ろでビールを飲み、地面にはタバコの吸い殻も落ちている様子に のどかさを感じます。
オルセー美術館の二点『田舎のダンス』『都会のダンス』には タバコのポイ捨て はありません。
床面がスッキリすると空間全体がスッキリします。

この日お会いしたこの女性、・・・左下、床に落ちたミニブーケのようなブローチでしょうか、ダンスよりもこちらに目線があります。近づいて視線の先をよく見ました。踊る相手より気になっているのはこちらのようです。

そして私が気になることは・・・それにしても 何故この絵だけが アメリカへ渡った?

*私のセミナーでも、『床面に物が無いと スッキリ見えます』と、お話をしています。この絵で再確認です。

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