紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

お相撲さんに熱愛中

2006-03-19 23:41:36 | ファミリー
 もうすぐ高3になるTくんは、2ヶ月前に済んだ誕生日の遅いプレゼントとして、「大阪春場所チケット(椅子席)」をお父さんに買ってもらった。彼は本日の「栃東関」の勝利を真剣に祈りつつ、大阪府立体育館に向かった。

 もちろん、家族一同も「栃東関」の勝利を真剣に祈る。結果いかんによって、Tくんのご機嫌が天国か地獄かにくっきりと分かれるからだ。彼にグレーゾーンは存在しない。わかりやすいといえば、これほどわかりやすいこともない。でも振り巾、大きすぎ。

 「春場所」のテレビ中継を、それぞれの場所で同じ思いで見まもる家族。
お父さんはTくんのご機嫌が最低にならないために、ひたすら「勝ってくれ~」と手に汗握る。私は仕事帰りのカーラジオで、同じくはらはらしながら結果を聞く。そしておばあちゃんは「(孫が)テレビに映ってへんかな~♪」と、目を見開いて客席を真剣にみていたらしい(当然、相撲はほとんど見ていない)。

 長い勝負の結果からくも勝利を掴んだ「栃東関」。Tくんは「僕の応援の勝利やで。周りが引くくらい応援したもん」。・・・どんな応援や~(汗)。しかし、なにはともあれ、よかったよかった。これでなごやかな夜のひとときを約束された。

 Tくんは友達と一緒に出かけたのだが、所用で友達は先に帰宅してしまったらしい。前回、枡席に呼んでいただき焼き鳥をごちそうになったおじさん(栃東関の後援会員の人らしい)と、今回も連絡を取り合ってお会いする事になっていたので、「ちゃんとお礼をしなさい」と言い含めておいた。

 彼がお礼の品を渡すと、おじさんはとても喜んでくださったらしい。勝利のお祝いを兼ねて共に食事をしたようだが、大阪府の青少年健全育成条例がきびしくなったので、気を遣っていただき、早々に帰していただいたとのこと。「今回はもちろん自分で(食事代)出したしな」

 幼児の頃から今に至るまで、ほんとに彼は大人受けが抜群にいい。不思議なくらい。本人曰く「面接だけは自信あるねん」。

 いつかは「面接」といえる日がきてほしいものである。


 

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