坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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ART NAGOYA 2015

2015-08-02 | アート
ウエスティンナゴヤキャッスルホテルで アート名古屋 が開催されました。

7/31は、アートライフスタイリストとして、お話を伺ってきました。

ゲストは ちょうど翌日に同ホテルで、コレクションを発表される桂由美さんです。


ウエディングという言葉を日本で使われたのは 桂さん。
marriageは契約のニュアンス、花嫁に主眼を置いたドレスを作りたいということで、
言葉を選ばれたというお話。
依頼を受けてドレスをデザインするときは、式場の場所、広さ、招待する人数など様々な
条件を考えて、ご意向を汲みながらも よりよいものを作っていく。
・・・お話を聞きながら、インテリアの仕事と同じ。提案を仕事とする原点を忘れないように、
流されないように あらためて 思います。

ショーで発表する物も、特徴があり主張するものと、実際に着てみたいと思うものの両方が必要、
どちらか一方では、見て終わる、又は、夢がない、ということになるので、両方。

生地を見る目、それを織る織機の事までお話がありました。
私もカーテン生地の国産、輸入品両方提案しているので、それぞれの良さ、わかりやすかったです。

よりよいものを提案しようと思えば あらゆる方向に求めていくものがあります。
非常に参考になります。
握手をしていただいた手に力強いものを感じました。

8/2は 9階の客室が展示会場になっていて、順番に伺いました。





数千円のものからあり、やはり いいなと思うものから売れていきます。
敷居を高く思うギャラリーも こういう機会でしたら、気軽に入れますので、最初の一歩とか、
ちょっと 買い足しというのには 良いと思います。

通常は数10万からの展示をしているところでも、ここには手頃価格のものを持って来ています。
若い作家さんのものを発表する場としても 良い方法と思います。

客室の壁を使うことで リアルに設置がわかり、またベッドの上まで並べているところもあるので、
より、アートを身近に感じることができます。

これから こういう催しは全国であると思いますので、
ポスターや印刷ではなく 是非 『本物』も手にしてください。



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