坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

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黄金伝説展

2016-05-27 | 美術館
国立西洋美術館で開催されていました『THE GOLDEN LEGEND』愛知県美術館で H28. 5月29日まで開催です。


こちらのチラシは 愛知県美術館所有のクリムト(人生は戦いなり:黄金の騎士)です。

6000年前の 金の装飾品から始まり、2000年前が最近に感じるぐらい圧倒されます。

ブルガリアは普段の生活の中、ヨーグルトでなんとなく親しみを感じているけど、トルコのお向かいでギリシャの北隣。音声ガイドの音楽も中近東あたりのエキゾティックさがあります。

7ミリ粒ぐらいの大きさに、ライオン・猿・牛の顔と識別できる細工があるのは、どんな人が作ったのでしょうか。
リュトンの説明に『ワインを入れて飲む』とあります。ジョッキぐらいの大きさはあります。
上手に飲まないと顔に浴びそうなぐらいの大きさです。残念ながらケースの中ですが、ゴールドの重み、持ってみたい気がします。


やはり、地位の高い人、権力のある人が身に纏うのもゴールド。
おびただしい数(234点)の展示です。ヴァチカン美術館からもあります。かなりの博物館、美術館から到来。
今はそれぞれの場所で大切にされているのでしょう。
イヤリングも多く、エジプトへの影響もあることを考えれば解説に男女は書いてありませんが、大きさから推測し、男性が付けていたと思うものもあります。現代も、小振りのピアスを付ける男性はいますが、当時の人が見たらどう感じるのでしょうか。
身を飾ることが手軽になった今でも GOLDの価値は高い。


金の鉱脈を含んだ岩を見つけ、採掘し、純度を上げる・これは今風に言えば 工業。
塊を、平にしたり、粒にしたり、色石を付けたり、細工をする、これは工芸。
これをさせることが出来る人って、どれだけの財力?半端じゃないことは確かです。


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