紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

12月にはBACHを

2008-12-15 08:32:37 | 音楽
 12月になるとラジオからはクリスマスソングが流れ出すが、同時にクラシックのフィールドではバロック音楽の比重が高くなる。クリスマスアドベントの期間だからであろう。心の垢を洗い流すような、清冽な音楽を1ヶ月も聴けば、クリスマス当日くらいには、きっと善良な老若男女と化し、間違っても「サタンが街にやって来る」などと口走ったりはしないだろう。

 バロックといえば、バッハ。シュバイツァーも神谷美恵子もバッハのファンだった。バッハを毎日聴けば(弾けば)、清らかな人間になれるのかもしれない。私の場合、清らかになるには、浸かり方が浅いが(しかもピアノも弾けない)、たしかに心穏やかになれる音楽である。

とはいえラジオから流れて来る曲を、なんとなく聞いている程度のクラシック聴きなので、曲名を正確に言えないし、どんな曲があるのかも把握していない。非常にアバウトである。バッハで何が好きかといえば、無伴奏チェロと『ゴールドベルク変奏曲』は無条件に、というくらいしか、はっきりしたことは言えない。

 そういえば『ゴールドベルク変奏曲』は、とある貴族がバッハの自宅に立ち寄って「不眠症なので、眠りにつける曲を」と依頼したことによって作曲されたらしい。眠れなくて困っている方がいらっしゃったら、一度お試しされたらどうでしょうか? 
 でも、グレン・グールドの演奏はセロニアス・モンクのように個性的だから、つい耳を傾けてしまって、かえって目が冴えちゃうかも。

 追記:今日の記事はaskaさんのブログ記事にインスパイアされたものです。

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