紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

プロ教師からのご指南

2008-10-31 23:51:43 | 学校
 ハロウィンの仮装で燃えたのは、子どもが小学生の中学年までである。6年生くらいになると、クールに「そんなお子様な行事には参加しません」みたいな感じになり、あんなに「お菓子がもらえる!」と喜んでいたのが、嘘のようにひっそりと、おとなしいハロウィンを過ごす事になって数年が経つ。

 では、中学生の子どもにどう接したらいいのか。Kちゃんの担任のH先生は、春の参観の後の懇談会で、新聞のテレビ欄に載っていたテレビドラマ(NHKのドラマ『フルスイング』)の紹介をコピーして配布してくださった。ドラマの熱血先生曰く『ちいさな口と大きな耳を持つことですわ』。

 H先生は「えてしてワタシなんかも逆に、『おおきな口とちいさな耳』になってしまって、子どもたちにガミガミ叱るばかりで、子どもの言う事はあまり聞いてなかったりするんですよね。自戒をこめて、この言葉を配布させていただきました」・・・なるほど。

 またTくんが高3のときの担任の先生は、私が「受験生の子どもに親がするべきことって、なんですか?」とストレートに聞いたところ、すかさずきっぱりと「『勉強しなさい』と決して言わないでください」。

 これはさすがの私にも、なかなかな苦行だった。たぶんあまりの受験プレッシャーから、年末にテレビをみてはしゃいでいたTくんを目の端にしながら、何度となく「べ」の音を飲み込んだ。あれだけ勉強する姿を見なかったのに、浪人する事なく大学生になれたのは、O先生のアドバイスと、それから私の忍耐力も寄与しているはずなのである。

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